IOSTは今後どうなる?IOSTの将来性と使い道について徹底解説

IOSTの今後の将来性

IOST(IOStoken/アイオーエストークン)の概要

通貨名称 IOST
最大発行数 210億枚
公開日 2018年1月20日
公式サイト https://iost.io/
ホワイトペーパー https://docsend.com/view/ihwqcdg

IOSTの特徴や目指しているもの

IOST(IOStoken/アイオーエストークン)は、オンラインサービスプロバイダ向けのインフラを提供するトークンです。
オンラインサービスとは、ツイッターのような SNSやAmazonなどのインターネット上でサービスを受けられるものです。

オンラインサービスを利用するためには、サーバーやストレージといった環境(インフラ)を用意する必要があります。しかし、既存の中央集権的なシステムでは、ハッキングのリスクや、管理者によっては高い手数料を徴収される、というデメリットがありました。
管理者がいない分散型のブロックチェーンを利用すれば、ハッキングや高額の手数料の問題は解決できそうです。しかし、ブロックチェーン 上でオンラインサービスを動かすのも不可能と言われてきました。なぜなら、ブロックチェーン には拡張性がなかったり、処理速度が遅かったりするなどの「スケーラビリティ問題」があったからです。

この問題を解決するのがIOSTです。ブロックチェーン特有のスケーラビリティ問題を解決しながら、非中央集権型のインフラを提供するというのがIOSTの特徴です。

ブロックチェーン 上にオンラインサービスを実現させるEDSという技術

なぜ、IOSTはブロックチェーン のスケーラビリティ問題を解決し、オンラインサービスのインフラを実現できるのでしょうか?それは「EDS(Efficient Distributed Sharding)」という技術があるからです。

EDS(Efficient Distributed Sharding)は、「効率的分散分割」という意味で、1つのネットワークをシャードという単位に分割して管理し、ネットワーク全体ではなく、シャードのみを動かすことで効率的に管理することを可能にしました。全体を崩さずに部分的にデータを送信できるので、処理を単純化できて、処理スピードも上がりました。

さらに細かい技術をみていきましょう。

技術 内容
Scaleout(スケールアウト) Scaleoutは並列処理が行うことができるという意味です。多くの取引を同時進行することがで、一人で行うよりも複数人で同じ仕事をする方が効率がよい、というメリットがあります。
Atomix(アトミックス) Atomixは、シャード同士を高速で一貫性を保つためのプロトコルのことです。
BRDR(Bias Resistant Distributed Randomness) BRDRは、「ランダム性」を用いることでネットワークの分散性と、セキュリティ性能を上げるための技術です。

IOSTが用意するツール

続いて、IOSTで利用できるツールについて紹介していきます。

HUDS(Hyper Universe Distributed System)

情報を蓄えるストレージを安全かつ検索可能に、効率的に、経済的に分散することができるツール。

dAppsとスマートコントラクト

IOSTのdAppsは一般的な主流のプログラミング言語で開発できるように設計されています。つまり、開発するための技術者を集めやすい、教育しやすいというメリットがあります。IOSの仮想マシンは安定性と並行性が優れているため、スマートコントラクトとの親和性も高いのが特徴の一つです。

FTFS(Fair and Transparent Feedback System)

ユーザーからのフィードバックを受ける事ができる機能。公正で信頼できるフィードバックを受けられるように設計されています。

「PoB(Proof of Believability)」という独自のコンセンサス・アルゴリズムを導入

IOSTで利用されているコンセンサス・アルゴリズムについて紹介します。

仮想通貨を支えるブロックチェーンの技術には中央管理者がいません。そのために取引が行われた際の処理が正しいと承認するためのルールがコンセンサス・アルゴリズムです。

一般的に仮想通貨のコンセンサス・アルゴリズムは、PoW(proof of work)や、PoS(proof of stake)が利用される事が多いです。PoWは仕事量(CPUの計算量)に応じて発言権が与えられる、というアルゴリズム。PoSは、そのトークンを保有している量によって発言権が与えられる、というアルゴリズムです。

