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FJC(FUJICoin/フジコイン)の概要
通貨名称 | FJC(FUJICoin/フジコイン) |
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最大発行数 | 100億枚 |
公開日 | 2014年6月 |
公式サイト | http://www.fujicoin.org/ |
ホワイトペーパー | – |
FJCの特徴や目指しているもの
FJCは、高速送金と安価な手数料、高度な分散化を実現することで、決済手段としての普及を目指している日本発の暗号資産です。
FJCの仕組み
FJCは2014年に誕生した比較的古い暗号資産ですが、機能はビットコインやライトコインはもちろん、新興の暗号資産にも全く引けを取っていません。
ブロック生成時間は1分と、ビットコインやビットコインキャッシュの10分はもちろん、ライトコインの2.5分やモナコインの1.5分と比べても高速です。さらに、51%攻撃への耐性を備えているなど、安全性も十分です。
プレマインと批判
FJCはコインが広く普及する前に、特定の人たち(主に開発関係者)だけでマイニングを行い、コインを分配する「プレマイン」を実施しています。プレマインの割合が多すぎる場合、プレマインによってコインを得た保有者の動向に価格動向が左右されることになってしまいます。
FJCでは発行総額の1.6%に当たる1億6000万枚が非公表でプレマインされました。1.6%という数字はそこまで大きいわけではないのですが、それが非公表で行われたことについてはコミュニティの掲示板などでも批判されました。一体なぜこのようなことをしたのかは不明です。
マイニングとアルゴリズム
FJCではScript11という特別なアルゴリズムを採用しているので、マイニングに特化したASICでマイニングできないASIC耐性を備えています。これにより、高度な分散化が図られます。
FJCの将来性
FJCの将来性は、現状ではあまり期待できません。誕生から時間が経っているにも関わらず、普及する見通しが立っていないからです。時価総額は2000万円前後とかなり低いですし、取引も豊富に行われているとは言えません。
Twitterアカウントも稼働しているなど、全く期待できないというわけでもないのですが、基本的には将来性は厳しいと思っておいたほうが良いでしょう。
FJCが日本に上場する可能性
国産の暗号資産でありながら、現時点では、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場しているため、気になるという方はそちらを利用するといいでしょう。
FJCが購入できる海外の取引所一覧
- Bleutrade
- Blockbid
- Cryptopia
- Nova Exchange
- WAFCOIN Exchange
- Yobit