ONTの今後の将来性とONTが購入できるおすすめの取引所

ONTの今後の将来性

ONTの概要

通貨名称 ONT(Ontology)
最大発行数 10億枚
公開日 2017年11月27日
公式サイト https://ont.io/
ホワイトペーパー

ONTの特徴や目指しているもの

ONT(Ontlogy)は、中国のOnchain社が立ち上げた、情報収集・管理システムを構築するためのプラットフォームです。今話題の中国版イーサリアムと名高いNEOをベースに作られたNep5トークンの1種です。ブロックチェーンと縁のない企業でも簡単に導入できるのが大きなポイントであり、個人情報の安全な管理を促進します。2018年3月7日にバイナンスへ上場後、投資家から注目を集めています。

中国で進む個人情報管理とシステムの死角

現在、中国ではスマートフォンの普及に伴い、個人の信用情報によってその人の信用度を判断するシステムの構築が進んでいます。

これは簡単に言えば「政府と民間企業が国民の信用情報(税金や公共料金の支払い状況からレンタルビデオの返済延滞まで、信用時間する様々な情報)を収集・管理することによって個人の「信用度」を数値化し、その数値の大小で受けられるサービスなどが変化する」というものです。信用度が高ければ様々な場面で得をしますし、そうでなければ損をします。

こういったルールを導入することによって個々人が信用度を高めるための行動を積極的に行うようになり、その結果安全で快適な社会が実現できる……という理屈のようです。管理社会もついに来る所まで来たか、という感じですが、中国の方々は割と抵抗なくこのシステムを受け入れているようです。

こうしたシステムを支えるのが、幾つかの企業が提供するアプリです。例えばアリババグループの「アリペイ」とうアプリは送金サービスを提供するアプリであると同時に、信用情報管理システム「芝麻信用」も提供しています。

アリペイは物販や飲食はもちろん、納税や年金授受、さらには電話料金やローン返済などにも広く使われており、それらの返済情報は個人情報として収集・管理されています。そしてそれらの支払い情報(信用情報)などを350~950点の範囲で格付けし、銀行はその数値を元に与信や金利優遇の判断を行います。アリペイの判断基準は以下の5つです。

  • 身分特質:社会的ステータス、高級品の消費
  • 履役能力:支払いを遂行する能力の高さ
  • 信用歴史:クレジットの履歴
  • 人脈関係:交友関係の社会信用度
  • 行為偏好:消費行動の方より

一定以上の信用度を得られれば、ビザ取得が簡単になったり、ホテルのデポジットが不要になったりと言った特典が与えられます。中国人の平均的な点数は600点程度で、700点なら良好、750店なら非常に良好と判断されるようです。

このシステムには大きなメリットと、それに伴うデメリットがありますが、一番のデメリットは、大切な情報をアリババという企業が管理していることです。個人情報を特定の企業が管理するというのはデータ流出のリスクを高めるだけでなく、プライバシーの問題にも発展しかねません。すべてをアリペイに依存するというのには、やはり危険が伴います。

ONologyはこうした大切な個人情報を分散型ブロックチェーンで管理することによって、より安全に運用していくためのものです。

ONTの特徴とNEOとの深い関係

ONTはNEOと深い関係があります。ONTの創業者はNEOの創業者(De Hongfei氏)でもあります。NEOとONTは協力しあい、ブロックチェーンを世の中に普及させていくとともに、経済の発展に貢献することを目指しています。NEOカウンシル(評議会)は全ONTのうち10%を保有しており、両者の間には切っても切れない縁があります。
ONTの技術開発・事業展開においてNEOと正式に協力していくこともすでに発表されており、将来的にOnologyとNEOは統合される予定です。

企業がブロックチェーンの分散型ネットワークを利用できるようにインフラを用意する(プラットフォームになる)のが、ONTが目指しているものです。ブロックチェーンの知見がない企業がブロックチェーンの技術を取り入れることで、契約や業務の遂行をよりスピーディに安全に行うことができるようになる。それを後押しするのがONTのミッションです。

さらにONTのモジュールはカスタマイズすることが可能で、企業の運営方針に合わせたブロックチェーン技術の利用ができるのもONTの強みです。
公式サイトをみると、「ONT Blockchains」、「ONT Blockchain Frameworks」、「ONT Interaction Protocols」などのサービスを提供しているのがわかります。