それでは、PoBは、どのようなアルゴリズムなのでしょうか?Believabilityは、「信憑性」という意味です。

PoBは、PoWやPoSと違い、トークンの保有量に加えて、IOSネットワーク内での貢献度やサービスを利用した参加者からの評価によって決まるというアルゴリズムです。
保有量や仕事量以外にも評価基準があることにより、より公平性が保たれるアルゴリズムといえるでしょう。
PoWとPoSの違いについては「PoWの仕組み」を参考にしてください。

IOSTはERC20トークン

IOSTは、ERC20トークンでもあります。

ERC20とは、「Ethereum Request for Comments : Token Standard #20」の略で、イーサリアムをベースに発行できるトークンの共通のルールだと思ってください。ERC20トークン同士であれば同じウォレットを利用できる、などのメリットがあります。

ERC20トークン同士であれば互換性があるため、トークンを審査する取引所も審査がしやすい為、各取引所への上場がしやすいのもERC20トークンのメリットです。

またICOは行う際にも、投資家はERC20対応のウォレットがあれば簡単に購入することができるので、投資家がICOに参加しやすい点も強みです。ERC20対応のウォレットとしては、「MyEtherWallet」が有名です。

IOSTに出資している企業一覧

IOSTには、仮想通貨の取引所である「Houbi」や中国のブロックチェーン 企業の「inblockchan」など、仮想通貨に関わる企業が多く出資しています。

  • Houbi
  • INBlockchain
  • SEQUORIA
  • matrix
  • ZhenFund
  • METLOPORIS
  • NirvanaCapital
  • DFund
  • DanhuaCapital
  • LINKVC
  • NODECAPITAL
  • FBGCAPITAL
  • FUNCITY
  • K2VC
  • GENESIS
  • AlphaCoinFund
  • ChainFunder
  • BrinkAsset
  • Bixin
  • Consensus Capital

筆者が考えるIOSTの今後の将来性

IOSTの今後は比較的明るいと思います。オンラインサービスのインフラはいまや必須ですし、大手との差別化を図っている、という点が大きな強みだからです。

クラウドサービスが世の中に浸透し、データセンターにて顧客のデータを預かるサービスが多く世に登場しました。”クラウド”という言葉が一般の人たちにも分かるようになり、個人のPCや携帯に保存したデータが、ハードの破損ともに消失しないためにバックアップを取る、という時代は終わりました。

クラウド上に画像データや連絡先を保存しておけば、スマホが壊れたり、スマホを変えたりする時に、変更はスムーズに実現できます。

大変便利な世の中になりましたが、課題はサーバーやストレージに高い費用がかかってしまうということです。そのため、いままではamazonやグーグルのクラウドサービスを利用して商品を販売したり、個人のデータを保管したりしていました。

IOSTでは、それらのサービスを安価に利用することが可能です。個人や中小企業をターゲットにしたクラウドサービスの実現が可能になります。
ターゲットを大手と差別化している点は強みです。多くのブロックチェーン企業が出資しているのも、ターゲット層がハッキリしているので、戦略が分かりやすいからでしょう。

1枚あたりの単価が安いので、少量を保有しておくのは大いにけっこうです。
AirDropも行なっているようですので、そういう機会を利用して保有してみてはいかがでしょうか?ただし、大量に投資するのはまだ待った方がいいでしょう。

2018年1月24日は14円(0.00001BTC)でピークに達しています。これは上場直後なので、まあそうなるでしょう。その後は急下降し、その後は小康状態を保っています。2018年4月上旬現在は3円(0.000004BTC)前後です。

ロードマップによると2019年7-9月に正式リリースするとのことなので、ローンチを楽しみにしつつ、IOSTにアンテナを張っておきましょう。

IOSTが日本に上場する可能性

いまのところ、IOSTが日本の取引所に上場するという情報はありません。仮想通貨全体でも320位あたりにいるので、しばらくは上場は難しそうです。海外の取引所で購入するようにしましょう。

IOSTが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • Huobi
  • OKEx
  • Kucoin
  • BigONE
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