目次
LRC(Loopring/ループリング)の概要
通貨名称 | LRC(Loopring/ループリング) |
---|---|
最大発行数 | 1,395,076,054枚 |
公開日 | 2017年8月 |
公式サイト | https://loopring.org/en/index.html |
ホワイトペーパー | https://github.com/Loopring/whitepaper/raw/master/en_whitepaper.pdf |
LRCの特徴や目指しているもの
LRCは、分散型取引プラットフォーム「LRC」で流通するERC20準拠のトークンです。仮想通貨にはより便利な機能や安全性が求められていますが、そんなユーザーの声に答える仮想通貨の1つがLRCです。
LRCの仕組み
LRCは相手が債務不履行や倒産などによって取引が完了せずに終わり、不利益を被る「カウンターパーティリスク」を軽減しています。
仮想通貨の取引所には、一企業が管理する中央集権型取引所(CEX)と管理者が分散されている分散型取引所(DEX)があります。一般的にはCEXが多く、CEXを介して取引をする場合、送信者は一度CEXへ資産を移動する(預ける)必要があります。CEXでもセキュリティ対策はしていますが、100%安全というわけではありません。
2014年にはマウントゴックス、2018年にはコインチェックで仮想通貨が失われる事件がありました。仮想通貨においては、取引先の相手というよりは取引所がハッキングに狙われるケースがあります。仮想通貨の世界においては、取引所そのものが大きなリスクの1つといえます。
分散型取引所によりカウンターパーティーリスクを軽減
LRCは分散型取引所(DEX)システムであり、このシステムで取引される仮想通貨です。DEXは資産を中央管理者のいる取引所に預けずに取引が可能です。ユーザーが資産を保有したまま相手に送金できるため、カウンターパーティリスクを被るリスクは軽減します。
LRCの将来性
LRCの将来は、比較的悪くないと思います。分散型取引所という点に目をつけたところは、とても良いです。カウンターパーティリスクやハッキングといった恐怖は、常に投資家の不安材料。LRCはそれを払拭してくれるので、投資家にとっては安心できる仮想通貨といえるでしょう。分散型取引所がまだまだ世の中に十分に浸透していませんが、これから広がっていくことは間違いありません。そうなったらLRCの急騰も期待できます。
LRCが日本に上場する可能性
分散型取引所の拡大とともに知名度は上がっていくと思いますが、仮想通貨全体で110位あたりだと日本の取引所の上場するのはまだ難しいでしょう。購入の際は、海外の取引所を利用してください。