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MCRN(MACRON/マクロン)の概要
通貨名称 | MCRN(MACRON/マクロン) |
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最大発行数 | 約4億1042万枚 |
公開日 | 2017年3月 |
公式サイト | https://macron.name/ |
ホワイトペーパー | – |
MCRNの特徴や目指しているもの
MCRNは、Cryptopiaでの安全なイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を可能にするための暗号資産です。開発元がMCRNを販売して得た資金は、ニュージーランドの大手暗号資産取引所であるCryptopia(クリプトピア)の株式の購入に使われます。将来はCryptopiaの大株主になることによって、Cryptopiaをより投資家の意に沿ったものにする予定です。
MCRNの仕組み
MCRNの最終的な目標は、Cryptopiaを支配することです。Cryptopiaはニュージーランドの暗号資産取引所で、500種類以上の銘柄を取り扱っています。取扱銘柄数に関しては世界トップクラスであり、大手取引所には上場されていない、時価総額の低い草コインで大きな利益を狙う投資家から特に人気があります。
MCRNはICOで得た収益を、Cryptopiaの株式購入に当てています。最終的には自らが大株主となりCryptopiaを支配し、そこをより優良なICOの開催地にしようと考えています。
投資家はMRCNを使って取引をしたり、特定のサイトで商品を買ったり、ゲームを遊んだりできるようになる予定です(現時点では未実装)。
コンセンサスアルゴリズムにはPoSを採用
MCRNはコンセンサスアルゴリズムにProof of Stake(PoS)を採用しています。コンセンサスアルゴリズムは、ブロックチェーンに誰が記帳するか(誰がブロックを生成するか)についてまとめたルールです。この一連の行為をマイニング、それを行う人をマイナーといいます。代表的なものはProof of Work(PoW)とPoSです。
PoSは通貨保有量に応じてマイニングが振り分けられる仕組みです。通貨保有量が多いほど、マイニングできる確率は高まります。電力消費量が少なく、マイニングの寡占化を招きづらいことから、昨今注目を集めています。PoWはそこまで大きな流動性を必要としないことから、PoSを選択したようです。
MACRONの名前の由来は?
MACRONという暗号資産の名称は、第25代フランス大統領のエマニュエル・マクロンから来ています。マクロン氏は元銀行員の政治家であり、2016年には政党「En Marche(共和国前進)」を立ち上げています。
MCRNの将来性
現時点では、判断が難しいところです。ICOに安心して参加できるためのプラットフォームは多くの投資家が待ち望んでいるものだとは思いますが、そうしたプロジェクトは他にも多数存在しており、MCRNがそれらと比べて明確に優位であるようには見えません。
リスクは高く、お試し買い以上のことをするのはおすすめしません。
MCRNが日本に上場する可能性
現時点では日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の暗号資産取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。
MCRNが購入できる海外の取引所一覧
- バイナンス
- Yobit