音楽業界のための仮想通貨MUSIC!使い道と今後の将来性まとめ

音楽業界の仮想通貨MUSIC!使い道と今将来性まとめ

MUSICの概要

通貨名称 MUSIC(Musicoin)
最大発行数
公開日 2017年2月
公式サイト https://musicoin.org/
ホワイトペーパー https://ja.scribd.com/document/362834077/Musicoin-White-Paper-v2-0-0

MUSICの特徴や目指しているもの

MUSIC(ミュージッコイン)は音楽業界のために開発された、イーサリアムからハードフォークした仮想通貨です。ミュージシャンは音楽配信プラットフォーム「Musicoin」上で音楽を販売し、ファンはMUSICを使ってそれを購入します。ミュージシャンとファンが直接売買するプラットフォームであり、これが普及すればもう中間業者は必要なくなります。

MUSICを支える哲学「Sharism」とは

MUSICを根本から支える哲学に「Sharism(シェアリズム)」があります。これはコンテンツを販売するビジネスでは、そのコンテンツの制作者が最も多くの利益を得るべきであるという考え方です。

現状、音楽業界では音楽を作成する音楽家・ミュージシャンよりも、レーベルや流通、小売と言った中間に入る業者が多くの利益を得ています。もちろん、彼らもそれなりに仕事をしているのですからその分の対価を得るのは当然ですが、音楽を届けるのに多数の中間業者が介入するというのは非効率な仕組みとも言えます。Musicoinはそうした音楽業界の非効率性を大きく改善する可能性を秘めた、新しいプラットフォームです。

Musicoin上ではミュージシャンが100%の収益を得る

Musicoin上で音楽が売れた場合、その100%がミュージシャンの手元に届きます。前述の様々な中間業者に入る余地は全くありません。この仕組のもとではミュージシャンは同じ収益(売上額)でもより多くの利益を得られるようになりますし、それを生かして積極的に値下げすることも可能になります。ファンは自分の支払ったお金が全てミュージシャンに届くという満足感を得られます。

音楽を買わずにチップを送金することも可能

Musicoin上では音楽を買わずに、ミュージシャンに対してお金だけを送ることも可能です。送金できる金額は1・5・10・100・500MUSICの中から選択できます。

イーサリアムのスマートコントラクト機能でPay-Per-Playを実現

MUSICはイーサリアムからハードフォークした仮想通貨であるため、イーサリアムの重要な機能であるスマートコントラクトを利用できます。スマートコントラクトとは簡単に言えば、契約を自動で実行できる仕組みです。

具体的には、契約の細かい定義や、契約が実行される条件などを設定しておくと、その条件が満たされたときに契約が自動で実行されるという仕組みになっています。

Musicoinではこの仕組みを生かしPay Per Playを実現しています。Pay par Playとはサービスを利用した分だけ即座に支払いを行うシステムのことです。ユーザーが契約に同意し、音楽を再生ボタンをクリックすると、その時点で予め定義された契約(支払い)が実行され、MUSICがミュージシャンのもとに届きます。

支払いは自動的に実行されるためユーザーは面倒な手続きをしなくて済みますし、ミュージシャンは振込日まで待つことなく即座に支払いを受けられます。ミュージシャンはお金がいつ支払われるかということを気にしなくて良くなるため、本業である音楽活動に集中できます。

複数人のグループでも簡単に収益を配分可能

イーサリアムのスマートコントラクト機能では、より複雑な契約を結ぶことも可能です。例えば、ミュージシャンが1人でなく複数人存在するバンドやグループの場合でも、事前にその取り分を決め、設定しておけば、自動的に配分が実行されます。

例えばボーカル50%、ギター25%、ドラム25%という感じで配分を設定し、音楽を1つ100MUSICで販売すれば、1つ売れるたびにボーカルには50MUSIC,ギターとドラムには25MUSICが入ってきます。

強固で安全な著作権保護

ウェブ上でコンテンツを販売するときに気になるのが著作権管理ですが、Musicoin上では簡単かつ安全に音楽の著作権を保護できます。楽曲に対して誰が著作権を持っているかという情報は、すべてMUSICのブロックチェーン上に保管されます。

保管された情報を第三者が勝手に書き換えることは事実上不可能ですが、一方で閲覧は可能なため、万が一他者が勝手に権利を主張してきても、それが嘘であることを簡単に証明できます。

コミュニティとインタラクション

Musicoinは音楽配信プラットフォームであると同時に、コミュニティプラットフォームでもあります。コミュニティではミュージシャンとファンがインタラクション(相互対話)をしたり、ミュージシャン同士が交流してコラボしたりできます。

Musicoinの今後の予定

Proof of WorkからProof of Sharingに転換(2018年第三四半期中)

コンセンサスアルゴリズムをProof of WorkからProof of Sharingに転換する予定です。コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンの健全性を保つためのルールです。誰がブロックチェーンに記録(記帳)し、その見返りとして報酬を得るかの仕組みとも言えます。Proof of Sharingが具体的にどのような仕組みなのかは、現時点では不明です。

スケーラビリティ問題の解決(2019年第三四半期)

スケーラビリティ問題の解決に取り組みます。スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンのブロックサイズが小さすぎるために起こる諸問題のことです。

ブロックチェーンはブロックの中に個別取引を記述する仕組みであるため、時間あたりの取引が増えると、ブロックの中に取引が収まりきらなくなってしまいます。そうなると取引速度は遅れ、送金手数料は高騰します。このような問題をスケーラビリティ問題といいます。

現状、スケーラビリティ問題は主にビットコインの足かせとなっていますが、将来的には他の通貨でも起こる可能性があります。Musicの派生元であるイーサリアムはビットコインと比べればブロックサイズには余裕がありますが、リスクがあることも確かです。開発チームはそれを解決するために実験的なモデルを作成し、解決するための活動を続けています。

筆者が考えるMUSICの今後の将来性

現時点では、なかなかに将来性があるのではないかと思っています。音楽とブロックチェーンや仮想通貨を組み合わせたプロジェクトは多数ありますが、Musicoinはプラットフォームがすでに稼働しており、ミュージシャンが100%の収益を受け取れるという点が差別化点になっています。

MUSICが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを通じて買うといいでしょう。

MUSICが購入できる海外の取引所一覧

  • Bittrex
  • Cryptopia
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