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INPAY(インペイ)の概要
通貨名称 | INPAY(インペイ) |
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最大発行数 | 2017年4月 |
公開日 | 2017年11月 |
公式サイト | https://www.inpay.com/ |
ホワイトペーパー | – |
INPAYの特徴や目指しているもの
INPAYは、EU諸国で利用されている支払いシステム「Inpay」上で利用される仮想通貨です。この技術は国境を凌駕しており、多くの国で利用されています。セキュリティは万全を期しており、国際基準をクリアした外部監査によって安全性を担保しています。
INPAYの仕組み
国際送金では、その通貨の中継地点となる銀行を利用する必要があります。こうした銀行はコルレス銀行(コルレスバンク)と呼ばれており、その多くが国際決済機関にオンライン接続しています。
通常、異なる国の銀行同士には直接的なつながりはないため、海外送金にはSWIFTと呼ばれる国際的な銀行ネットワークを経由します。このSWIFTで、送金元と受け取りの中継地点の役割を果たすのがコルレス銀行です。この仕組は国際送金をスムーズに行う上で欠かせないものとされていますが、一方でこの仕組は海外送金の手数料高騰の一因となっています。
コルレス銀行には通常送金者が手数料を支払いますが、その金額は概ね1000円~3000円程度です。関係性の薄い銀行を中継すると、それだけ介入するコルレス銀行の数も増えるので、必然的に手数料も高くなります。
安価な国際間送金を実現するInpay
一方、InpayはEXPRESSという、SWIFTとは異なるプラットフォームを提供しています。このプラットフォームはコルレス銀行を中継したシステムよりも効率的であり、迅速かつ安価に送金ができます。EXPRESSは既存のWebsiteをポートレートとして使用します。このプラットフォームを導入することによって、Inpayのメリットを最大限享受することができます。
Inpayを自分のサービスに適合させるソリューションがWhite Labelです。オーダーメイドのサーバーメイドのシステムもあります。White Labelソリューションは、特定のニーズに統合できるように設計されています。
Inpayは現時点でEC圏内を中心に70以上の銀行と提携しており、利用者は現地の法定通貨を持たずに買い物ができます。
INPAYの将来性
現時点では、それなりに期待しています。すでにEU圏内ではそれなりに使われているという実績は、高く評価できるかと思います。
INPAYが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
INPAYが購入できる海外の取引所一覧
- YoBit