RDNの特徴や使い道とチャートからみる今後の将来性

RDNの今後の将来性

RDN(ライデンネットワーク)の概要

通貨名称 RDN(Raiden Network)
最大発行数 1億枚
公開日 2017年11月8日
公式サイト https://raiden.network
ホワイトペーパー

RDNの特徴や目指しているもの

RDN(ライデンネットワーク)はイーサリアムの処理速度をさらに早くするプラットフォーム型の仮想通貨です。イーサリアムベースの仮想通貨の共通仕様であるERC20に準拠したトークンでもあります。ビットコインのスケーラビリティ問題をはじめ、仮想通貨はある程度流通量が増えると、トランザクション処理に時間がかかるのが問題になっています。

そんな処理速度の改善に取り組むRDNはどんな仮想通貨なのか?今回は、RDNの特徴やメリット、将来性について解説していきます。

RDNは、オフチェーン技術を利用してスケーラビリティ問題を解決!

スケーラビリティ問題とは、ビットコインの1ブロックのサイズが決まっているため、トラクザクションが多くなってくると、ブロックに書き込む量が多くなり、取引に遅延が発生してしまう、という問題です。ブロックチェーンと関わる上で、スケーラビリティ問題は向き合っていけなければならない大きな課題です。

この問題を解決するために、RDNではオフチェーンという技術を活用しています。オフチェーンとは、本来ならブロックチェーン上で行う取引や処理を、別の方法で行うことです。その方法は二種類あります。ひとつは、取引所のネットワーク上でおこなうこと。

もうひとつは、ライトニングネットワークなどのレイヤー2(セカンドレイヤーともいう)と呼ばれるものです。レイヤー2とは、ブロックチェーン上ではない、他の場所でトランザクションの処理を行うこと。取引所でもない、ブロックチェーン上でない、他の場所です。RDNもレイヤー2に分類されます。ビットコインでは、ライトニングネットワークが有名ですが、RDNはイーサリアム版のライトニングネットワークといえそうです。
》ライトニングネットワークについての解説記事はこちら

RDNは処理速度の速さが特徴です。クレジットカードの数倍の速度で処理を実行します。

RDNは、オープンソースなので、誰でも開発可能!

RDNはオープンソースです。オープンソースとは、誰でもプログラムコードが閲覧することができるもので、それを元に改良することもできます。多くの技術者が触れられるので、開発スピードが速いのが特徴です。

RDNが利用される場面

小売支払い

高速決済、手数料が安いので、実店舗での決済に向いています。
クレジットカードより処理が早いとなれば、RDNが台頭してくるチャンスは大いにあります。クレジットカードのメリットのひとつであるポイントやマイルがたまる仕組みを上手く導入をうまく行えば、クレジットカードを凌駕する可能性も十分にあります。

マイクロペイメント

RDNは少額の送金に向いています。処理速度の速さと少額の手数料で送金ができることは、発展途上国などでその機能をより発揮するでしょう。

P2P

銀行や取引所に依存しないP2Pネットワークの普及にRDNは大きく貢献することが可能です。

トークンスワップ

ユーザー同士が取引所などの第三者を挟まずにトークンの交換をすることもRDNでは可能です。これも取引速度の速さと定額の手数料が可能にしてくれます。これは仮想通貨全体の流通に大きく貢献してくれそうです。

μRaidenという技術

μRaidenは高速決済技術で、すでに実装されています。
即時で低料金、ERC20準拠のトークン同士であれば無料でマイクロペイメントが可能です。ブロックチェーンを利用したインターネットサービスプロバイダ(ISP)とのやりとりは、時間がかかるため、トランザクションが多くなると効率よく処理を行うことができません。

μRaidenを利用すれば、ISPとも効率よく取引ができるため、ユーザーからみれば、APIやデジタルコンテンツを利用しやすくなります。ちなみにAPIとはアプリケーションインターフェースのことで、ソフトウェアの機能の共有することを指します。

筆者が考えるRDNの今後の将来性

筆者が考えるRDNの将来ですが、正直微妙だと思います。

メリットとしては、処理速度の速さと手数料の安さです。ブロックチェーンが有る限り、スケーラビリティ問題は直面しなければいけない問題です。これをオフチェーンの技術により解決しようというRDNの取り組みは評価すべきです。とくに、貧しい発展途上国の国では利用や、寄付などをマイクロペイメントが必要となる場面では、大きなニーズがありそうです。

デメリットとしては高額の取引には向いていないこと。また、オープンソースでありながら開発の進捗が遅いのも気になります。パートナーとしてどんな企業が出資しているのかは公式サイトから確認することができませんが、技術力には、一抹の不安が残ります。そうなると、類似のトークンに追い抜かれてしまう可能性もあるので、ますますRDNの価値は厳しくなるでしょう。

他にも懸念材料はあります。
イーサリアムの創始者、VItalik ButerinがRaiden はRDNのICOを快く思っていないようです。実際にイーサリアムとRDNには直接的な関係はなく、イーサリアムがバックアップしてくれるという可能性は低そうです。

イーサリアムには、「プラズマ」というフレームワークがあります。プラズマは、プラズマチェーンというチェーンを、ブロックチェーン から枝分かれさせて階層的な構造をつくり、トランザクション処理をプラズマチェーン上で行う、というある種、オフチェーンの一種ともいえる技術です。このプラズマチェーンはRDNと真っ向から競合する技術です。イーサリアムがプラズマは実装すれば、RDNを利用する理由はなくなってしまうのではないでしょうか。

また、OMG(オミセゴー)という長谷川潤氏によって設立されたトークンがありますが、こちらは東南アジアを中心に盛り上がっています。OMGはクレジットカードや銀行講座がなくても仮想通貨で送金ができるプロダクトで、マイクロペイメントや発展途上国での利用に適しています。RDNのメリットである部分については競合します。しかもすでに浸透し始めている点では、RDNはOMGに遅れをとっています。

以上の状況を考えるとRDNが浸透していくのは、あと一歩戦略が必要です。新しいプロダクトのリリースやPR活動に力を入れないと難しいかもしれません。

チャートを見て見ましょう。
RDNの今後の将来性
2017年11月12日は0.00026BTC(176円)でしたが、2017年11月27日には0.00060BTC(約600円)まで上昇。2017年12月7日には、0.00014BTC(306円)まで急落。2018年1月9日には0.0055BTC(975円)をマークします。その後は右肩下がりに下がり、2018年4月半ばには、0.00017BTC(150円)あたりをさまよっています。2018年5月31日現在は、0.000175BTC(140円)。

仮想通貨全体の順位は66位です。順位は特別悪くなく、まずまずの位置にいますが、今後についてはあまり期待しない方がよいでしょう。

RDNが日本に上場する可能性

RDNが日本の取引所に上場するという情報は今のところ聞きません。順位が悪くないので、可能性がないとはいいきれませんが、近日中に上場する可能性はあまりなさそう。購入する際は海外の取引所を利用しましょう。

RDNが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • OKEx
  • Kucoin
  • Huobi
  • Gate.io
  • idex
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