仮想通貨NULSとは?NULSの特徴や今後の将来性について

NULSの今後の将来性

NULS(ヌルズ)の概要

通貨名称 NULS(Nuls)
最大発行数 4000万枚
公開日 2017年9月29日
公式サイト https://nuls.io/#home
ホワイトペーパー https://coinonline.net/articles/6556

NULSの特徴や目指しているもの

NULS(ヌルズ)は企業向けのDApps(分散型アプリ)開発プラットフォーム、もしくはそこで使われるトークンです。ブロックチェーンをネットワーク、アカウント、ストレージ、コンセンサス、スマートコントラクトとモジュール(部品)ごとにいくつか分けているのが最大の特徴であり、開発者はそれを自由に組み合わせるだけで独自のDAppsを作成できます。

独自のアルゴリズムであるPoCがそれを支えています。高度な知識がなくても利便性の高いDAppsが作れるという点で非常に優秀な反面、競合プラットフォームが多い点は気がかりです。

次世代のアプリ「DApps」のメリットと問題点

NULSはDAppsを開発するためのプラットフォームですが、ではDAppsとはそもそもなんでしょうか。簡単に言えば、スマートコントラクトブロックチェーンを活用した、特定の管理者が存在しないアプリのことです。

従来のアプリは特定の管理主体が管理することによって成り立っています。このようなアプリは安価かつ高速で提供されるなどのメリットも多い反面、不透明性が高いという問題点もあります。

管理主体が信頼できなければどんなに便利そうでも使えず、あるいは信頼できると思っていたら実は信頼できなかった(度々サーバーがダウンする、知らない間に個人情報が抜かれるなど)場合に大きな不利益を被るなど、リスクも少なくありません。

一方、DAppsはそのような管理主体が存在しない、ネットワーク全体で管理するアプリです。管理が分散されているため分散型アプリと呼ばれます(あくまでも管理が分散されているだけであって、開発者が分散されているわけではありません)。分散されていること以外は従来のアプリとは変わらず、利用者は同じような感覚で使えます。

DAppsの最大のメリットは、管理主体が分散されているため、障害に強いことです。DAppsには原則として、単一障害点(そこに障害が発生するとシステム全体に障害が発生するような重大な点)がありません。一部に障害が起こっても、ほかが無事ならば問題なく使えるのです。ビットコインもDAppsの一つですが、ノードの一部がダウンしていてもビットコインは問題なく使えます。

また、管理主体が得る利益がないため、管理費用もかからず、その分安価にアプリを利用できます。アプリ開発者はこれまで管理主体に少なくない金額の手数料を払っていましたが、DAppsではそれもなくなり、より多くの利益を得ることが出来ます。

一方で現時点ではDAppsは開発が難しく、それを簡単にするためのプラットフォームもありません。こうした問題を解決するために開発されたのがNULSというプラットフォームです。

マルチチェーンで機能を組み立てる

NULSはブロックチェーンを機能ごとに分割し、それぞれを組み合わせられるマルチチェーンのメカニズムがあります。必要な機能がそれぞれのモジュール(部品)に分けることができ、アプリの開発者はそれをレゴブロックのように組み立てていくことによってアプリを開発できます。NULSならば高度なプログラミングの知識がなくてもDAppsを開発できます。

なお、NULSを構成するモジュールにはネットワーク、口座認証、ブロック、記録方式、コンセンサス、スマートコントラクトなどがあります。これらのモジュールを使用したり、アプリケーションを取引したりする際には、NULSのトークンを使用します。アプリの開発が活況になるほどNULSの需要が増加し、それに伴って価格は上昇するものと思われます。

NULSのPoCの仕組み

NULSのコンセンサスアルゴリズム(承認の仕組み)はPoC(Proof Of Credit)です。日本語に訳せば「信用の証明」であり、クレジットスコアというスコアによって報酬が得られる仕組みです。

クレジットスコアはキャパシティスコアとディティスコアの合計値です。キャパシティスコアはそのノード(コンピュータ)がどれだけ正しいブロックを生成したかというプラスの値で、ディティスコアは正しいブロックを生成できなかったというマイナスの値です。

クレジットスコアが高いノードは承認に向いているコンピュータであり、それに承認をより多く任せるのはNULSコミュニティにも良い循環をもたらします。

また、NULSには、独自のアプリケーションの公開に対する警告機能があります。DAppsは管理主体が存在しないため、悪意あるアプリが開発・公開される可能性がありますが、警告機能でそれを防ぎます。

開発者はアプリを公開する際に、一定量のNULSをロックします。つまり、一定量をプラットフォーム側に預けるわけです。この仕組みによって攻撃的なアプリを排除します。それでも攻撃的なアプリを公開した場合はイエローカード・レッドカードという警告がなされ、その重さに従った罰則が与えられます。

筆者が考えるNULSの今後の将来性

現時点では判断が難しいですが、あまり期待はできなそうです。
DAppsが開発できるプラットフォームはイーサリアムを筆頭に多数ありますが、これらとくらべてNULSがどのように有利なのかがいまいち見えて来ないためです。

イーサリアムは仮想通貨の時価総額ランキングで長年ビットコインに次ぐ2位の座を保ち続けているアルトコインの代表格で、これを用いたDAppsの開発はすでに行われています。中でも代表的なのが、ポケモンに類似したゲーム「イーサエモン」で、ゲームで資産を増やすことができるとして話題になっています。

イーサリアム以外にもNEO、LISK,QTUMなどのプラットフォームがあり、それぞれ独自の支持を獲得しています。これらのプラットフォームとは違う点を打ち出していかなければ、埋もれてしまう可能性が高いでしょう。

NULSが日本に上場する可能性

現時点では上場される見通しはありません。早めに仕込みたいという場合は、バイナンスを始めとする海外の仮想通貨取引所の利用をおすすめします。

NULSが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Kucoin
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