QSPの特徴や今後の将来性をチャートから徹底分析

QSPの今後の将来性

QSPの概要

通貨名称 QSP (Quantstamp)
最大発行数 976,442,388枚
公開日 2017年11月17日
公式サイト https://quantstamp.com/
ホワイトペーパー https://docsend.com/view/shcsmhe

QSPの特徴や目指しているもの

QSP (Quantstamp/クアントスタンプ)はイーサリアムの脆弱性を発見するためのトークンです。具体的には、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクトの脆弱性を発見する目的で作られたプロジェクトです。イーサリアムベースで作られたコインの共通仕様であるERC20に準拠したトークンです。

イーサリアムはビットコインについて仮想通貨業界の2位に君臨し、その知名度と人気を不動のものにしたといえる仮想通貨です。そのイーサリアムのセキュリティ監査のためのトークンと聞いただけでも興味がわきませんか?今回はそんなQSPのしくみや特徴、今後の将来性について解説していきます。

QSPのしくみ・QSPが作られたきっかけとは?

QSPはイーサリアムのスマートコントラクトの脆弱性を発見するための仮想通貨です。スマートコントラクトは「契約の自動化」という意味で、ブロクチェーンの技術を利用することで、契約の履歴が公開され記録され、安全性を担保できるシステムです。煩雑な手続きを不要とし、自動で契約できるようにしました。
スマートコントラクトについては別記事「スマートコントラクトとは?」で詳しく解説しています。

スマートコントラクトは、ビットコインよりも前から提唱されていた概念ですが、ビットコインに端を発した仮想通貨の人気高騰により、スマートコントラクトという言葉は急速に世に知られることとなりました。スマートコントラクトを利用すれば、あらゆる契約が、第三者を仲介せずに契約者同士で直接行うことが可能です。今後のスマートコントラクトの発展には是非、アンテナを張っておきたいところです。

しかし、2016年6月、イーサリアムの安全性が大きく揺らぐ大事件がありました。ドイツの「The DAO」と呼ばれるスマートコントラクトの技術を利用した投資サービスがハッキングにあい、50億円以上に相当するイーサリアムが盗まれてしまいました。この事件はDAOのセキュリティの脆弱性が原因でした。スマートコントラクト、イーサリアム自体に欠陥があったわけではありません。しかし、こういった事件が起こると風評被害も含め、イーサリアムの評判は悪くなります。そこで、イーサリアムのセキュリティを監査するために生まれたのがQSPです。

監査者には報酬がもらえる!

QSPは、投資家、開発者、ユーザーの3者が検証者のネットワークを構築しています。これにより、自動的に脆弱性をチェックすることが可能なシステムになっています。
バグを発見してくれた人には報酬としてQSPを与えらえるという仕組みづくりに成功。さらにプラットフォームを完全に分散化させて、検証してくれる人には計算コストを与えています。

QSPに出資している企業一覧

QSPに出資している企業は以下の通りです。仮想通貨の管理アプリを持っているBlockfolioやベンチャーキャピタルのYCombinatorやTEAM IN RESIDENCEといった企業が出資しています。知名度のある企業もありますが、それだけQSPは注目されているということですね。

  • Blockfolio
  • YCombinator
  • QUOINI
  • Iconic Partners
  • Kenetic Capital
  • LUNA CAPITAL
  • Block Asset
  • SCIENCE
  • HASHED
  • TEAM IN RESIDENCE
  • TLDR
  • REQUEST NETWORK

筆者が考えるQSPの今後の将来性

QSPの将来ですが、筆者が思うには正直微妙です。完全にイーサリアム次第、という点が一番の懸念点です。イーサリアムが失脚することになったら、同時にQSPも落ちていきます。QSPはイーサリアムの脆弱性を発見するのが目的なので、時間とともに脆弱性が解消されていくと、あまり需要がなくなっていくのでは?という気がします。QSPを利用しなくてもイーサリアム自身で脆弱性を解消していくようにアップグレードされたらQSPの需要はますますなくなっていくかもしれません。

かなり目的が特化したトークンなので競合はいないと言っていいでしょう。目的もしっかりしているので、資金だけ集めてCEOが逃げ出すようなプロジェクトではありません。かなり固い、ディフェンスのトークンです。出資している企業もしっかりした企業が多いので、ニーズがあると思われているのでしょう。

たしかに需要はあると思います。しかし、それは現時点での話です。将来性は?と言われるとクエスチョンです。理由は前述の通り。

チャートをみてみましょう。
QSPチャート
2018年1月8日に.000049BTC(円建で88円)をマーク。その後ジグザグに上下しながらも3月以降は下降。4月3日には0.000013BTC(10円)まで下がり、その後は少しずつ回復します。2018年5月12日現在は、0.000020BTC(19円)となっています。値動きの大きいトークンです。先ほどもお伝えしたように、今後もずっと価値があるトークンとは思えないので、短期保有するなら買ってもいいかな、と思います。

QSPが日本に上場する可能性

2018年5月12日現在、仮想通貨全体で109位につけています。悪くない順位ですが、それよりも上位で日本の取引所に上場していない通過もたくさんあります。QSPがそれらのトークンを追い越して上場するのは考えづらいです。上場するとしても大分先の話ではないでしょうか。購入する際は、バイナンスなど海外の取引所を利用してください。

QSPが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Kucoin
  • Huobi
  • Gate.io
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