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NANJ(NANJCOIN/ナンジェイコイン)の概要
通貨名称 | NANJ(NANJCOIN/ナンジェイコイン) |
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最大発行数 | 300億枚 |
公開日 | 2018年1月 |
公式サイト | https://nanjcoin.com/ |
ホワイトペーパー | – |
NANJCOINの特徴や目指しているもの
NANJCOINは、日本の匿名掲示板「5ちゃんねる(旧:2ちゃんねる)の「なんでも実況J(なんJ)」から誕生したイーサリアムベースのトークンです。なんでも実況という名前のとおり、野球中継を中心とするスポーツ実況をする掲示板でしたが、現在ではそれにとどまらない雑談掲示板に発展しています。
その出自から冗談半分の暗号資産(ジョークコイン)にも見えますが、NANJCOINはスポーツ支援を目的とする立派なプロジェクトであり、スポーツ分野での決済手段や選手個人・チームに直接投げ銭をするツールとして、着実に開発が進められています。
NANJCOINの仕組み
NANJCOINは、独自の経済圏を創出することで、自律的好循環モデルの実現を目的としています。国内外のスポーツ関連団体、関連施設の利用につながるよう、提携先探しにも積極的です。
例えば、NANJCOINで支払えばお得にスポーツ観戦や施設を利用できる仕組みがを整えれば、多くの人がNANJCOINを使うようになり、NANJCOINの価値上昇が期待できます。また、投げ銭としてNANJCOINを選手個人や所属チームに投げられるようになれば、その価値はさらに上昇します。
こうして上昇した価値を再投資することで、独自経済圏の創出に寄与します。スポーツ関係者がNANJCOIN経済圏に加わるだけで、スポーツのさらなる発展に寄与できるのです。
NANJCOINを用いた寄付
NANJCOINは、経済圏の創出だけでなく、寄付でもスポーツ分野を支えます。資金不足のチーム、あるいは個人に対して簡単に寄付ができる仕組みを整えます。
一部の人気スポーツを除くと、十分に稼げているプロ選手やスポーツチームというのは、実はそれほど多くはありません。独立リーグの球団やマイナースポーツなどではその傾向が顕著です。こうしたチームや個人に対して寄付をしたいという人はいても、実際に寄付するまでの手間やコストから実現に至らないことは少なくありません。NANJCOINにはそういった障壁を取り除くという目的もあります。
NANJCOINの将来性
NANJCOINの将来性、現時点では一定の将来性があると考えています。運営チームのトークン保有割合が少なく、ツイッターでも定期的に現状報告をしているなど、冗談半分のような経緯でできた暗号資産の割には、本格的に開発が進められているといえます。
ただ、通貨として特別優れている点はないため、マーケティング頼みになってしまうという難点はあります。適切な広告活動に期待したいところです。
NANJCOINが日本に上場する可能性
国産の暗号資産なので将来的に日本の暗号資産取引所に上場される可能性はありますが、ロードマップでは海外の大手取引所への上場を優先しているようなので、そちらを利用したほうがいいでしょう。現時点で上場されている海外の取引所は以下のとおりです。
NANJCOINが購入できる海外の取引所一覧
- BiteBTC
- Coinexchange
- Mercatox