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OK(OKCash/オーケーキャッシュ)の概要
通貨名称 | OK(OKCash/オーケーキャッシュ) |
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最大発行数 | 1億500万枚 |
公開日 | 2014年11月 |
公式サイト | https://okcash.io/ |
ホワイトペーパー | – |
OKの特徴や目指しているもの
OKは、高速取引と安価な手数料を兼ね備えた暗号資産です。もともとはPIMPcashとして開発が進められていましたが、2015年にリブランディングされました。日本での知名度は高くないものの、公式SNSのフォロワー数は7万人以上と多く、コミュニティは非常に強力です。
OKの仕組み
OKの最大の特徴は、高速送金と比較的安価な手数料です。取引速度を決める重要な要素であるブロック生成間隔は1.2分(72秒)と、ビットコインの10分やライトコインの2.5分、モナコインの1.5分などと比べるとかなり高速であり、必然的に取引速度も早くなります。
取引手数料は0.0001OKから受け付けています。2018年10月8日時点でのレートは1OK=4円なので、日本円に換算すると0.0004円です。送金詰まりなどが原因で取引手数料が数百円を超えることもあるビットコインなどと比べると非常に安価であり、実質的にはほぼ無料と言えます。
強力なコミュニティが魅力
OKの前身であるPIMPcashは、元来ビットコインの問題点を解消を目的に開発された暗号資産です。しかし、開発を進める中で多くのコミュニティのサポートを受けたことで、自らを支えてくれるコミュニティのための暗号資産へと変貌し、それにあわせてOKにリブランディングしました。こうした経緯があることから、OKは知名度や時価総額の割には強力なコミュニティを有しています。
例えば、Twitter公式アカウントはすでに約7万5000人がフォローしています。これは大抵の草コインはもちろん、時価総額が100倍以上も高いZcashやBytecoinをも上回っています。それだけ多くのファンに愛され、支えられているということです。
ゲーム大会や慈善活動でファン層の拡大を目指す
OK開発チームは自らのファンを増やすために、定期的にゲームコンテストを開催しています。2018年にはMineCraftの大会を開催し、多くのゲーマーやYouTuber、eスポーツ選手などが参戦しました。成績優秀者にはOKの贈呈やOKのロゴをデザインする権利などが与えられました。
ゲーム大会は今後も開催予定であり、そのための公式サイトも開設されています。
さらにOK開発チームでは、OKをベースとした募金活動/も進めています。
OKの将来性
OKの将来性は、現時点では一定の可能性が期待できると考えています。機能的にはそれほど優れているわけではないのですが、それは正直な所そこまで大した問題ではありません。ビットコインも現時点での機能は正直多くの後発コインに劣っていますが、それでも時価総額のトップを保っています。
コミュニティが強力というのは、初期段階の暗号資産にとっては非常に強力です。開発チームとは別に自ら通貨の存在を周知し、実際に利用してくれる人がいれば、その価値はより高まりやすくなります。
OKが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の複数の暗号資産取引所に上場していますので、気になる方はそちらを通じて買うといいでしょう。