RUPの特徴、今後の将来性まとめとRUPが購入できるおすすめ取引所

RUPの特徴・将来性・取引所を解説

RUPの概要

通貨名称 RUP(Rupee)
最大発行数 8400万枚
公開日 2017年1月
公式サイト https://rupeeblockchain.org/
ホワイトペーパー https://rupeeblockchain.org/pdf/Rupee%20White%20Paper%20V2.0.pdf

RUPの特徴や目指しているもの

RUP(Rupee/ルピー)は、ライトコインをベースに開発された仮想通貨です。RUPは南アジアの教育水準を向上させ、それによって貧困を解決するためのツールであり、開発チームは得た収益の大半を南アジアでの教育、及び福祉に使用する予定です。

開発チームはアメリカ、ヨーロッパ、インド、イスラエルから成り立っており、現在も積極的な開発が進められています。

南アジアってどんなところ?

南アジアはその名の通りアジア南部に位置する地域です。人口は約17億人(日本の約14倍)、面積は約448万キロ平米(日本の約14倍)であり、アジアの中では東アジア(日本や中国、台湾などはこちらに含まれます)に次いで人口が多く、高い成長可能性を秘めています。

南アジアを構成する国は以下のとおりです。

  • インド
  • スリランカ
  • ネパール
  • パキスタン
  • バングラデッシュ
  • ブータン
  • モルディブ

人口、面積ともに大半を占めるのはインドです。インドは人口約13億4200万人(世界2位)、GDP約5兆3020億ドル(世界10位)の大国であり、高い成長可能性を秘めています。将来的には人口で中国を抜いて世界1位になる見通しです。インド以外にも将来有望な国家が多く、世界から注目を集めています。

一方で、現状では他の地域と比べて貧困率が高く、教育水準も低いです。2018年時点での南アジアの国際貧困ライン(1日の生活費が1.90ドル)を下回っている人の割合は約14.6%です。これは東アジア・太平洋地域の3.7%、ヨーロッパ・中央アジア地域の2.2%を大きく上回る数値であり、世界の地域の中ではサブサハラ・アフリカの約41.0%に次ぐ2位となっています。

人数で見た場合は約2億5000万人で、やはりサブサハラ・アフリカの約3億9000万人に次ぐ2位となっています。

南アジアでは今も2億人以上がスラム街に住んでおり、5億人以上が電気のない生活を余儀なくされています。多くの国では貧困層の社会的排除が深刻化しており、貧しいものはいつまでも貧しくあり続けるという状態が続いています。

初等教育の普及率も識字率も低く、それが格差固定の一因となっています。例えば日本の識字率は99%ですが、インドは75.6%、パキスタンは58.2%、ブータンは52.8%です。

RUPはこうした格差の固定化の原因の1つである初等教育の未熟さを是正するために作られた仮想通貨です。

RUPの仕組みと特徴

RUPは南アジアの初等教育の質の向上と量の拡大のために開発された仮想通貨です。開発チームはアメリカ、ヨーロッパ、インド、イスラエルなどから成り立っています。

開発チームは、RUPでの支払いを受け付ける事業者に対してゲートウェイとPOS(Point of Sale)アプリケーションを提供します。POSアプリケーションとは、物品販売の売上実績を集計し、それに基づいて売上や在庫、顧客情報などを管理するためのツールです。日本でも多くの小売店で導入されている便利なツールであり、面倒な売上・在庫管理を大幅に簡単にします。

ゲートウェイとPOSアプリケーションを使用する事業者は、開発チームに対して、各取引の1%の手数料を支払います。現状、日本で普及しているPOSアプリケーションの手数料が3~4%であるのと比べると、かなり割安に設定されています。必然的に普及しやすく、そして普及すればネットワークはより便利なものになります。手数料の支払いにはRUPを使用します。

収益は子供の教育の活用

開発チームは前述の方法で収益を得ます。その収益の一部はRUPのさらなる開発、普及活動、及びインフラの整備などに使用し、残りの大部分は南アジア地域内の教育と福祉に費やす予定です。自らの事業によって、南アジアがより豊かになることを望んでいるわけです。

開発チームは収益を効果的に使うために、南アジア地域内での活動に焦点を当てた非営利団体を招待する予定です。現在はブロックチェーンを米国の非営利団体として登録する法的枠組みを完成させる作業を進めています。

Dark Gravity Waveで難易度を自動調整

Dark Gravity Waveは、ブロック生成の難易度を自動的に調整するための仕組みです。

多くの仮想通貨のブロックチェーンには難易度調整という仕組みがあります。これはブロックの生成ペースが一定に保たれるように、ブロック生成の難易度を調整することです。ブロック生成ペースが早すぎる場合は難易度を上げ、遅すぎる場合は難易度を下げて調整します。

多くの仮想通貨では、難易度は長期的には上昇していきます。時間の経過とともに、コンピュータの性能は向上するからです。

コンピュータの性能が向上すると、ブロック生成スピードは早くなります。それを受けて、難易度は上昇します。再び時間が経過するとコンピュータの性能はさらに向上し、ブロック生成スピードは早くなり、更に難易度が上昇します。これが繰り返されるうちに、難易度は大幅に高くなるのです。

こうした難易度の上昇は需要のある仮想通貨では必然的に起こる現象であり、マイニングの寡占化という新たな問題を生む原因にもなります。

難易度調整の仕組み(アルゴリズム)は複数ありますが、その仕組は大きく「長いスパンで難易度が調整されるもの」と「ブロックごとに難易度が調整されるもの」に分けられます。例えばビットコインの場合は前者であり、2週間に1度しか難易度が調整されません。

一方RUPは前者であり、1ブロックごとに難易度が調整されます。これによりブロック生成スピードは常に一定に保たれます。これは不正なコンピュータからの攻撃を防ぐ上でも役立ちます。

Rupeeという名称の起源は?

Rupeeという名称の起源はおそらく、インドで流通している法定通貨「India Rupee(通称:ルピー)」から来ているものと思われます。現在流通しているルピー紙幣は「マハトマ・ガンディー」シリーズと呼ばれるもので、5ルピーから100ルピーまで5つの種類があります。2018年8月29日時点でのレートは1インドルピー=1.59円で、長期的に見た場合は円高ルピー安の傾向にあります。

筆者が考えるRUPの今後の将来性

現時点では、あまり期待できません。RUPという通貨自体はいいものかもしれませんが、南アジアの大半を占めるインドが仮想通貨に対して消極的だからです。インドでは仮想通貨取引所の運営などが禁止されています。

現状はP2P取引による仮想通貨取引が開発されており、取引量は増加傾向にありますが、これを受けて政府がより厳しい規制に乗り出す可能性は高いと思われます。いくら物自体が素晴らしくても政府に目をつけられればそれまで、というのが仮想通貨であるため、現状は厳しいと言わざるを得ないでしょう。

RUPが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用しましょう。

RUPが購入できる海外の取引所一覧

  • CoinExchange
  • Yobit
  • Bitibu
0 0

この記事の共有はここから