コンセンサスアルゴリズムにOCEを採用

ONTはコンセンサスアルゴリズムにOntorand Consensus Engine (OCE)と独自のアルゴリズムを採用しています。OCEはNEOのコンセンサスアルゴリズムであるdBFTにVRF(Virtual Routing and Forwarding)というネットワークの技術を統合させたコンセンサスアルゴリズムです。スケーラビリティ問題の課題を克服し、ブロック生成時間は約20秒と高速化することを可能にしています。

Nep5トークンである

Nep5はNEOベースで開発されたトークンの共通仕様のことです。イーサリアムベースで作られたトークンの共通仕様にERC20というのがありますが、そのNEO版だと思ってもらえればほぼ間違いありません。

同じNep5トークンであれば同じウォレットが使えたり、一定の安全性が期待できたりといったメリットがあります。好き勝手にトークンを作っていたら、方向性もバラバラで、ユーザーにとっても不便です。共通仕様があることで、開発者もゼロベースで作る手間がなくなるし、ユーザーも使いやすいので、メリットはたくさんあります。

Onologyの2大プロジェクト

Onologyのプロジェクトは「チェーンネットワーク」および「トラストエコシステム」に分類されています。チェーンネットワークはメインネットの構築、シャーディングなど、ブロックチェーンの機能を整えるための作業です。

一方、トラストエコシステムは、チェーンネットワークによって整えられたブロックチェーンを活用し、具体的なアプリを開発するための作業です。公式Webサイト上のロードマップでは、これらの作業は2020年に開発することになっています。

それなりに先の話なのでなんとも言えませんが、この予定通りに計画が遂行された場合、Onologyはかなりの価値を持つことになるでしょう。

ONTに出資している企業一覧

NEOはもちろん、アメリカのベンチャーキャピタルである「SEQUOIA CAPITAL」や、シンガポールの企業「Tembusu Partners」、韓国の暗号通貨の資産ファンド会社の#HASHEDなどブロックチェーンに関わる企業が多くパートナーとして名乗りを上げています。NEOの姉妹通貨ということで、ONTは世界中から注目されているようです。

  • Accomplice
  • Tembusu Partners
  • #HASHED
  • ZhenFund
  • SEQUOIA CAPITAL

筆者が考えるONTの今後の将来性

筆者はONTの将来は比較的悪くないと思います。
まず、CEOがNEOの開発者ですので、安心感があります。技術力、知名度、ともにこれからも成長していきことが期待できます。チームを見てみると、メンバーは39名ととても多く、安心感があります。多くのブロックチェーン系企業やベンチャーキャピタルをパートナーにしているのも大きな強みです。

また、将来的にNEOと統合すると言われていることもメリットです。開発者が同じですから不思議ではないのですが、多大な影響力を持ち、中国版イーサリアムといわれるNEOとの統合はONTの飛躍を後押しします。「いずれNEOと統合されるなら、今のうちにONTを買っておこう」と思う人は少なくないのではないでしょうか。

懸念点としては、NEOに依存しすぎる点です。今後の価格上昇もNEOの価格上昇が前提条件となるでしょうし、もしNEOが大きく失速することになればONTの成長も期待できません。いまはNEOに知名度もあり、投資家からの人気も高いですが、仮想通貨は浮き沈みが激しいので、今後も今の状態をキープできる保証はありません。NEOと統合した時に、NEOが落ち目であれば、話題性にも乏しくなります。ONTを保有するのであれば、NEOの値動きにもアンテナを張っておく必要があります。

チャートをみてみましょう。
ONTチャート
2018年3月23日は0.00015BTC(137円)でしたが、右肩上がりに価格を上げてきています。2018年5月4日には0.0010BTC(1,099円)と最高値をマーク。その後、一旦下がりますが、また上下を繰り返して、2018年5月15日現在は、0.00091BTC(875円)となっています。

仮想通貨全体でも37位とかなり上位にきています。ONTが投資家から注目されている証拠です。

ONTが日本に上場する可能性

NEOのパートナー通貨ですので、日本の取引所に上場してもおかしくないのですが、
今のところ、日本の取引所に上場するというニュースありません。2018年度中には上場しそうな気がしますが、購入の際は海外の取引所を利用してください。

ONTが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • HitBTC
  • Kucoin
  • Huobi
  • Gate.io
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