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DP(DigitalPrice/デジタルプライス)の概要
通貨名称 | DP(DigitalPrice/デジタルプライス) |
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最大発行数 | 1億枚 |
公開日 | 2014年10月 |
公式サイト | https://digitalprice.org/ |
ホワイトペーパー | https://digitalprice.org/wp-content/uploads/2018/06/DigitalPrice_Whitepaper.pdf |
DPの特徴や目指しているもの
DPは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Stake(PoS)を採用した仮想通貨です。
DPの仕組み
DPでは、Scrypto.ioというプロジェクトを有しており、高速かつプライベートな取引を提供します。
インスタントセンドとプライベートセンドで高速化・匿名化を促進
インスタントセンドとは、ごく少数の手数料を支払うことによって、取引を即時化するサービスです。このシステムによって行われた取引は、前述の方法によって選ばれたマスターノードのチェックを経て承認されます。
一方のプライベートセンドは、通貨のやり取りの一部を匿名化する機能です。匿名通貨の代表格でもあるDASHでも採用されている仕組みです。これにより、複数人の送金情報をよくかき混ぜてから受取人のもとに送金することによって、誰が誰に支払ったのかをわからなくするというものです。
ビットコインやライトコイン、ビットコインキャッシュなどの主要な仮想通貨は、取引記録がすべて公開されるため匿名性にかける一面がありますが、DPならばそれを覆い隠せます。
取引を承認するマスターノードの仕組み
インスタントセンドやプライベートセンドの承認を行うためには、マスターノードになる必要があります。マスターノードになると、ブロック報酬の66%を受け取れます。マスターノードには原則として誰でもなることができますが、マスターノードで有り続けるためには、2万5000DPをロックし続ける必要があります。
DPの将来性
現時点では、あまり将来性を感じません。マスターノードが多くの報酬を得られるという点以外に、これと言った特徴がないからです。このまま数あるPoS型仮想通貨として埋もれないためには、さらなる機能やマーケティングが必要ですが、現時点ではそれらを匂わせるものはありません。
DPが日本に上場する可能性
現時点では日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の仮想通貨取引所に上場しているため、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。