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SUB(Substratum/サブストラタム)の概要
通貨名称 | SUB(Substratum/サブストラタム) |
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最大発行数 | 5億3200万枚 |
公開日 | 2017年7月 |
公式サイト | https://substratum.net/ |
ホワイトペーパー | – |
SUBの特徴や目指しているもの
SUBは、インターネット環境を提供するプラットフォーム型暗号資産です。使っていないときにパソコンやタブレットの空き領域を提供して、インターネット環境を構築しよう、という画期的なプロジェクトです。
現状のインターネットとSUBの目指すもの
現状のインターネットは一部のプロバイダやウェブサービスによって管理される中央集権的な構造で運営されています。サービス料金も企業が設定した料金を支払わないと利用できません。また、閲覧制限により自由にインターネットを閲覧できない国や地域もあります。
SUBはブロックチェーン技術を応用してインターネット環境を提供することで、現在のインターネット環境の改善を目指しています。これらの問題を解決します。分散型にデータを扱うためにセキュリティも極めて高く、データも暗号化されているため、情報が第三者に見られることはありません。
決済アプリ「Crypto Pay(クリプトペイ)」
Crypto Payは、Paypalのような決済アプリです。特徴はSUBに限らず法定通貨でも他の暗号資産でも支払いができる点です。もちろん、モバイル端末からも利用可能です。
プラットフォーム上でコンテンツを公開できる
SUBは2018年にオープンソースとなり、プラットフォーム上にソフトウェア開発キット(SDK)とAPIを公開しています。オープンソースな上にSDKとAPIを配布しているので、世の中にSUBが流通していく追い風となることが期待できます。
SUBの将来性
空き領域をノードとして提供することで報酬をもらえる、という仕組みは魅力的です。ブロックチェーンの技術を利用して、データの安全も守られるのであれば、ユーザーにとっては魅力的です。AIによる自動ルーティング(最速のルートを探す)機能もプラットフォームとしての強みです。特にインターネット環境が整っていない地域においては高いニーズが見込まれます。
大企業とパートナーシップを結んで技術面や予算面で強力なバックアップがあれば安心できますが、現在はその様子はなさそうです。また、ネット環境としてはWi-Fiが主流になると思われますが、Wi-Fiのセキュリティ状況がどうなのかが不透明です。
SUBが日本に上場する可能性
暗号資産全体で190位ですから、他にも先に日本の取引所の上場する暗号資産はあるでしょう。SUBが上場するのはまだまだ先のことでしょう。当分は海外の取引所を利用しましょう。