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GNX(Genaro Network/ジェナロネットワーク)の概要
通貨名称 | GNX(Genaro Network/ジェナロネットワーク) |
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最大発行数 | 6億5000万枚 |
公開日 | 2017年12月 |
公式サイト | https://genaro.network/ |
ホワイトペーパー | – |
GNXの特徴や目指しているもの
GNXは、ブロックチェーン3.0をベースにした、分散型アプリケーション(DApps)のためのプラットフォーム「Genaro Network」上で使用されるトークンです。従来のDAppsの問題点を解決するためにシェアリングエコノミーの考え方を採用しており、世界中のコンピュータをデータストレージとして利用することによって、スケーラビリティを確保します。
Genaro NetworkとGNXの仕組み
Genaro Networkは基本的にはイーサリアムと同じDAppsのためのプラットフォームですが、こちらは世界中のコンピュータをデータストレージにすることによって、膨大な容量を確保しようとしています。
コンピュータの保有者は、空き容量をデータストレージとして提供することによってGNXを受け取れます。公式サイトからG-BOXというツールをインストールすれば、今日からでも空き容量を提供できます。開発者はこの空き容量にDAppsの開発に必要なデータをすべて保存します。感覚としては、Google Driveのようなオンラインストレージに近く、開発者はいついかなる状況でも開発に望めます。
Genaro Networkはすでに2000 Transactions Per Second(TPS)の処理能力を達成しています。イーサリアムの処理能力がせいぜい15TPS程度であるのと比べると、その差は明らかです。
開発をサポートするキットも提供
また、Genaro Network上ではDAppsキットが提供されます。DAppsは新しい概念であり、開発に慣れていない開発者も少なくありませんが、予め用意されたキットを使えば、簡単にDAppsが作成できます。開発環境が整っていれば良いDAppsが生まれやすくなります。良いDAppsが生まれればそれだけそのアプリの知名度は高まり、ユーザーが増え、それに伴い必要とする容量が増え、空き容量を提供するユーザーが増える……という好循環に入っていくことでしょう。
GNXの将来性
現時点では、それなりに期待してもいいのではないかと思っています。ストレージを提供するもの、開発者、アプリの利用者それぞれに違った利益が用意されているのは評価できます。
GNXが日本に上場する可能性
現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
GNXが購入できる海外の取引所一覧
- Huobi Global
- Gate.io
- OKEx