ELA(Elastos/エラストス)の概要
通貨名称 | ELA(Elastos/エラストス) |
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最大発行数 | 3300万枚 |
公開日 | 2018年1月 |
公式サイト | https://www.elastos.org/ |
ホワイトペーパー | https://www.elastos.org/downloads/elastos_whitepaper_en.pdf |
ELAの特徴や目指しているもの
ELAは、デジタル資産管理・販売プラットフォーム「Elastos」で流通するトークンです。暗号資産取引所のバイナンスの上場投票で1位を獲得したこともあり、注目を集めています。
ElastosとELAの仕組み
Elastosはデジタル資産の開発・識別・売買を可能にするためのプラットフォームです。アプリ開発者は、Elastosでアプリ開発ができて、開発したアプリケーションはデジタル資産としてブロックチェーン上に登録されます。デジタル資産には独自のURLが与えられ、そのURLで資産価格や量などを管理します。
ユーザーは他のプラットフォームを介することなく、アプリに直接アクセスします。Elastosはデジタル資産を誰がどれだけ持っているのかをブロックチェーンを使って適切に管理・把握して、デジタル資産を実物資産と同じように自由に売買できる環境を提供します。
ELAの役割
ELAはElastosでの取引や投資、ブロックチェーン処理手数料などに使うトークンです。総発行枚数3300万枚のうち、50%(1650万枚)はエコシステム開発のために使用されます。トークンの自然な損失を補い、またインフレに追いつくために、流通するELAの量を毎年4%の比率で増やしていきます。
ELAの将来性
著作権管理とブロックチェーンの相性は間違いなく良好ですし、サイドチェーンを採用しているのはプラスですが、似たようなプロジェクトが複数存在しているのがマイナスです。
例えば先行する類似プロジェクトであるTaoはアーティストや所属事務所に帰属する著作権管理のプラットフォームであり、その用途はElastosとよく似ています。TaoとElastosどちらが優れているかと聞かれると、これはもうなんとも言えません。今後の開発やマーケティング次第でしょう。
ELAが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに海外の暗号資産取引所に上場しているので、気になる方はそちらから購入してください。