POWRの使い道や購入できる取引所とチャートからみる今後の将来性

POWERの今後の将来性

POWR(パワーレジャー)の概要

通貨名称 POWR(Power Ledger)
最大発行数 10億枚
公開日 2017年7月5日
公式サイト https://powerledger.io/
ホワイトペーパー

POWRの特徴や目指しているもの

POWR(パワーレジャー)は、ブロックチェーンを利用して電力の取引ができるプラットフォームを目指す仮想通貨です。オーストラリアのPower Ledger株式会社によって運営されています。ERC20に準拠したトークンでもあります。

オーストラリア初のICOとなったPOWRは電力系としては初のトークンだった為、注目を集めました。さらに、関西電力と共同で技術開発をしている点でも話題になりました。POWRとはどんな仮想通貨なのでしょうか?今回はPOWRの特徴や将来性について解説していきます。

電力をユーザー同士で取引できる!

POWRでは、自家発電した電力を、電力会社を仲介せずに、ユーザー同士で直接売買できます。第三者を仲介しないことで買う側にも売る側にも良い条件で取引をすることができます。電力の中央集権的システムを解消することも期待できます。POWRはそんなことができるプラットフォームを目指しています。

日本では特にそうですが、水道や電力などのインフラ産業は大手企業が独占しています。電力は生活に必ず必要なものですから、国が介入することも多いですが、いずれにしろ中央集権システムの最たるものです。POWRのP2Pネットワークを利用した取引であれば、需要と供給のバランスで価格が決まるので、公平性が保たれるのではないでしょうか。

POWRではなく、Sparkzというトークンで取引をする

POWRも他の仮想通貨と同様に価格変動が激しいのが特徴です。そのため、POWRを電力の取引の通貨として利用するのは好ましくありません。そこでPOWRではなく電力価格を反映したSparkzという仮想通貨を利用して取引を行います。価格安定化、取引所間の価格差の解消も期待できます。POWRだけでなく、Sparkzという仮想通貨もあることを覚えておいてください。

10個のアプリケーション

POWRには、10個のアプリがあります。

  • P2P取引
  • NEO-RETAILER
  • マイクログリッド/組み込みネットワーク オペレーター/ストラタ
  • 卸売市場の決済
  • 自立資産管理
  • 分散型市場管理
  • 電気自動車
  • 電源ポート
  • カーボントレード
  • トランスミッションエクスチェンジ

その中でも注目度の高いアプリについて説明いたします。

分散型市場管理

分散型市場管理は、ビックデータの収集、資産へのアクセス、トランザクション処理をまとめて管理することで電力不足の解消や無駄の排除を行うことができます。

電源ポート

電源ポートは、自家発電した電力をEVとして活用することができ、なおかつ車に搭載して移動することも可能。天気がよければ充電しながら電気自動車を走らせることができる。そんなアプリをPOWRは目指しています。これはかなり画期的なニーズのあるサービスです。世の中に浸透したらEV充電ステーションも不要です。アメリカの延々と続くハイウェイだって怖くありません。電気自動車はEV充電の場所が少ないことが課題になっていますが、そんな問題を解決してくれます。

POWRに出資している企業一覧

POWRに出資している企業です。オーストラリアの大手INDRAやタイのソーラー系会社のBCPGなどの名前が見られます。エネルギー系の会社からの出資が多いですね。多くの会社が出資しているということは、それだけ注目度が高いという証拠です。また、オーストラリアの政府から助成金を受けていますので、国全体から期待されています。

  • indra
  • Synergy
  • BCPG
  • vector
  • SUNSEAP
  • westernpower
  • Lifestyle
  • nestenegy
  • LANDCORP
  • LSD
  • accesshunsing
  • Curtin university
  • Nightingale
  • WITCHCLIFFE
  • YOLK PROPERTY GROUP

筆者が考えるPOWRの今後の将来性

POWRの将来性ですが、よくわからない、というのが正直な筆者の気持ちです。

再生可能ソーラー系のトークンであるPOWRは実用性もあり、ニーズも高いでしょう。P2Pで電力会社を仲介しないことで電力の売買ができれば、買う方にも売る方にもメリットがあります。独占的な企業から一方的に料金を決められることもなく、需給で電力の金額が決まるので、公平なシステムといえます。エネルギー系の産業で問題になっている独占的な事業運用、カスタマーと提供側が公平な立場にない一方的な価格設定などの問題を解消できる可能性を期待できます。

オーストラリアや海外の大手企業が出資している、という点も投資家目線で見れば嬉しい材料です。アプリも魅力的です。電気自動車はもちろん、移動できる電源ポートも画期的です。投資家に対してアピールできる大きなポイントでしょう。

しかし、懸念材料が2つあります。
ひとつは、ユーザーが少ないうちは流動性が低く、取引が成立する確率は下がります。電力が高く売れるといってもなかなか取引が成立しないとなると、多少割りが悪くても既存の電力会社と取引した方が早くて安心、となるのが人間の心理ではないでしょうか。

もうひとつは、東京電力などの大手電力会社がブロックチェーン事業に参入したとなると、既存ユーザーを多く抱える大手の会社に太刀打ちできないことは目に見えています。POWRの発想やプロダクトは素晴らしいと思いますが、順調にいくかどうかは疑問です。オーストラリア政府もバックアップして多いに盛り上がっていますが、そうそうスムーズにいかないのではないでしょうか。既得権者は、現状を変えることを嫌がります。

いくらいいプロダクトだとしても、そのプロダクトが自分の利益を脅かすのであれば、排除しようと思うのは当然です。POWRが世の中に浸透していくにはまだ時間がかかりそうです。

チャートを見てみましょう。
POWERチャート

2017年11月上旬には0.000025BTC(20円程度)でしたが、11月22日は急上昇。0.000108BTC(99円)を記録します。すぐ後に急降下し、2017年12月7日には、0.000029BTC(58円)まで落ちてしまいます。その後、再度急上昇し、2018年1月9日には0.000113BTC(約214円)まで上がります。が、また下がってしまい、2018年4月2日には0.000038BTC(28円)。2018年5月1日には0.000060BTC(60円)まで回復しますが、また下降し2018年5月30日現在は、0.0000438BTC(35円)となっています。

仮想通貨全体の順位では、557位です。順位が低いことと値動きが激しい点もややPOWRの購入に二の足を踏んでしまう所以です。少額であれば痛みは少ないので、購入するのも悪くはないですが、楽観的に考えない方がよいでしょう。

POWRが日本に上場する可能性

関西電力と共同開発をしているということから、日本の取引所に上場する可能性もありそうですが、POWRが上場するというニュースはいまのところありません。仮想通貨全体での順位も低いので、上場する可能性は低いといえます。もし、購入する際には海外の取引所から購入しましょう。

POWRが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Huobi
  • Upbit
  • BITTREX
  • Gate.io
  • cryptopia
  • idex
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