PND(Pandacoin/パンダコイン)の概要
通貨名称 | PND(Pandacoin/パンダコイン) |
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最大発行数 | 320億枚 |
公開日 | 2014年2月 |
公式サイト | https://digitalpandacoin.org/ |
ホワイトペーパー | – |
PNDの特徴や目指しているもの
PNDは、一般消費者の決済手段としての普及を目指す仮想通貨です。PandaBankという専用ソフトウェアをインストール・登録すれば、誰でも年利2.5%の利息を受け取れるのが大きな特徴です。
PNDの仕組み
PNDの主要なテーマは「Easy to Use」、つまり「使いやすい」です。PNDの機能は非常にシンプルで、それゆえに使いやすいのです。PNDを使用するのに必要なのは、公式Websiteでダウンロードできる「PandaBank」というソフトウェアだけです。
チュートリアルに従ってアカウントを登録するだけで、簡単に送金したり、取引履歴を追跡したりできるようになります。その他、過去30日にアカウントにPNDがどれくらい出入りするのかをグラフで表示したり、どれくらいの利息を得られたかを確認したりといったような機能もあります。
また、Androidを搭載したスマートフォンやタブレット端末を保有している場合は、PandaWalletというアプリをインストールすれば、どこにでもPNDを持ち歩けるようになります。
低いインフレ率
現在、世界では毎年2~3%程度のインフレが発生しています。インフレとは、物価が上昇し、お金の価値が下がることです。一般的に、貨幣の供給量が多いとインフレが発生するとされています。適度なインフレは経済成長にはつきものですが、急激なインフレは国民生活に打撃を与えることから、各国政府は法定通貨のインフレ率を上げすぎない、かつ下げすぎないようにバランスをとろうとしています。
PNDはこの世界のインフレ率とほぼ等しい2.5%のインフレ率を維持するように設計されています。一方、ビットコインの2015年時点でのインフレ率は10%以上です。インフレ率が低いということは、言い換えれば物価が上昇しづらく、お金の価値が下がりづらいことです。
PNDは急激な貨幣供給の増加による価格低下がないという点で、ビットコインよりも優れています。もちろん、急激な貨幣供給以外の原因、例えばPND自体の需要低下などが原因で価格が下る可能性は十分にあるので注意が必要です。
PNDの将来性
現時点では、あまり将来性はないと考えています。性能的には優秀ではあるものの他のコインを押しのけるほどではありませんし、マーケティングなどが十分に進められているわけでもありません。
PNDが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の複数の仮想通貨取引所に上場していますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。
PNDが購入できる海外の取引所一覧
- Cryptopia
- YOBit