TRONの使い道と将来性について徹底検証

TRONの将来性を徹底検証

TRON(トロン)の概要

通貨名称 TRON
最大発行数 1000億枚
公開日 2017年8月28日
公式サイト https://tron.network/en.html
ホワイトペーパー https://tron.network/en.html#book

トロンの特徴や目指しているもの

TRON(トロン)はクリエイターが音楽、動画、イラスト、写真など、ありとあらゆる分野のコンテンツを気軽に公開でき、なおかつ利用者から直接対価を受け取れるプラットフォームです。

従来の作品発表プラットフォームとは違い、分散型ストレージ技術という独自の技術(後述)を用いているため、中央となるサーバーを用意する必要がないのが最大の特徴です。中国発の仮想通貨ではありますが、ICOではその将来性からわずか30分で完売し、公開からわずか半年で時価総額ランキングトップ20に入り込むなど、順調に成長しています。

トロンは「釣り動画」や「安すぎる依頼」をなくす?

現状でも、クリエイターが作品を発表できるプラットフォームはいくつかありますが、その仕組みには大きな問題点があります。

たとえば、Youtubeの場合、動画投稿者の収入源は広告収入です。広告収入は動画が再生されたり、クリックされたりするたびに発生します。この仕組みの元では、サムネイルとタイトルだけが作りこまれていて、肝心の内容はスカスカの「釣り動画」が生まれてしまいます。

Youtubeで「話題のテーマについて、既存の記事を音声読み上げソフトに読ませただけの動画」を見たことがある方は少なくないかと思います。あのような動画が増えることは、視聴者にとっても、内容まで考えて真面目に動画を作っている動画投稿者にとっても、Youtube運営にとっても好ましいことではありません。

また、クリエイターの中には、クライアントに不当にその技術力を安く買い叩かれている人も少なくありません。イラストや写真は誰にでも作成できるものではなく、本来もっと高値で取引されてしかるべきものなのですが、勘違いしたクライアントと、その指図を聞かざるを得ないクリエイターの力関係は、一向に解消される気配がありません。TRONはこのような現状の問題点を解決する可能性を秘めています。

TRONではコンテンツの投稿者に対して、直接仮想通貨を払うことができます。仕組みとしては大道芸人に対する投げ銭に近いですね。ただしトロンは国や地域、人種などをまったく問わず、世界中の人から投げ銭が集められるという点ではるかに優れています。

この仕組みが正常に作動すれば、釣り動画のような対価を払う価値のないコンテンツは自動的に消えていきます。TRONの発達によって、既存のYoutubeなどにもいい影響を与える可能性があるのです。

また、クリエイターが十分な対価を払わないクライアントに従う必要もなくなるため、今までクリエイターの労力を買い叩いてきたクライアントも淘汰されます。

TRONは「みんなのコンピュータにデータを保存する」

動画や画像などのコンテンツを公開するためにはコンピュータの容量が必要です。YoutubeやPixivなどの場合は、運営がコンテンツを管理していますが、トロンの場合はブロックチェーン上でコンテンツを管理しています。

ブロックチェーン上のデータは、ネットワーク参加者のコンピュータに分散保存されます。これを分散型ストレージ技術といいます。中央サーバーで管理されるわけではないので、ハッキングや改ざん、あるいはサーバーダウンなどのリスクが極めて少ない(もしくはない)のが大きな特徴です。

クリエイターがトークンを作れる!?

TRONを使えば、将来的にはクリエイターも自由にトークンを発行できるようになります。トークンとは簡単に言えば、既存のブロックチェーンを活用した仮想通貨です。よくわからないという場合は、単に仮想通貨という理解だけでもOKです。独自のトークンは自分独自のサービスに利用できる通貨として使えます。

TRONに出資している企業一覧

TRONには世界最大のマイニング企業「Bitmain」のジハン・ウー氏が出資しています。開発は非営利団体のトロンネットワークが担っています。

筆者が考えるTRONの今後の将来性

TRONの将来性は非常に有望と考えています。もちろん理念自体も優秀なのですが、それ以上に今後の将来の予定がはっきりしており、理念を形にするための動きが見られるのが大きいです。すでに利用者数が1000万人もいる音楽ストリーミングサービス「Peiwo」に導入されたり、超大手ネット通販のアリババと提携したりと、トロンを流通させるための土台作りも進んでいます。

ちなみに、トロンのロードマップは以下の6段階に分かれています。現段階はまだ1段階目で、最後にたどり着くまでにはまだ時間がかかりそうですが、将来性が豊かことにはかわりありません。

Exodus(2017年8月~2018年12月) 信頼性の高い分散型ストレージの土台を作り、コンテンツがアップロードできるようにする
odyssey(2019年1月〜2020年6月) コンテンツ提供者が、適切な利益をもらえるようにする
Great Voyage(2020年7月〜2021年7月) コンテンツ提供者の所得の計算、サポーターの管理などの問題を解決する
APOLLO(2021年8月〜2023年3月) 独自トークン発行機能を搭載する
Star Trek(2023年4月〜2025年9月) オンラインゲームプラットフォームの構築を可能にする
Eternity(未定) ゲームを設計し、それに投資家が投資できるようにする

トロンが日本に上場する可能性

上場の可能性は十分あります。というのも、トロンの創業者であるジャスティン・サン氏が、2017年12月に、ツイッター上で「日本を訪問し、日本の取引所やパートナー企業との会合をする」と発言しているからです。まさかこれが単なる日本旅行ということではないでしょうし、現時点ですでに取引所に対する根回しが行われているのかもしれません。

扱いが危惧される匿名通貨というわけでもないですし、なによりも大義があるため、金融庁の審査に引っかかるようなこともないでしょう。とはいえまだ確定していない以上、めったなことはいえませんが……。

TRONが購入できる海外の取引所一覧

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