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SBD(steem/スチーム)の概要
通貨名称 | SBD(steem/スチーム) |
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最大発行数 | – |
公開日 | 2016年7月 |
公式サイト | https://steem.com/ |
ホワイトペーパー | – |
SBDの特徴や目指しているもの
SBDは、2016年7月に取引がはじまった仮想通貨です。Steemのブロックチェーン上で使用される仮想通貨であり、Proof of Brain(PoB)という独自のコンセンサスアルゴリズムによって支えられています。トークン分配のシステムは特別にデザインされたものを採用しています。
SBDの仕組み
SBDが流通するSteemとは、コンテンツのマネタイズやコミュニティの拡大のための、ブロックチェーンベースのプラットフォームです。簡単に言えば、投稿するとその反応に応じて報酬がもらえるSNSのようなものです。お金が発生するTwitterやFacebook、といったイメージをしていただければだいたい問題ありません。
SBDに公開された記事は永久に保存される
Steemの基本的な使い勝手はTwitterやFacebookと変わりありません。ただし、記事を含めた全てのデータがブロックチェーン上に保存されます。そのため、一度ブロックチェーンに分散保存されたデータ(投稿)は、二度と消えることがないと考えられています。
Steem内のSNS「Steemit」
Steem上では様々なソーシャルメディアプラットフォームを提供することができますが、その代表格とも言えるのがSteemitです。SteemitはSteemネットワーク内に存在するSNSであり、使い勝手は既存のものとあまり変わりありませんが、データをより強固に保持できます。
Steem上に存在する3つのトークン
Steem上にはSTEEMとSP、SBDという3つのトークンが存在していて、それぞれ異なる役割を果たしています。
独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Bain(PoB)」
SBDはコンセンサスアルゴリズムにProof of Bain(PoB)を採用しています。Proof of Brain(PoB)の仕組みを一言で説明すれば、人々にコンテンツの創造とキュレーションを促進するためのアルゴリズムです。
簡単に言えば、読者から好意的な評価を得るほど、報酬が貰える仕組みであり、この報酬アルゴリズムはWebサイトを効率的に統合し、アプリケーションの開発者とコミュニティメンバーを強く接続し、成長を促します。
筆者が考えるSBDの今後の将来性
現時点では、期待していません。SBDは前述の通り1SBD=1ドルで価格が固定されているはずなのですが、実際にはかなり値動きが激しくなっています。2019年12月25日時点での価格は1SBD=0.61ドル程度であり、本来の価格を大きく割っています。ドルと連動する通貨なら他にもいいものがたくさんありますので、そちらを選ぶべきでしょう。
SBDが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。