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MSP(Mothership/マザーシップ)の概要
通貨名称 | MSP(Mothership/マザーシップ) |
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最大発行数 | 2億枚 |
公開日 | 2017年7月 |
公式サイト | https://mothership.cx/ |
ホワイトペーパー | https://mothership.cx/documents/whitepaper.pdf |
MSPの特徴や目指しているもの
MSPは、エストニアで進められている国民電子制度「E-レジデンシープログラム」に関するサービスを提供するプログラム「Mothership」上で使われるトークンです。
MotherShipとMSPの仕組み
MotherShipは、ブロックチェーンを利用して、E-レジデンシープログラムに関するサービスを一括して提供するプロジェクトです。ブロックチェーンを取り扱う新興企業のためのコインマーケットであり、安全で信頼性の高いプラットフォームを実現します。
高度な電子政府の実現に向けた取り組み
エストニアでは国民に一度のデータ提出で各種手続きが完了する「Data Once Policy」という理念をもとに、投票や納税、住民登録、企業登記、果ては警察や教育など、非常に多岐にわたる分野で電子化を進めています。
各省庁が保有しているデータはP2Pで直接相互参照されます。行政機関には一部の民間企業のシステムも接続されており、情報は暗号化され電子署名をした上で送信されます。
クラウドホスティングプラットフォーム
MSPはクラウドホスティングプラットフォームを提供します。ユーザーはクラウドホスティングの処理能力を通じて、さまざまなアプリケーションを構築できます。
MSPの将来性
MSPの将来性は、かなり期待できると考えています。MotherShipはE-レジデンシープログラムに関するサービスを提供するプログラムであり、エストニア政府からのバックアップが期待できます。
国家という概念とは対立しがちな暗号資産・ブロックチェーン技術ですが、MSPは逆に政府と良好な関係を築けています。ただし、エストニア自体は大国ではないので、成功してもその天井は低いものになると思っておいたほうが良いでしょう。
MSPが日本に上場する可能性
現時点では日本の暗号資産取引所に上場する見通しは経っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になるという方はそちらを利用するといいでしょう。