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PNX(phantomx)の概要
通貨名称 | PNX(phantomx) |
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最大発行数 | 1080万枚 |
公開日 | 2014年8月 |
公式サイト | https://phantomx.co/ |
ホワイトペーパー | – |
PNXの特徴や目指しているもの
PNXはコミュニティによって開発される、オープンソースかつオートメーションの仮想通貨です。仮想通貨を利用する全ての人に、機会を均等に提供します。開発陣の筆頭に立つのは企業家でもあるAlexander Pochekay氏であり、彼以外にも多数の経験豊富なデベロッパーが名を連ねています。高速かつセキュア、プライバシーを重視した取引をするのに最適な通貨です。
PNXの仕組み
PNXは他の仮想通貨と比べて、匿名性を重視した作りになっています。例えば匿名性が特に高いわけではないビットコインでは、取引の内容はすべて第三者に公開されます。法定通貨(現金)で行った取引が誰が行ったものなのか記録に残らないのと比べると、むしろ匿名性は低いとも言えるのです。
PNXは送金を1対1とするのではなく、複数人対複数人とすることによって、誰が誰にコインを送ったのかをわからなくする「ダークセンド」という技術によって、より強固な匿名性を確保しています。
この仕組みは、匿名通貨の中でも普及している「DASH」でも採用されています。DASHとPNXは色々と類似点も多い仮想通貨ですが、もちろん違う点も多くあります。
ブロックサイズとブロック生成間隔
PNXのブロックサイズは2MBで、生成間隔は1分と、ビットコインと比べると大容量・高速なので、実質的な処理速度も大きく上回っています。処理性能が高ければ高いほど、いわゆる送金詰まりも起こりにくくなります。
コンセンサスアルゴリズムはPoWからPoSへ乗り換え済み
PNXのコンセンサスアルゴリズムは以前はProof of Work(PoW)でしたが、現在はProof of Stake(PoS)に移行しています。これはPoWを採用することによる競争の激化を緩和するためと考えられます。
まずはPoWのハッキングに強いという特徴を最大限活かしてブロックチェーンを健全に伸ばして、その後PoSに切り替えるというのは、合理的な選択だと思われます。
2つのレイヤーで構成されているPNX
PNXのネットワークは2つのレイヤーから構成されています。メインとなるレイヤーはブロックチェーンによって構成されるものであり、マイニングやステーキング、そしてブロックチェーンその物に関係するプロトコルが存在します。
一方、2つ目のレイヤーにはマスターノードが存在します。この存在により、ユーザーはより強固なネットワークを最大限に活用することができます。
PNXの将来性
現時点では、それなりに期待しています。知名度こそ低いですが、機能はそれなりに見るものがあります。中でも匿名性の高さというのは、大きな売りになるでしょう。
ただ、仮想通貨の世界においては、必ずしも匿名性の高さが価格につながるわけではなく、場合によってはむしろマイナスとなることには注意が必要です。
匿名性が高いということは、その分悪事(マネーロンダリングや違法な品の取引など)にも使われやすいということでもあります。これは国家にとっては排除すべきものであるため、規制の対象となる可能性があります。投資をする場合は、そうした点についてもしっかりと想像を巡らすようにしましょう。
PNXが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
PNXが購入できる海外の取引所一覧
- Coins markets
- Stocks exchange