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SND(sandcoin/サンドコイン)の概要
通貨名称 | SND(sandcoin/サンドコイン) |
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最大発行数 | 340万枚 |
公開日 | 2017年7月 |
公式サイト | https://en.sandcoin.io/ |
ホワイトペーパー | – |
SNDの特徴や目指しているもの
SNDは、イーサリアムベースのトークンであり、砂の採掘場を建設、運営するための資金を稼ぐ手段として発行されている仮想通貨です。採掘した砂の販売によって得られた資金を元に新たな採掘場の開発を進め、それを繰りかえすことによって事業を拡大していきます。
SNDの仕組み
SNDは砂、及びその他の非金属材料の採掘場の設立費用を集めるために発行された仮想通貨です。プロジェクトチームはICOによって資金を集めて、その資金を元に砂の採掘場を設立して砂を採掘をはじめ、それを販売することで利益を得ます。これを繰りかえすことによって、事業を次第に拡大していきます。
これと同時に砂や非金属材料の採掘をするパートナーを探すことで新しい経済圏を創生するのが、SNDの目指すものです。
現代社会の維持に欠かせない砂
世界中で都市化・文明化が進展した現代では、砂の需要も右肩上がりで推移しています。一方で採掘される砂の量には限りがあることから、採掘権を持たない違法な業者「サンドマフィア」が暗躍し、違法な砂を取り扱うブラックマーケットまで存在する世界中で砂をめぐる争い(SAND WAR)が起こっているともいわれています。
違法な砂の採取は、自然環境や都市生活にも悪影響を及ぼします。例えばインドネシアでは、過剰な海砂採取が原因でいくつかの小島が海底に沈んでしまっています。天然資源に関する紛争と汚職を監視する団体「Global Witness」によれば、世界中の海岸からすでに、70%近い砂が姿を消しているとのことです。
その他にも砂不足は津波被害の拡大や水不足をもたらすとも考えられています。SNDプロジェクトが進展し、健全な砂の採掘市場が拡大すれば、このような問題に歯止めをかけることが期待できます。SNDプロジェクトでは建設用の砂を採掘する採掘場をまずはモスクワに作り、砂を売って利益を出す予定です。
少ない発行枚数
SNDの発行枚数は340万枚と、ビットコイン(2100万枚)やライトコイン(8400万枚)、リップル(1000億枚)などと比べると、かなり少ないと言えます。発行枚数が少ないということは、それだけ単価が上がりやすいということです。単価が上がりやすいのは、投資家にとっては概ね嬉しいことと言えます。
SNDの将来性
「砂」をテーマにした仮想通貨というのは非常に珍しく、他の仮想通貨との差別化は十分に図られているとことから、現時点では、それなりに期待してもいいのではないかと思っています。
ただ、草コインの1つであることには変わりないため、過剰な期待するのも危険です。あくまでも分散投資の投資先の1つとして考えておくのがいいでしょう。
SNDが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
SNDが購入できる海外の取引所一覧
- Birake
- Escodex
- Nova Exchange