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PAX(PaxosStandardToken/パクソススタンダードトークン)の概要
通貨名称 | PAX(PaxosStandardToken/パクソススタンダードトークン) |
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最大発行数 | – |
公開日 | 2018年9月 |
公式サイト | https://www.paxos.com/ |
ホワイトペーパー | – |
PAXの特徴や目指しているもの
PAXは、アメリカのブロックチェーン企業であるパクソス社が開発・発行している、米ドルとのペッグ制を導入している暗号資産です。
PAXの仕組み
PAXは価格を安定させるために、ニューヨーク州の規制当局から認可を得ています。発行元のパクソス社は、PAX発行額に相当する準備金を連邦預金保険公社(FDIC)認可の複数の銀行に預け入れています。PAXを法定通貨に戻すと、そのPAXは消滅するドルペッグにより、常に交換レートが安定します。
また、発行の透明性を高めるために、監査法人と契約して、PAXとドル残高を毎月公表しています。
避難先にもなるペッグ通貨
ペッグ通貨というのは、それ以外の暗号資産が暴落したときの避難先としても使われます。例えば、2018年11月15日のビットコインキャッシュ(BCH)分裂後以降、主要な暗号資産は軒並み暴落しましたが、その際にはペッグ通貨であるUSD coinの取引高は24時間で397%、Maker DAOは238%、TrueUSDは235%も上昇しました。
ペッグ通貨は法定通貨のトレートが常に維持されるため、このように暴落時の避難先としても利用されるのです。もちろん、本来の用途である、安価で高速な送金手段としても使われますが。
PAXの将来性
PAXの将来性は、現時点ではそれなりに期待できると思っています。ペッグ通貨の中では比較的透明性が高く、システムも今のところはうまく機能していますが、それでも突然暴落する可能性は否定できません。
また、PAXはペッグ通貨なので、短期間で大きく儲けるといった投機の対象にはなりません。儲けたいならば別の暗号資産を買いましょう。
PAXが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
PAXが購入できる海外の取引所一覧
- Digifinex
- OKEx
- ZB