SALTの特徴や将来性、SALTが購入できるおすすめの取引所

SALTの今後の将来性

SALT(ソルト)の概要

通貨名称 SALT(ソルト)
最大発行数 1億2000万枚
公開日 2017年9月
公式サイト https://saltlending.com/
ホワイトペーパー https://crushcrypto.com/wp-content/uploads/2017/08/SALT-abstract.pdf

SALTの特徴や目指しているもの

SALT(ソルト)は、暗号資産を担保にして法定通貨を借りるためのプラットフォームとそのプラットフォーム上で使用されるトークンの名称です。

SALTのプラットフォーム上で担保にできる暗号資産はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3種類ですが、さらに多くの暗号資産が追加される予定です。

暗号資産で大きな含み益が出たときの悩み

暗号資産の取引でどれだけ含み益が出ようとも、利益を確定するためにはどうしても法定通貨への交換が必要ですが、暗号資産から法定通貨に交換すると課税対象となります。

日本では暗号資産への投資で得た所得は雑所得として計上され、最大で50%の税率が課されることとなります。含み益のままでは使えず、利益確定をすると多額の税金を取られるというジレンマの解決を目指すのが、SALTというプラットフォームです。

暗号資産を担保に法定通貨を借りる仕組み

SALTは、所有している暗号資産を担保に法定通貨を借りる仕組みを導入しています。「お金を担保にしてお金を借りる」というのはなんとも不思議に思えるかもしれませんが、基本的な仕組みは既存のローンと変わるものではありません。

ブロックチェーンで効率的な融資を実現

銀行などの貸し手がしている融資審査の基準は、思っている以上に曖昧です。貸し手は借り手の信用を数値化(スコアリング)して、その数値を参考に融資の審査をしています。これらのデータから借り手の与信を測るのはほぼ不可能ですし、そもそも借り手が提出されたデータが正しいものである保証もありません。そのため、貸し倒れに備えて高い金利を設定したり、データが本当に信頼できるものなのかの調査に時間をかけたりしています。はっきり言って非小売です。

SALTではブロックチェーンに担保を登録して、その担保で与信を図るので、担保さえ用意できれば、職業も年齢も関係なく一定な条件で借りられます。審査基準が明確なので、効率的な契約が可能になるだけではなく、貸し手は安心して貸し出せますし、借り手は低金利で借りられます。この仕組みは、実際には高い返済能力があるにもかかわらず、融資で冷遇されてきた人たち(個人事業主などの被雇用者でない人など)にとって特に有用です。

なお、借り手には誰でもなれますが、貸し手になるためには一定の条件(SALTの保有など)を満たす必要があります。問題ある貸し手は自動的にシステムから弾かれる仕組みになっているわけです。

SALTトークンの使い道

SALTトークンはSALTのプラットフォームの利用料の支払いに使うほか、上記の通り貸し手になるためにも使います。保有している額が多ければ多いほど、貸し出せる額が増えたり、貸し出せる法定通貨の種類が増えたりします。

筆者が考えるSALTの今後の将来性

一定の需要は見込めるものの、そこまで急激な高騰はしないのではないかと考えています。仕組み自体は優秀です。暗号資産はまだ売りたくない、けれどどうしても法定通貨がほしいというのは投資家(特に資産の多くを暗号資産に割いている投資家)にとっては切実な悩みであり、それを解決できるのはいいことです。ただ、このような需要がそこまで増えるかというと、疑問を持たざるを得ません。

SALTが日本に上場する可能性

現状、SALTが日本に上場する見通しは立っていません。バイナンスなどの海外の暗号資産取引所を利用しましょう。

SALTが購入できる海外の取引所一覧

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