ODEの特徴と今後の将来性、ODEが購入できるおすすめ取引所

ODEの特徴・将来性・おすすめ取引所

ODEの概要

通貨名称 ODE(ODEM)
最大発行数 不明
公開日 2018年3月
公式サイト https://ODE.io/
ホワイトペーパー https://ODE.io/docs/ODE.IO-Technical-Whitepaper.pdf

ODEの特徴や目指しているもの

ODE(オーデム)は、大学教授が学生に対してオンライン授業を提供するためのプラットフォーム「ODEM」上で使用される仮想通貨です。学生はODEMを通じて様々なオンライン講義を受講したり、現実での学習体験に参加したりできます。教授はその見返りとして学生から報酬を受け取ります。大学という仲介機関を必要としない効率的なシステムであり、学生と教授の双方に大きなメリットをもたらします。

大学を仲介しない新しい教育のあり方を提供するプロジェクトであり、若い学生はもちろん、主婦やサラリーマンの「学びたい」という意欲にも答える革新的なサービスと言えます。

高騰する教育費用と広がる教育格差

近年、世界各地(特に先進国)で教育費用の高騰が問題となっています。特に深刻なのは米国です。米国は共働き夫婦が全体の60%を超えており、多くの親がデイケア(日本の保育所に相当するもの)を利用しています。早いところでは生後6週間から預かってくれるところもありますが、それよりも早い段階で復帰しなければいけない場合はベビーシッターを利用します。

デイケア費用の全米平均は約972ドル(約11万円/月)と非常に高額で、ニューヨークやロサンゼルスでは15万円を超えることも珍しくありません。せっかく共働きで多くの収入を得てもその殆どがデイケアで消えてしまうという現状は、現地でも問題視されています。

更に家計を圧迫しているのが大学の進学費です。2017年時点での米国の公立4年制大学の学費は平均で4万940ドル(約465万円)、私立の場合は5万900ドル(約575万円)です。参考書も高額で、1冊200ドル(約2万2700円)を超えるものも珍しくありません。せっかく大学に入ったのに、参考書が買えずに取りたい講義を諦める人は少なくありません。

私大生の75%は平均で400万円の学生ローンを借りており、しかもその殆どが米国連邦からの借り入れであるため、自己破産をしても返済義務は消滅することはありません。そこまでしても確実に就職できるという保証はもちろんありません。

ここまでではありませんが、日本も教育費は上昇傾向にあります。国立大学の授業料は1990年には33万9600円でしたが、2016年には53万5800円にまで上昇しています。奨学金の返済に悩む元学生の社会人も多く(こちらは自己破産すれば返済義務はなくなりますが)、これらは個人の問題から社会問題となりつつあります。

このような教育費用の高騰は教育格差、ひいては収入の格差を招きます。収入が高く十分な教育費を捻出できる親のもとに生まれた子供は良質な教育を受け、その結果収入の高い職業に就ける一方で、そうでない親のもとに生まれた子供は質の低い教育しか受けられず、その結果収入の低い職業にしか就けないという、格差の固定化が進みます。

このような教育格差は1国内だけでなく、国と国の間にも存在します。例えば日本には義務教育制度があり、中学校まではよほどの過疎地域でない限り徒歩で通うことができます。しかし、貧しい国の中には学校に行くために何時間もかけたり、あるいはそもそも学校に通えなかったりする子供が少なくありません。

ODEMはこのような現状世界に存在する様々な教育の問題点を解決するためのツールです。

ODEの基本的な仕組み

ODEを一言で表せば、オンライン授業配信サービスです。ODEM上では教授が自らの授業を配信し、それを生徒が受講して学びます。「映像による授業」というのはすでに様々な場所で行われていますが(例えば放送大学もその一種と言えます)、その多くは収録した動画の公開という一方通行なものでした。

それに対して、ODEは生配信であり、なおかつチャット形式で教授と学生が双方向でコミュニケーションすることが可能なため、より講義室で受ける授業に近い形になっています。これにより、学校が近くにないような遠隔地に住んでいる学生でも、簡単に授業が受けられるようになります。

興味がある授業だけを受講できるシステムを採用

日本の大学は基本的に単位制度を採用しています。そのため、多くの学生が

  • 興味はないが、単位が取りやすい授業を単位取得目的で受講する
  • 興味がある授業と必須科目の授業時間が重なってしまったため、前者を諦めざるを得ない

と言ったような悲しい経験をしています。
ODEには単位制度のような興味に沿った学習を妨げる悪習はないため、自身の施行にそった独自のカリキュラムを取ります。いろいろと学んでいく中で新たに興味が湧いた分野に参加するのも容易であり、学びが興味を生み、興味が学びを生むというサイクルが促進されていきます。サラリーマンや専業主婦などの時間がない人の学びもより容易になります。

スマートコントラクトで安価な授業料を実現

ODE上には決済システムがあり、授業を受けた学生はODE上で直接授業料を支払います。大学のような中抜きをする仲介期間がないため、学生はより少ない授業料を支払うだけで済みますし、それでいて教授はいつもより多い受講料を得られます。

支払いを正確に実行するために、スマートコントラクトを採用しています。スマートコントラクトとは、契約を自動化するための仕組みです。契約の内容と、それを実行するための条件を予め定義しておくと、その条件が満たされた時に、自動で契約が実行される、という仕組みになっています。
》スマートコントラクトの解説記事はこちら

この仕組みを採用することによって、生徒が受講料を聞き逃げしたり、教授が授業料だけ取って雲隠れしたりするような自体は発生し得なくなるため、双方ともに安心して授業に参加できます。支払手段はODEです。

将来の構想

現時点ではODEMはオンライン授業配信サービスをメインのサービスとしていますが、ホワイトペーパーには今後ODEM大学を開口するプランが公開されています。それでは通常の大学と変わりなくなってしまうのでは、と思われるかもしれませんが、ODEM大学は従来の大学とは違い、地理的条件にとらわれない世界中にボーダレスな学校を目指すようです。現時点ではあくまでも大まかな構想に過ぎず、実現可能性については不透明な部分が大きいのですが、仮に実現すればそのインパクトは大きく、ODEの価格にも影響を与えることでしょう。

筆者が考えるODEの今後の将来性

現時点では、なかなか将来性のあるプロジェクトだと考えています。教育格差は世界中で問題となりつつあることなので、賛同者を集めること自体は難しくないでしょう。

ただ、このシステムにはODEM上で授業をこなってくれる教授の存在が必要不可欠です。そうした人材をどのように集めるのかについては正直疑問も残ります。「ODEMで授業を始めてみたけれど、あまり儲からないので撤退する……」と教授に思わせないような仕組みづくりを期待したいところです。

ODEが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

ODEが購入できる海外の取引所一覧

  • Bitforex
  • DragonEx
  • YoBit
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