PIVX(ピヴクス)の概要
通貨名称 | PIVX(ピヴクス) |
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最大発行数 | 約431万枚 |
公開日 | 2016年2月 |
公式サイト | https://pivx.org/ |
ホワイトペーパー | https://pivx.org/wp-content/uploads/2017/03/PIVX-purple-paper-Technincal-Notes.pdf |
PIVXの特徴や目指しているもの
PIVXは、ビットコイン(BTC)とダッシュ(DASH)をベースに作られた匿名性と高速決済処理を可能にしたオープンソースの仮想通貨です。もともとは、「DNET」という名前でしたが、リブランディングして現在の名前になりました。
PIVXの仕組み
PIVXは暗号学の「ゼロ知識証明」を利用することにより、トランザクションの匿名性を高く保つことを実現しています。ゼロ知識証明とは、ある命題が正しいということを証明するために、「命題が正しい」ということ以外は一切に伝えずに、命題が正しいことを証明できる手法のことです。もう少しくだけた表現をすると、「内容は教えられないけど、その内容は知っているよ!」ということです。
PIVXではこのゼロ知識証明を応用した「ゼロコインプロトコル」と「coin join」という技術を利用することで、トランザクションの内容が第三者にはわからないようにするということを可能にしました。
PIVXの将来性
PIVXの将来性については、正直よくわかりません。高い匿名性を実現したことと、決済処理の即時処理など、一見ユーザーにとってはメリットが高そうです。しかし、匿名系の仮想通貨はマネーロンダリングに利用されたり、犯罪が起きた時に追跡できなかったりする為、国は嫌がります。もし国で規制されてしまうと流通するのが難しくなってしまうというのが一番の懸念点です。もっとも仮想通貨は中央集権的なものではありませんし、国境は関係ありませんから、規制しようとしても規制しづらいのは事実です。
PIVXが日本に上場する可能性
仮想通貨全体で38位と上位につけていることと、比較的古いトークンなので、日本の取引所に上場してもおかしくありませんが、前述のように、匿名系の仮想通貨は国が敬遠します。そう考えると、日本の取引所に上場するのは難しいかもしれません。現に、いまのところ日本の取引所に上場するという情報はありません。購入する際には、海外の取引所を利用しましょう。
PIVXが購入できる海外の取引所一覧
- バイナンス
- Cryptopia
- Upbit
- YoBit