モバイル決済のためのTEL!使い方や今後の将来性はどうなのか徹底調査

モバイル決済のTEL!使い方や将来性を徹底調査

TELの概要

通貨名称 TEL(Telcoin)
最大発行数 1000億枚
公開日 2018年1月
公式サイト https://www.telco.in/
ホワイトペーパー https://www.telco.in/docs/whitepaper.pdf

TELの特徴や目指しているもの

TEL(テルコイン)は、Telcoin社によって開発された、モバイル決済のための仮想通貨です。モバイル端末とインターネット環境さえあれば、銀行口座がなくてもTelcoinのアプリで簡単に個人間送金やネットショッピングができます。Telcoinは数多くの通信事業者と提携しています。

現状、5000億ドル規模と言われている海外送金市場においてモバイル決済が占める割合は1%に過ぎませんが、Telcoinはそうした市場絵図を大きく変える可能性を秘めています。

なぜ仮想通貨決済は普及しないのか?

現状、仮想通貨による決済は十分に普及しているとは言えません。一番時価総額が高いビットコインですら、使える店舗はごく限られています。経済が不安定で法定通貨の信頼が低い一部の国では普及の兆しを見せていますが、そうした問題とは縁遠い先進国では普及の兆しは見られません。

なぜ送金速度が早く、手数料も安い仮想通貨が普及しないのか。Telcoinはその理由を信頼性、マーケットリーチ、コンプライアンス問題に求めています。そして、これらの問題を解決するために、通信事業者との提携を積極的に進めています。すでに十分な信頼と知名度を持つ通信事業者と提携することによって、Telcoin自体の信頼性を獲得しようとしているのです。

Telcoinの基本的な仕組み

Telcoinの基本的な仕組みは非常に単純です。まず、Telcoin社が提携相手の通信事業者に対してTELを無償で配布します。通信事業者はそれをユーザに有償で配布します。

ユーザーは配布されたTELを使って送金したり、受け取ったりします。Telcoin社はTELが販売、あるいは購入される度に、取引額の0.5%を手数料として受け取ります。

別にこんな面倒な仕組みを使わないでも銀行送金を使えば良いのでは?と思われるかもしれませんが、それは日本人の発想です。日本人ならば銀行口座を持っていて当たり前ですが、世界には経済的・政治的な事情で銀行口座を持てない人が多数存在しています。

世界銀行の発表した資料によれば、2017年時点で銀行口座を保有していない成人(15歳以上)は世界に約17億人存在します。

2011年時点の約29億人と比べるとかなり減少したものの、それでも世界の成人人口の約30%に当たる人が口座を持てないままでいるのです(保有率が約70%である、とも言えます)。

一方、スマートフォンなどのモバイル端末はより普及しています。国際電気通信連合によれば、2017年時点でのモバイル端末普及率(契約数÷人口)は世界全体で103.5%、先進国で127.3%、新興国でも98.7%となっています(100%を超えているのは、1人で複数台持つこともあるため)。銀行口座はなくてもスマートフォンは持っている、という人は多いのです。Telcoinはこうした人たちのスムーズな送金を助けます。

ビットコインでもこの仕組みは実現できるのでは?

たしかにそのとおりですが、ビットコインには「最初の取引にあたって仮想通貨取引所の口座開設がほぼ必要不可欠である」という欠点があります。仮想通貨取引所の口座開設に当たっては銀行口座が必要となる場合が多く、ここで銀行口座を持っていない人は弾かれてしまいます。また、仮想通貨取引所自体が認可されていない、存在しない国も少なくありません。

Telcoinは複数の通信事業者と提携しており、取引の際に銀行口座の提出も求められないため、銀行口座がない人でも安心して保有できます。

コインの配分はどのように行われる?

TELの発行枚数は前述の通り1000億枚であり、その内50%(500億枚)は通信事業者に10年賭けて無償で分配されます。この500億枚をユーザが買う度に、取引手数料が発生します。また、25%(250億枚)はICOですでに販売されています。残りはファンドなどに充填されます。

筆者が考えるTELの今後の将来性

現時点では、それなりの将来性はあると考えています。未開の大きな市場を相手にしているからです。OmiseGOなどのライバルとなるプロジェクトもありますが、分散投資先の1つとしては選択肢に入るでしょう。

TELが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

TELが購入できる海外の取引所一覧

  • Kucoin
  • Simex
0 0

この記事の共有はここから