PZMの特徴や将来性、PZMが購入できるおすすめの取引所

PZM

PZM(prizm/プリズム)の概要

通貨名称 PZM(prizm/プリズム)
最大発行数 60億枚
公開日 2017年5月
公式サイト http://prizm.club/
ホワイトペーパー http://prizm.club/en/whitepaper/

PZMの特徴や目指しているもの

PZMは、オープンソースかつJavaで構築された、安全な決済通貨として使える仮想通貨です。従来の仮想通貨と比べてブロック生成間隔が短く、省エネにもつながるPoS(Proof of Stake)の仕組みを採用しているのがポイントです。不正な攻撃への耐性も高く、各事業者は安心して決済に導入できます。

PZMの仕組み

現状、仮想通貨の中では最も時価総額が高いビットコインは、仮想通貨の中でも普及も進んでいますが、スケーラビリティと環境負荷という問題を抱えています。PZMはこの2つの問題を解決するために作られたものです。

スケーラビリティ問題と環境負荷の解消を目指すPZM

スケーラビリティ問題と環境負荷。この2つは今はビットコインの問題として考えられていますが、将来的には他の仮想通貨に及ぶかもしれません。PZMはこの2つの問題を解決する、スムーズに送金できる低負荷な仮想通貨です。

PZMはブロック生成時間がトランザクション数に依存しない

PZMのブロック生成時間は60秒です。ビットコインと比べて10倍の速度でブロックが生成されていくわけです。しかもビットコインのように、トランザクション数の増加によって、送金詰まりが発生することもありません。全くトランザクションが発生しなくても、大量のトランザクションが発生しても、同じペースでブロックが生成されていくわけです。

Proof of Stake(PoS)で電力消費量を抑制

PZMはマイニングの仕組みにPoWではなくProof of Stake(PoS)を採用しています。PoSとは、仮想通貨の保有量に応じてマイニングの権利を振り分ける仕組みです。たくさん通貨を保有しているほど、マイニングに成功する確率が高くなります。マイニングをするほど報酬がもらえるという点ではPoWと同じです。保有量が多いほど多くの報酬がもらえるというこの仕組は、銀行預金の利息に似ています。

このPoS自体は他のいくつかの仮想通貨にも採用されていますが、PZMは「Nothing at Stake(ナッシングアットステーク)」という悪意ある攻撃への耐性を持つという点で、他の仮想通貨よりも優れています。一方、PoSを採用している通貨はブロック生成にかかるコストが小さいため、そのような不正な攻撃が起こる可能性は(PoW通貨と比べれば)高いです。

PZMはこの攻撃に対する十分な体制を備えているため、他のPoS通貨よりも遥かに安全に使用できます。この独自のマイニングの仕組みをパラマイニングといいます。パラマイニングは最新の数学をベースにした金融システムに則って運用されており、世界中の金融商品を数値化したものをリアルタイムでコインに反映させます。

PZMの将来性

現時点では、あまり将来性はないと見ています。面白い機能が搭載されていることは確かなのですが、その機能が投資家やユーザーに対してわかりやすいメリットを与えているようには見えないからです。実際には有用なものであっても、個人にわかりやすい利益を与えないようでは、普及が望めないのではないでしょうか。

PZMが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入しましょう。

PZMが購入できる海外の取引所一覧

  • BTC-Alpha
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