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LYM(Lympo)の概要
通貨名称 | LYM(Lympo) |
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最大発行数 | 10億枚 |
公開日 | 2018年3月 |
公式サイト | https://lympo.io/ |
ホワイトペーパー | – |
LYMの特徴や目指しているもの
LYMは、フィットネスアプリケーション「Lympo」で使われるトークンです。
アプリを入れたスマートフォンのカメラを起動して運動をしている姿を撮影することで、LYMが受け取れます。受け取ったLYMは一定額が貯まれば払い出し可能になります。
健康維持とモチベーション確保の難しさ
健康維持の取り組みは、やらなくてもすぐに困ることはないので、モチベーションを保ち続けるのは簡単ではありません。健康維持のために運動や食事制限を始めても、全く続かなかったという経験がある方は少なくないでしょう。
日々の仕事に加えて運動までするのは面倒以外の何物でもなく、ついつい「そのうち始める」ことにし続けている方も少なくないでしょう。
Lympoはそんな「後回し」を解消するのに有用なフィットネスアプリケーションであり、自宅でトレーニングを楽しみながらお金を貯められるものです。
LympoとLYMの仕組み
Lympoは健康管理のためのフィットネスアプリケーションです。フィットネスクラブとスポーツジム、自宅での運動を記録することで、自身の健康を効率的に維持管理します。
すでにiOS版とAndroid版のアプリが公開されていて、日本でもダウンロードできます。
App store:https://itunes.apple.com/us/app/lympo-walk-run-earn/id1423003823
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lympo.lymporun
Lympoをダウンロードしたら、簡単なチュートリアルが表示されるので、それに従って運動をはじめれば、機能が使えるようになります。
スマートフォンを活用してフィットネスをサポート
Lympoではユーザーが本当にトレーニングをしたかを確かめるために、スマートフォンのカメラでユーザーの動きを確認し、運動の回数を数えるシステムを採用しています。この仕組みを使って運動の回数を数え、所定の回数をクリアすると、LYMで報酬がもらえるのです。
例えばスクワットなら、30秒で15回をこなす必要があります。これをクリアすれば3LYMを受け取れます。トレーニングは1日6回・報酬は1日18LYMまで受け取れて、1000LYM貯まると引き出せるようになります。
フィットネスのサポートに使えるLYM
貯めたLYMはフィットネストレーナーやスポーツのコーチからのアドバイス料、ダイエットのコンサル料、さらにはLymboと提携する企業のグッズや商品との交換に使えます。もちろん暗号資産なので、暗号資産取引所で交換することも可能です。
LYMはイーサリアム系トークンなので、マイイーサウォレットやメタマスクでも保管できます。
Lympoの優位点
Lympoのような健康系アプリ市場には、2020年には2000億ドル規模にまで成長するものと見られています。市場自体は十分大きいのですが、一方で様々なアプリが乱立しており、どれを使うべきなのかの判断が難しい状況も続いています。Lympoは現状の課題として
- 取得したデータが自分のものにならず、アプリの配信終了とともにデータが無駄になる
- アプリ間での互換性がなく、引っ越しが難しい
- 各種アクティビティに対応した汎用型アプリがない
ことの3つを上げており、これらを解決するための取り組みを進めています。
Lympoではランニングや筋トレ、ダイエットなど、幅広い運動に対応しています。ジム内でのランニングも計測できます。スポーツジムのトレーナー、コーチは自身の考えたプログラムをLympo上に公開し、その見返りとして報酬を受け取れます。
さらに、Lympo上では自身の健康データを売買することも可能です。健康な人のデータは集めづらく、それゆえに多くの保険会社や研究機関は情報収集に苦労しています。1個人のトレーニングの内容にも、大きな価値がつくかもしれません。
さらにLympoでは、フィットネス・健康系のスタートアップ企業のクラウドファウンディング・投資にも対応しています。LYM保有者はこれらに出資できて、事業が成功すれば、投資した金額よりも多いLYMが返ってきます。
LYMの将来性
LYMの将来性は、現時点ではある程度期待できると考えています。フィットネスアプリ市場はこれから間違いなく伸びてくるでしょうし、Lympoにはその中でも生き残れる程度のポテンシャルはあるように見えます。現時点ですでに日本でも使えるようになっているのも評価点です。
一方で、LYMで報酬を支払うことがモチベーション維持にどれだけ役立つのかという点については疑問も残ります。報酬自体が特別多いわけでもないですしね。もちろん、動機づけにはなるかと思いますが、まだ未知数な部分も多いので、将来性を過剰に評価するのは避けたほうがいいでしょう。
LYMが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。