MAIDの特徴や将来性、MAIDが購入できるおすすめの取引所

MAIDの詳細・将来性・おすすめの取引所を解説

MAID(Maidsafecoin/メイドセーフコイン)の概要

通貨名称 MAID(Maidsafecoin/メイドセーフコイン)
最大発行数 43億枚
公開日 2014年4月
公式サイト https://maidsafe.net/
ホワイトペーパー

MAIDの目指しているもの

MAIDは、個人が所有するコンピュータリソースを分け合うプラットフォーム「MaidSafe」で使われる暗号資産です。コンピュータリソースに余裕がある人は必要としている人に貸し出し、その見返りにMAIDを受け取るという仕組みになっています。

世界中のコンピュータをつないで高度なクラウドコンピュータを作るこの仕組みは、既存の中央集権型サービスすら打ち破る可能性を秘めた、壮大なプロジェクトと言えます。

MaidsafeとMAIDの仕組み

Maidsafeは、ネットワーク上のコンピュータが、自身の持つリソースを貸し借りするためのプラットフォームです。リソースとは、何かの目的を達成するために必要なパーツ、あるいはそのパーツの持つ能力などのことを指します。

Maidsafe上ではリソースを自由に貸し借りできるので、上記のような問題は解決します。前者は使っていないリソースを貸し出すことによって金銭的な利益が得られますし、後者は新しいコンピュータを用意することなく安価にリソースを獲得できます。

コンピュータは個別のリソースを保有していますが、それを常にフル稼働させているわけではありません。せっかくあるリソースを使い切れていないのは、もったいない話です。

一方で、個人のコンピュータ以上のリソースを求めるユーザーも少なからず存在します。大量の計算や大容量データの保存、アプリケーションの作成には大規模なリソースが必要ですが、そのリソースを個人で揃えるのには膨大な費用がかかります。

セキュアさを追求した仕組み

「他人のコンピュータのリソースを使ってデータ保存やアプリの作成を行うなんて危なくないの?」と思われるかもしれませんが、実はこの仕組みは自己暗号化というシステムを導入することで安全性を高めています。

この仕組みは、アップロードされたデータを暗号化・断片化のうえ、複数のコンピュータに分散保存するものです。大事なデータは複数のコンピュータに分散させて少しずつ保存するため、1つのコンピュータにまとめて保存するサーバクライアントシステムよりも安全です。断片化されたそれぞれのデータは同じものが多数作られるため、一部のコンピュータがネットワークから切断されても問題は起こりません。

リソースを提供するコンピュータの保有者(他人)が勝手にそのデータを覗き見ることはできません。HDDの中にあるのに見られないのはなんとも不思議な感じがしますが、ともかく技術上のぞき見は出来ないのです。

報酬分配システム

MAIDの報酬分配システム(アルゴリズム)は提供リソースに応じて報酬が決まる「Proof of Resource(PoR)」を採用しています。実際にそのリソースが使われたかどうかに関わりなく、100GBの容量を提供するよりも、300GBの容量を提供するほうが、報酬は多くなります。

MAIDの将来性

MAIDの将来性は、現時点ではある程度期待できると思います。各種リソースを共有できるのはやはり便利ですし、共有できるリソースの種類が多いということで差別化ポイントです。ただし、開発完了までにはまだかなりの時間がかかる見通しであることには注意が必要です。

MAIDが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に開発していますので、購入したい方はそちらを利用しましょう。

MAIDが購入できる海外の取引所一覧

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