目次
ODE(ODEM/オーデム)の概要
通貨名称 | ODE(ODEM/オーデム) |
---|---|
最大発行数 | – |
公開日 | 2018年3月 |
公式サイト | https://ODE.io/ |
ホワイトペーパー | – |
ODEの特徴や目指しているもの
ODEは、教育格差の解消やオンライン教育の実現、将来的な大学設立を目的とする暗号資産です。学生はODEMを通じて、オンライン講義の受講や、現実での学習体験に参加できて、教授はその見返りとして学生から報酬を受け取ります。大学を仲介しない新しい教育のあり方を提供することで、社会人の「学びたい」という意欲にも答えるサービスと言えます。
ODEMとODEの仕組み
近年、先進国をはじめとする世界各地で教育費用の高騰が問題となっています。教育にかかる費用の高騰は階層の固定化を招き、格差の拡大に寄与することが懸念されています。
こうした教育格差は国の内部だけでなく、国と国の間にも存在します。日本には義務教育制度があり、中学校まではよほどの過疎地域でない限り徒歩で通うことができますが、貧しい国の中には通学に何時間もかかったり、そもそも学校に通えないことも珍しくありません。
ODEMはこうした教育の問題点を解決するためのツールです。
ODEを一言で表せば、オンライン授業配信サービスです。ODEM上では教授が授業を配信して、生徒が受講して学びます。「映像による授業」というのはさまざまな形で導入されていますが、そのほとんどは収録動画の公開という一方通行でした。
それに対して、ODEは生配信であり、なおかつチャット形式で教授と学生が双方向でコミュニケーションが可能なので、より講義室で受ける授業に近い形になり、遠隔地に住んでいる学生でも、簡単に授業が受けられるようになります。
スマートコントラクトで安価な授業料を実現
ODEは決済システムを導入していて、授業を受ける学生はODE上で直接授業料を支払います。中抜きをする仲介機関がないため、学生はより少ない授業料を支払うだけで済み、教授はいつもより多い受講料を得られます。支払いを正確に実行するために、契約を自動化する「スマートコントラクト」を導入しています。
スマートコントラクトを採用することで、生徒が受講料を聞き逃げしたり、教授が授業料だけ取って雲隠れしたりするような事態を防げるため、双方ともに安心して授業に参加できます。支払手段はODEです。
ODEの将来性
現時点では、かなりの将来性があると考えています。教育格差は世界中で問題となりつつあり、賛同者を集めること自体は難しくないでしょう。
ただ、このシステムにはODEM上で授業する教授の存在が必要不可欠です。そうした人材をどのように集めるのかについては正直疑問も残ります。「ODEMで授業をはじめてみたけれど、プラスにならないので撤退する……」と思わせないような仕組みづくりを期待したいところです。
ODEが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
ODEが購入できる海外の取引所一覧
- Bitforex
- DragonEx
- YoBit