STORJの特徴と将来性、STORJが購入できるおすすめの取引所

STORJの今後の将来性

STORJ(ストレージ)の概要

通貨名称 STORJ(Storj)
最大発行数 2014年7月20日
公開日 4億2500万枚
公式サイト https://storj.io/
ホワイトペーパー https://storj.io/storj.pdf

STORJの特徴や目指しているもの

STORJ(ストレージ)は2014年に公開された、分散型クラウドストレージを作成するプラットフォーム、及びその中で使われるトークンの名称です(正確にはプラットフォームが「storj」で、トークンが「STORJ」です)。

コンピュータの性能の向上に伴い需要が増加しているクラウドストレージの覇権を握るかもしれないプラットフォームであり、注目に値する仮想通貨でもあります。一方で競合関係にあるサービスやプラットフォームも多く、それらとの兼ね合いには注意が必要です。

現在のクラウドストレージが抱えている問題点

クラウドストレージとは、簡単に言えばオンライン上のディスクスペースにデータを保管できるサービスです。代表的なクラウドストレージサービスにはGoogle DriveやOne Driveなどがあり、その市場規模は個人向け・法人向けともに拡大しています。

クラウドストレージはUSBメモリやハードディスクなどのローカルな保存方法と違い、インターネットに接続できる環境があればどこでもデータにアクセスできます。ファイルをチームや企業全体で簡単に共有でき、導入コストも比較的安く、災害などによるデータ消失対するリスクヘッジにもなるなど、メリットは多いです。

しかし、一方で見過ごせないデメリットもあります。一番のデメリットは、障害が発生した際にファイルにアクセスできなくなってしまうことです。近年のクラウドストレージサービスは冗長化(システムの一部に障害が発生しても大丈夫なように、多めに呼び設備を導入すること)を実施していますが、それでもシステムがダウンする可能性は常に存在しています。そして、そのような事態が発生したときに、クラウドストレージサービスの利用者にできることはありません。ただ運営の報告を待つのみです。

その他にもハッキングやデータ消失などのリスクが有り、これらを完全に無くすことは出来ません。現行のクラウドストレージサービスは運営企業による中央集権的な運営がなされているため、何かとそこに依存することになりがちです。このような現状の問題点を解決するために作られたのが、Storjというプラットフォームです。

STORJは「開いているディスクスペースを融通し合うサービス」

STORJの仕組みでは、複数のコンピュータが相互に接続し、そのネットワーク内で互いにディスクスペースを融通し合います。Storjのネットワークに参加しているコンピュータがファイルを保存(アップロード)しようとすると、そのファイルが32MBのShardと呼ばれる断片に40分割されます。

分割されたファイルは暗号化され、ネットワーク内に存在するディスクスペースに保存されます。アップロードはMetadiskと呼ばれるウェブアプリを通じて行われ、アップロード時にSTORJを支払います。

要するに、ネットワーク内のディスクスペースを貸してもらうわけですね。そのファイルファイルを実際に見られるのは秘密鍵を保有しているユーザーだけなので、他人に勝手にファイルを覗き見られることはありません。

ディスクスペースを貸し出した人には、その見返りとしてSTORJで報酬が支払われます。ネットワーク自体には誰でも参加できますが、アカウントや課金システムは集中管理されています。そういった意味では完全に分散しているわけではありません。

STORJは安くて安全

クラウドストレージのユーザーがGoogle DriveやOne DriveでなくSTORJを使うメリットは多数存在していますが、それを一言で表せば「安くて安全」です。

STORJの価格体系は0.015ドル/GB・月であり、既存の有料のクラウドストレージと比べれば概ね割安です。また、既存の有料のクラウドストレージサービスは予め用意された幾つかのプラン(容量)から選ばなければならないため、どうしても無駄が生じる(例えばGoogle Driveで100GBのプランを選んだ場合、保存するファイルが80GBしかなくても100GBぶんの料金を取られる)のに対して、STORJは完全従量制なので無駄がありません。また、最初の1年間は25GBまで無料で使えます。

ネットワークに参加すれば、ディスクスペースを貸し出してSTORJを受け取れるのも大きな魅力です。受け取れる報酬は時間が経つとともに変わりますが、唯持っているだけではなんの意味もない、使わないディスクスペースを貸し出して稼げるのはオトクなことです。

安全性に関しては、ネットワーク上の知らない相手のコンピュータにデータを保存するということで一見危険にも見えますが、実際には極めて安全です。データは多数のコンピュータに保存されているため、ネットワークの一部で障害が起こってもデータが取り出せなくなる恐れはありません。

筆者が考えるSTORJの今後の将来性

Storjの将来性は有望である反面、競合するサービスとの兼ね合いは気になるところです。Storjが今後対峙するであろうサービスは大きく2つ。一つはGoogle DriveやOne Driveなどの既存のクラウドストレージサービス、もう一つはSiaやFilecoinなどの、Storjとは別の分散型クラウドストレージサービスです。

既存の中央集権型クラウドストレージサービスに一定のデメリットがあるのは確かですが、一方で大企業が運営しているという安心感があり、それが多くのユーザーを惹きつけていることは否定できません。実際、中央集権型ストレージサービスにも多数のメリットはあります。Storjのネットワーク上の知らないコンピュータにデータを保存するという仕組みに対して拒否感を抱く人も少なくないでしょうし、この牙城を崩すのは簡単ではありません。

そして、更に気になるのが別の分散型ストレージサービスです。特にFilecoinは年間20万ドル以上稼いでいるか、もしくは1億ドル以上の資産があるものしか参加できない「お金持ち向けICO」で2億ドル以上の資金調達に成功しており、その豊富な開発資金がFilecoinにとって大きな脅威となることは間違いなさそうです。

Siaは主に企業向けのサービスであり、どちらかと言えば個人が中心のStorjとは必ずしもバッティングするわけではありませんが、同じクラウドストレージサービスである以上、意識はせざるを得ません。現状、これらのサービスと比べてStorjに明確な優位点があるわけではなく、ここが将来の課題といえます。

STORJが日本に上場する可能性

サービス自体は将来性があるため、5日上場する可能性は高いですが、他のアルトコインを差し置いて今すぐ上場ということはなさそうです。早めに仕込みたい場合は、バイナンスやポPoloniexなどの海外取引所の利用をおすすめします。

STORJが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Poloniex
  • Bittrex
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