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NGC(NAGAcoin)の概要
通貨名称 | NGC(NAGAcoin) |
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最大発行数 | 約7800万枚 |
公開日 | 2017年12月 |
公式サイト | https://thenagacoin.com/ |
ホワイトペーパー | – |
NGCの特徴や目指しているもの
NGCは、ドイツのフィンテック企業NAGAグループが発行する暗号資産です。NAGAは2005年創業の企業で、同社の主力事業である株式取引プラットフォーム「Swipestox」は、すでに数十万人が利用していて、その発展性には一定の期待が集まっています。
NGCの仕組み
NGCを発行するNAGAグループは、ドイツでは有名なフィンテック企業です。ドイツ証券取引所に上場している有力企業であり、2016年12月にはゲームアイテムの取引市場「Switex」を設立して、年6%を超える成長率を見込んでいます。同社のNGCはNAGAグループ以下、4つのサービスで使用される予定です。
株式取引のソーシャルネットワーク「SwipeStox」
SwipeStoxは、株式取引のソーシャルネットワークであり、NAGAグループが提供するサービスの中では、最も知られたものです。SwipeStox上では株式のほか、CFDや暗号資産なども取引できます。人工知能による投資助言機能(ロボアドバイザー)を搭載しているので、投資初心者でも安心して取り組めます。
また、トップトレーダーが自らの取引を公開しており、一般投資家はその人の取引を丸ごとコピーできます。トップトレーダーは自分の取引をコピーされるほど多くの報酬を得られるので、取引のモチベーションに繋がります。
RMTプラットフォーム「Switex」
Switexは、ゲーム内アイテムや通貨などのデジタルデータを取引するリアルマネートレード(RMT)プラットフォームです。実態がない、仮想商品を交換できる世界初のプラットフォームとして、注目を集めています。
調査会社Super Data Researchによれば、RMTの市場規模は直近で推定460億円で、今後も6%程度の年率で拡大していくとのことです。ゲームをやらない人やアイテムを重視しない人にとっては分かりづらい話ですが、実はゲーム内アイテムは高値で取引されているのです。
高機能な暗号資産ウォレット「NAGA Wallet」
NAGA Walletは、世界最高の暗号資産ウォレットを標榜するウォレットです。暗号資産を投資、管理する必須アイテムであり、NGCを筆頭に5種類の暗号資産と、1200種類以上のイーサリアムベースのトークンを一元管理できます。
また、NAGA Walletとアカウントを提供すれば、NAGAが提供するNAGA TREDERを利用して取引ができるようになります。前述のSwitexと連携させて、ゲーム内アイテムを取引することも可能です。
教育事業を提供する「NAGA Academy」
NAGA Academyは、NAGAグループが提供する教育事業です。主な対象は現時点で銀行口座を持っていない人(アンダーバンクド)であり、彼らに対して一般的な金融リテラシーを身につけさせることが目的です。オンラインやSNSを中心に情報発信しています。
NGCの将来性
NGCの将来性は、現時点ではある程度期待できると考えています。それなりに名のある企業が開発に携わっていることと、有力な顧問がいることが評価点です。ただし、現時点ではあくまでも数あるアルトコインに過ぎないことも確かですので、過度な期待は禁物です。
NGCが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。