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RPX(RaidenNetwork/ライデンネットワーク)の概要
通貨名称 | RPX(RaidenNetwork/ライデンネットワーク) |
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最大発行数 | 約1億3585万枚 |
公開日 | 2017年10月 |
公式サイト | https://www.redpulse.com/ |
ホワイトペーパー | – |
RPXの特徴や目指しているもの
RDXは、専門家が分析した経済情報をユーザーに配信する中国発のプラットフォームです。
中国経済の急成長は魅力的ですが、情報がありすぎてどのようにアプローチしたらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そんな問題を解決するのがRPXです。
RPXの仕組み
仮想通貨NEOのプラットフォーム上で開発された分散型アプリケーション(DApps)であり、すでにプロダクトがあり、中国では500社以上が導入しています。
GDP世界2位の中国でビジネスをしたい、という個人や企業は中国の経済状況などをリサーチすることは重要です。中国市場に関する情報が溢れすぎ、それをリサーチする人材が不足しているので、ベンチャー企業や予算が潤沢でない企業がリサーチ不足のまま製品をローンチしなければならない、ということもしばしばあります。
RPXは透明性の高い中国の金融、経済の情報を得るために期待できるトークンです。RPXは集約とキュレーション、分析と生産という段階を経て、ユーザーに有益な情報を提供します。
ロードマップ
RPXの公式サイトには、2019年までロードマップが掲載されています。
2018年のQ3では、アジアへの研究範囲を拡大、新しいビジネスプラットフォームをローンチするなど新しい動きがありそうです。2019年には北米へ進出、主要金融ハブ都市で業界カンファレンスを開始するなど、具体的なロードマップがつくられています。
RPXの将来性
筆者が思うRPXの今後ですが、正直よくわかりません。強みとしては、すでにプロダクトをローンチしていて、ロードマップが細かく記載されている点も好感が持てます。ロードマップやホワイトペーパーがしっかり書かれているトークンは期待できます。
懸念点としては、「このサービスはブロックチェーンを利用する必要があるのか?」という点です。RPXがリリースしていることは、日本で言えば、業界新聞のようなもの。ということは、ブロックチェーンを利用しなくてもできる、という点がウィークポイントだと思います。仮想通貨だけでなく、あらゆる経済関連のメディアやアプリに戦って勝たなければなりません。
ブロックチェーンを利用しなくてもできるサービスであれば、多くの競合と戦わなければなりません。似たようなサービスで、よりユーザーが利用しやすいサービスがこれからリリースされるか、あるいはすでに存在しているかもしれません。
RPXが日本に上場する可能性
現時点では日本の取引所に上場する予定は発表されていません。購入するときには、バイナンスなどの海外の取引所を利用することとなります。