QRLの特徴や将来性、QRLが購入できるおすすめの取引所

QRL

QRLの概要

通貨名称 QPL
最大発行数 6500万枚
公開日 2016年12月
公式サイト https://theqrl.org/
ホワイトペーパー

QRLの特徴や目指しているもの

QRLは、世界初の「量子コンピュータ耐性」を持つ仮想通貨です。そう遠くない未来に実現してもおかしくない量子コンピュータの強大な計算能力にも耐えられる数少ない仮想通貨と考えられることから、一部で注目を集めています。

次世代のコンピュータ「量子コンピュータ」とは

量子コンピュータとは、量子論の原理を応用したコンピュータのことです。現時点では存在していない、未来の技術です。量子論とは簡単に言えば、原子や分子、あるいはその内部といった非常に小さな世界で、物質を構成する粒子などの性質がどのように振る舞うかを解き明かす理論です。

原子や分子、あるいはその内部と言った非常に小さな世界では、私達の直感とはまるでかけ離れた法則が成り立ちます。このような世界では、物質は粒子性と同時に波動性を持ちます。また、1つの物質が同時に2つの状態を取ることができます。これを状態の重ね合わせといいます。

量子論に基づく新しい概念のコンピュータ

量子コンピュータは、こうした量子論を元に構築される、全く新しいコンピュータの概念です。量子コンピュータは一言で言えば非常に「優秀な」であり、非常に高い計算能力を持ちます。もし実現すれば、既存のコンピュータが膨大な時間をかけないと解けないような計算を、一瞬で解けるようになります。量子コンピュータが普及すれば、既存のコンピュータは過去の遺物となることでしょう。

ただ、あまりにも破壊的な技術であるため、懸念もあります。量子コンピュータは、現在の暗号化技術すら過去の遺物としてしまう可能性があるのです。

暗号化技術ってなに?

量子コンピュータのような圧倒的な計算力を持つコンピュータは、従来の暗号化技術によって暗号化されたデータを用意に解読できる可能性を秘めています。暗号化とは、第三者に知られたくない機密情報を、望ましくない人達に見られてもその意味を理解されないように変換する技術です。

変換される前の元データを「平文」、暗号化されたデータを「暗号文」といいます。また、平文を暗号文にすることを暗号化、暗号文を平文に戻すことを復号といいます。暗号化および復号は「鍵」を使って行います。外部に鍵が漏れてしまうと簡単に平文を解読されてしまうので、厳重に取り扱う必要があります。

現在もっとも強固な暗号は素因数分解を活用した暗号

簡単な暗号化は簡単に解読されてしまいます。そこで多くの技術者が、「平文を暗号化するのは簡単にできるけど、暗号文を鍵無しで復号するのは難しい、都合のいい暗号化技術」というのを考え、やがて素因数分解を用いた方法にたどり着きました。

大きな素数を大量に掛け合わせたものを素因数分解するのにかかる時間は、人間にとっては長すぎます。この超えられないハードルが、暗号化を安全なものにしていたいのです。しかし、量子コンピュータが実現し、計算能力が格段に向上すれば、「しらみつぶしに計算を行う速度」が非常に早くなり、その結果既存の暗号化技術の多くは現実的な時間で解読されてしまうと考えられています。ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨も暗号化技術を使用していますが、それも無意味になってしまう可能性が高いのです。量子コンピュータは生活や企業の研究などに大きなメリットをもたらすと考えられている一方で、このようなリスクも抱えているのです。

量子コンピュータはいつ実現する?

量子コンピュータなんてそんな夢みたいなもの実現するわけ無いだろう、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、量子コンピュータの概念については1980年代前半から論じられてきましたが、実現するのはいつの時代にも「数十年後」と言われ続けてきました。さながら「石油はいつ枯渇するのか」に対する問いのようです。しかし、2010年も後半に入り、実現可能性は急激に高まり、「数十年後」が「数年後」に変化しました。

GoogleやIBM、Microsoftなどの世界的大企業をはじめ、世界の主要なIT企業が量子コンピュータの研究や投資を進めています。もちろん、量子コンピュータ自体が不可能と見る研究者もいますが、少なくとも警戒すべき存在になっていることは確かです。

3つの特徴で量子コンピュータから身を護る

QRLは量子コンピュータの登場という新たなリスクに備えた、量子コンピュータ耐性を持った仮想通貨です。仮に量子コンピュータが実現しても生き残れる可能性が高いことから、一部の投資家から注目されています。
QRLには特別な台帳とPoSアルゴリズム、通信プラットフォームという3つの特徴があります。

特別な台帳

QRLの根幹を支えるのが、他の仮想通貨では見られない特別な台帳です。この台帳で採用されているのが「XMSS」という特殊な署名技術です。この技術自体は非常に難解ですが、要するに量子コンピュータの超優秀な計算力を持ってしてもなかなか解読できないものだと考えていただければ問題ありません。

PoSアルゴリズム

PoSとは、仮想通貨を維持するための今センスアルゴリズムの一種で、保有する通貨量によってマイニングの権利を割り振るというルールです。ビットコインを始めとする多くの仮想通貨は、最も計算を早く説いたものに新規発行した仮想通貨を与える「PoW」という仕組みを採用しています。

PoWはハッキングに強いなどのメリットを持つ一方で、消費電力が大きく、マイニングの寡占化を生みやすいという欠点も抱えています。PoSはこの欠点を穴埋めするために考案されたものです。PoSでは保有通貨量に応じて自動的にマイニングの権利が割り当てられるため、必要な電力は最小限ですみます。また、少量しか保有してなくともマイニングを(少し)行えるので、寡占化も進みづらくなっています。

通信プラットフォーム

QRLは仮想通貨であると同時に、通信プラットフォームでもあります。将来的には、量子コンピュータに耐性を持つプラットフォームとして稼働するかもしれません。

筆者が考えるQRLの今後の将来性

現時点では、正直な所あまり魅力を感じていません。確かに、量子コンピュータ耐性があるというのは大きな差別化点となっているのですが、後発の仮想通貨の中には量子コンピュータ耐性と更に高度な機能を兼ね備えた通貨が複数存在しているからです。

例えば、ADA,IOTA,NEOなどはいずれも時価総額ランキングでトップ30位内に入っているメジャーな量子コンピュータ体制を持つ仮想通貨です。これらの仮想通貨は知名度も高く、開発も行われています。これと比べると正直な所QRLには大きな魅力があるようには見えません。

QRLが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを購入するといいでしょう。

QRLが購入できる海外の取引所一覧

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