GEOの特徴や将来性、GEOが購入できるおすすめの取引所

宝探しゲームでマイニングできるGEOの仕組みと将来性を解説

GEO(Geocoin/ジオコイン)の概要

通貨名称 GEO(Geocoin/ジオコイン)
最大発行数 500万枚
公開日 2015年1月
公式サイト http://geo.money/
ホワイトペーパー

GEOの特徴や目指しているもの

GEOは、現実世界に埋められたコインに格納されたブロックチェーンを利用する暗号資産です。「ジオキャッシング」という宝探しゲームから派生して生まれた暗号資産であり、マイニング方法としてアプリの地図上に表示されているGEOが埋められているところまで実際に出向くユニークな仕組みを採用しています。

位置情報ゲームと暗号資産の組み合わせはオリジナリティがあり、暗号資産としてのセキュリティ面も優秀です。

GEOの仕組み

実はGEOはリアルコインとして設定されていましたが、2015年1月に暗号資産に移行しました。リアルGEOと暗号資産GEOの1対1での交換が受け付けられ、交換後はウォレットに暗号資産GEOが入れられています。

GEOの基本的な仕組みは、ジオキャッシングと一緒です。各プレイヤーはスマートフォンで隠し場所に出向き、そこでマイニングをします。具体的には、人工衛星にリクエストを送信して、最初のリクエスト送信であれば、GEOを入手できます。

ジオキャッシングってどんなゲーム?

GEOのオリジナルであるジオキャッシングは、GPSと人工衛星、アプリを連動させることによって実現した、地球全体がフィールドの宝探しゲームです。世界中のプレイヤーは宝を隠したり、それを探したりします。

ジオキャッシングは2000年頃にアメリカで誕生した比較的新しいゲームではありますが、GPSという最新技術と、アウトドア・トレジャーという古くから楽しまれてきたスポーツが融合した競技として世界中で愛されています。2017年7月時点では、世界中に300万個以上のキャッシュが埋められており、600万人以上のプレイヤーが今日もキャッシュを求めて歩き回っています。

プレイヤーはキャッシュと呼ばれる宝箱に見立てた容器を用意し、その中になにか価値のあるものを入れて、一部の禁止エリアを除く好きな場所に隠し、その座標の情報と細かい隠し場所のヒントをジオキャッシング公式サイト上に登録します。その情報をスマートフォンアプリで見た別のプレイヤーは、座標とヒントを頼りにキャッシュを探し出します。見事発見すれば、そのキャッシュを持ち帰ることもできますが、代わりにそれと同価値のものを置いておく必要があります。これにより絶えず宝があるようになり、より多くのプレイヤーが長く遊ぶことができます。

もちろん、日本にも大量のキャッシュが存在します。国内総キャッシュ数は約2万6000件ほどで、人口密集地には特に多くのキャッシュが集まっています。

公式スマートフォンアプリをダウンロードすると、実際の座標やヒントを取得できます。GEOはこうしたスポーツともトレジャーとも言える遊びから派生したコインです。

GEOは環境と弱小マイナーに優しい?

GEOはビットコインやライトコインと同じく、コンセンサスアルゴリズムにProof of Work(PoW)を採用しています。通常、PoWを成立させるためには激しい計算競争を行う必要があり、それが環境負荷やマイニングの寡占と言った問題を生むという批判は度々なされてきました。

その点、このGEOは計算競争ではなく現場に行って早くマイニングするという仕組みになっているため、激しい計算競争による電力の過剰消費も発生せず、一部のマイナーがコインを独占することもありません。ゲームと連動しているがゆえに、十分な公平性を確保できるのです。

GEOの発行枚数は500万枚です。発行枚数が少ないとされているビットコインの2100万枚すら大幅に下回っています。発行枚数が少ないということは、その分単価が上がりやすいということでもあります。

GEOの将来性

GEOの将来性は、現時点ではそれなりに期待できると考えています。人気の位置情報ゲームと暗号資産を組み合わせて高いゲーム性を実現していることや、探し出したお宝を実際に暗号資産取引所で換金できという明確な魅力があるためです。Twitterも頻繁に活動していますし、分散投資先の1つとしてはなかなかいいのではないでしょうか。

GEOが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場していますので、気になる方はそちらを購入するといいでしょう。

GEOが購入できる海外の取引所一覧

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