QRKの特徴や気になる今後の将来性、購入できる取引所を徹底調査

QRKの特徴・将来性・購入できる取引所を解説

QRK(クォーク)の概要

通貨名称 QRK(Quark)
最大発行数 2億4700万枚
公開日 2013年7月
公式サイト http://quark.cc/
ホワイトペーパー

QRKの特徴や目指しているもの

QRK(Quark)は、高度な安全性と公平性が特徴の仮想通貨です。6つのハッシュ関数を組み合わせるという、他の仮想通貨では殆ど見られない独自の仕組みによって高度な安全性と匿名性を確保しています。また、CPUマイニングが可能なため、高額なASICを保有できない平均的な仮想通貨ユーザーでもマイニングを通じて報酬を得られます。

ビットコインは本当に安全で公平か?

ビットコインは多くの仮想通貨支持者から、法定通貨よりも安全で公平な決済手段であるとみなされています。そして、その安全性と公平性を支えるのがブロックチェーンです。

ブロックチェーンとは複数のコンピュータで分散管理されるデジタル台帳です。ある一定の期間に行われた取引をブロックと呼ばれるデータを入れる容器に格納し、それを時系列順につないだものです。ブロックチェーンに保存されたデータは極めて改ざんが難しく、経済的な面まで考えると不可能と言っても過言ではありません。通常のデータ保存よりも、安全なわけです。また、ビットコインの新規発行分を得るためのマイニング競争には誰でも参加できるため、公平でもあります。

しかし、現在のビットコインが上記の理論通りに、本当に安全かつ公平かと問われると、正直答えに窮します。マイニングの寡占化が進んでいるからです。

マイニングとは、ブロックチェーンに取引記録を記帳することです。もう少し具体的に言うと、取引記録を格納したブロックを新規に発行することです。マイニングを行う人達はマイナーと呼ばれ、マイナーに対しては報酬が支払われます。この報酬がマイニングの動機付けとなっています。

ビットコインはコンセンサスアルゴリズム(記帳のルール)にPoW(Proof of Work)を採用しています。PoWは計算を最も早く終えたコンピュータにマイニングを行う権利≒報酬を受け取る権利を与えるという仕組みです。

この仕組みのもとでは、必然的に計算競争が発生します。マイナーは計算競争に打ち勝ち、より多くの報酬を得るために、ASICと呼ばれるマイニング向けのコンピュータを用意します。

ASICは簡単に言えばマイニング専用機器で、計算能力は高いですが、その分価格も高いです。個人で大量に買えるような代物ではないため、マイナーはマイニンググループを結成します。この段階で、個人のマイナーは競争から抜けるか、マイニンググループに所属するかします(個人で競争に挑み続けることもできますが、おそらくは無駄に終わるでしょう)。

個人のマイナーが淘汰された後は、マイニンググループ同士の競争が始まります。より多くのマイニング報酬を得たマイニンググループは、その報酬をもとに更に高性能なASICが用意できるため、より多くの報酬が得られます。

一方、あまり報酬が得られなかったマイニンググループはそれができないため、マイニング競争から脱落します。この流れが繰り返されるうちにマイナーの絶対数が減り、マイニングの寡占化が進みます。PoWはマイニングの寡占化を大なり小なり招く仕組みである……ということなのかもしれません。

ビットコインの場合、最も計算能力のシェア率が高いマイニンググループはBTC.comで、その比率は20%強です。このグループを筆頭に、上位5グループだけでシェアの60%以上を占めています。この状況は決して公平とは言えません。

また、特定のマイナーが51%以上の計算力を得た場合、51%攻撃というブロックチェーンに対する攻撃が行われる可能性があります。51%攻撃は経済的ではない(攻撃をするよりもマイニングに協力したほうがより稼げる)ため実際に起こる可能性は低いと考えられていますが、安全を脅かすものであることは間違いありません。

QRKはこのようなリスクを排除した、安全かつ公平な仮想通貨です。

QRKは複数のハッシュ関数利用で安全性・公平性を実現

QRKの最大の特徴は、複数のハッシュ関数を採用していることです。この仕組みがQRKの安全性と公平性を支えています。

ハッシュ関数とは、ある値を入力すると、その値とは大きく異なる、一定の長さの値(ハッシュ値)が出力される特殊な関数のことです。入力する値を少しでも変えると、ハッシュ値は全く別のものになります。ビットコインを始めとするブロックチェーンでは、ハッシュ関数を使って暗号化を行っています。暗号化を複雑にすればするほど、安全性は高くなります。

ビットコインはSHA-256という1つのハッシュ関数を採用し、2段階の暗号化を行っていま。それに対して、QRKは

  • Blake
  • bmw
  • groestl
  • jh
  • keccak(SHA-3)
  • skein

という6つのハッシュ関数を使用し、3段階の暗号化を行っています。それぞれの段階で6つの中からランダムで3つが使用されます。

例えば1回目の暗号化はBlakeとbmwとjhで行い、2回目の暗号化はBlakeとgrosttlとskeinで行い、3回目の暗号化はbmwとgroestlとskeinで行う……といった感じです。この点だけを見ても、ビットコインよりも遥かに安全であることがわかります。

また、QRKはASICでのマイニングができません。ASICは特定のハッシュ関数に対象を絞ることによって計算能力を高めたコンピュータなので、複数のハッシュ関数を採用している仮想通貨のマイニングには使えないのです(理論上、複数のハッシュ関数に対応するASICを作ることはおそらく可能ですが、開発費用が膨大になるため、メーカー側に開発するメリットがありません)。

では何でマイニングをするのかと言うと、CPUです。CPUは一般的なパソコンにも搭載されている装置です。一芸に特化したASICに対して、CPUは高い汎用性を持ちます。CPUマイニングを可能にすることによって、マイナーの絶対数が増えます。マイナーの絶対数が増えれば特定のマイニンググループが大きなシェアを持つことはなくなり、より高度な分散化が達成され、51%攻撃のリスクも軽減されます。

筆者が考えるQRKの今後の将来性

現時点ではやや厳しいと見ています。ASICでマイニングができないというのは技術的には強みであるのですが、一般的な仮想通貨ユーザーがそこに引き寄せられるかというと、そうとも言えないからです。

ほとんどの仮想通貨ユーザーはマイニングにわざわざ参加しようとは思いません。彼等にとって、マイニングがしやすいとかしにくいとかいう話は、まったくもってどうでもいい話です。他に優れた機能があるわけでもないですしね。

QRKが日本に上場する可能性

日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに海外の仮想通貨取引所に上場されていますので、今すぐ購入したいという方はそちらを利用するといいでしょう。

QRKが購入できる海外の取引所一覧

  • Cryptopia
  • Novaexchange
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