INSの特徴や将来性、INSが購入できるおすすめの取引所

INSの今後の将来性

INS(INS Ecosystem)の概要

通貨名称 INS
最大発行数 1000万枚
公開日 2017年11月27日
公式サイト https://ins.world/ja
ホワイトペーパー https://www.coinjinja.com/ico/ins

INSの特徴や目指しているもの

INS(INS Ecosystem/アイエヌエスエコシステム)は、ブロックチェーンによって食料品の流通経路をよりシンプルにし、メーカーと消費者が直接契約するためのプラットフォーム、およびそのプラットフォーム上で使われるトークンです。

メーカーと消費者が直接繋がると中間マージンがなくなるため、メーカーはより高く売ることができるようになりますし、消費者はより安く買うことができるようになります。流通経路を心配する必要もなくなるので安心・安全ですし、消費者は小売業者が取り扱っていない商品でも気軽に買えるようになります。

競合するプロジェクトもこれと言ってなく、ユニリーバと了解覚書を締結するなど(拘束力なし)、基本的には将来有望なプロジェクトです。一方でその壮大さ故に成就には時間がかかりそうなので、投資するならば数年、あるいはそれ以上の待機を覚悟しておいたほうがいいでしょう。

食市場は世界最大の市場である

あまりにも身近すぎるため実感が湧きづらいかもしれませんが、食市場は世界最大級の市場です。

農林水産省が作成した資料によれば、世界の食市場の市場規模は2009年時点では約340兆円で、2020年には約680兆円まで拡大する見通しです。これは建設市場や自動車市場に匹敵する数字であり、その大きさが伺えます。それに伴って、食料品のオンライン販売も増え続け、30兆円以上になる見通しです。

特に経済成長著しいアジア(中国・インドを含む)では、この11年間で市場規模は3倍になる見通しで、その成長の可能性には凄まじいものがあります。

また、エンゲル係数(全消費支出に占める飲食費の割合)は日本が約25%、米国が約19%、イギリスが約25%と、先進国でもそれなりに高いです。食以外に回せるお金が少ない発展途上国では更に高く、例えばトルコは35%、インドは44%です。日本も戦後間もなくは60%を超えていました。

食べていかないと生きていけないのですから当然といえば当然ですね。好むと好まざるにかかわらず、人は食市場に少なからず入らなければならないのです。

食市場で最も多くの売上を得ているのは小売業者である

では、その食市場で最も多く稼いでいるのは誰でしょうか。答えは小売業者です。小売業者とは簡単に言えば流通の最も川下に存在する販売業者のことで、具体的にはスーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店などが該当します。

メーカーが製造した食品は流通業者を通じて卸売業者(問屋)に運ばれ、さらに流通業者を通して小売業者に運ばれ、消費者は小売業者から食品を買う、という仕組みになっています。この一連の流通コストは商品価格に上乗せされるため、当然消費者が支払う金額は高くなります(ホワイトペーパーによれば、小売業者の力の濫用によって、その価格は30%~50%ほど上昇しています)。一方で売上の多くを小売業者が占めているため、メーカーに入る金額はそれほど多くはありません。

また、メーカー側は小売業者に商品を扱ってもらわなければ自社の製品が売れないので、小売業者に対してもプロモーションをしなければなりません。その費用は売上の17%にも及んでいます。

このシステムは消費者にも不利益をもたらします。商品の金額が高くなるのはもちろん、小売業者が扱わない商品は買えなくなってしまう、という点も見逃せません。消費者はすべての商品の中から商品を選ぶのではなく、小売業者の取り扱う商品の中から欲しいものを選ぶことを強いられるわけです。

このような小売業者の一存に左右されがちな食市場にメスを入れ、メーカーと消費者が直接契約を結べるようにするのが、INSの役割です。

INSの仕組み

INSのもとでは、メーカーと消費者がプラットフォーム上で直接契約を結びます。メーカーはINSプラットフォームに販売したい商品とその価格を登録し、取引手数料(1%)を払います。

消費者はプラットフォームを通じて商品を選び、支払いを行います。注文を受けたメーカーはフルフィルメントセンター(配送拠点)に商品を輸送し、プラットフォームが委託した配送業者が消費者のもとまで商品を届けます。

この仕組みのもとでは、中間業者を挟まないため、メーカーはより高く売ることができます。また、勝手に小売店に値段を変更されることもなくなります。現時点ではあまり意味をなしていない希望小売価格ですが、この仕組のもとではメーカーは自分の希望する価格で売ることができます。

また、いままでは小売業者に対して行っていたプロモーションに関する費用が浮くため、それを消費者に対するプロモーションや製品開発、社員への福利厚生など、もっと重大なことに回せます。顧客と直接やり取りをするので、早く詳細なフィードバックを受け取れます。

一方、消費者は小売業者が扱っている・いないに関係なく、好きな商品をより安い価格で購入できるようになります(ホワイトペーパーでは「毎日のショッピングで最大30%節約し、消費者を支援する」と表現されています)。

日本はもちろん、海外のメーカーからも、より気軽に商品が買えるようになります。注文はAmazonや楽天市場などと同じように、パソコンやスマートフォンから行えます。

INSトークンはマーケティング管理、紹介者報酬、支払いなど幅広い場面で使われることを想定しています。

現状と今後の予定

2018年中はプラットフォームの開発やフルフィルメント用のアプリ、インターフェイスの開発、供給業者の開発などを行い、2019年以降はサービスの地理的拡大とエコシステムの育成を実施する予定です。

筆者が考えるINSの今後の将来性

現時点ではかなり有望であると考えていますが、ロードマップにあるよりは開発が遅れるとも見ています。

食市場の市場規模や、食品を安く買いたいという消費者の需要は明確ですし、おまけに現時点ではこれと言った競合するプラットフォームもありません。しかし、プロジェクトの内容はかなり壮大であり、それゆえにしっかりと稼働するには相当の時間がかかる可能性が高いです。投資する場合はかなりの長期戦になることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。

INSが日本に上場する可能性

現時点では日本の取引所に上場される見通しはありません。取引高はバイナンスとOKExがほぼほぼ半々なので、利用するならこの2つのうちのどちらかがおすすめです。

INSが購入できる海外の取引所一覧

  • バイナンス
  • OKEx
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