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HMQ(humaniq)の概要
通貨名称 | HMQ(humaniq) |
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最大発行数 | 1億8400万枚 |
公開日 | 2017年5月 |
公式サイト | https://humaniq.com/ |
ホワイトペーパー | – |
HMQの特徴や目指しているもの
HMQは、世界に約17億人存在する銀行口座を持たない人(アンバンクト)をメインターゲットにした金融サービス「Humaniq」上で使用されるトークンです。アンバンクトの大多数が保有しているスマートフォンなどの携帯端末で利用できるサービスであり、ユーザーはアプリを導入することにより、自由にお金を送金できるようになります。
Humaniqはシンプルなモバイルバンク
Humaniqは、シンプルで安全に利用できる第4世代モバイルバンクとして、従来の銀行にありがちな多すぎる書類作成や使いづらいアプリ、複雑なデータ保護などをすべて廃した、新しい銀行アプリです。安全で強力な財務ツールを提供しており、1日2ドル以下で生活する新興国に住む人の生活を向上させます。
生体認証で口座開設
Humaniqは、銀行口座を保有していない人でも、生体認証で口座開設ができます。生体認証とは血管の形状や顔の造形、などの、個人ごとに差がある生体を用いて認証を行う技術です。ユーザーは使いやすいアプリを通じて銀行口座を作成し、必要に応じてお金を送金します。Humaniqでは、生体認証のうち、比較的利用しやすい「顔認証」を採用しています。
アンバンクト層の救済が先進国に与えるメリット
アンバンクト層が銀行口座を持てるようになれば、そこで新たなビジネスが生まれます。新たなビジネスは雇用を生み、雇用の増加は生活水準を引き上げます。アンバンクト層の生活水準が向上すれば、世界経済の更なる拡大が期待できます。
コンセンサスアルゴリズムには「Proof of Face」を採用
HMQは合意形成の方法(コンセンサスアルゴリズム)に、すべてのユーザーが1回だけトークンを作成するProof of Face(PoF)を採用しています。トークンを作成するにあたっては、前述の顔認証を利用する必要があります。認証が終了次第、HMQトークンが作成されます。
顔認証をしたユーザーが他のユーザーを招待し、そのユーザーが登録すると、紹介したユーザーはトークンを受け取れます。トークンの発行はスマートコントラクトによって自動的に行われます。
HMQの将来性
現時点では、それなりに期待しています。アンバンクト層は数が多く、新たな市場として注目を集めています。彼らが豊かになることによって得をするのは、彼ら自身だけではありません。
一方で、アンバンクト層を対象とした銀行サービスは競合プロジェクトも多いので。HMQだけに集中投資するのはリスクが高いので、避けたほうが無難でしょう。
HMQが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。