DOPEの特徴や基本的な機能、今後の将来性を詳しく解説!

DOPEの特徴や将来性を詳しく解説

DOPEの概要

通貨名称 DOPE(Dopecoin)
最大発行数 2億枚
公開日 2014年2月
公式サイト dopecoin.com/coin-info/
ホワイトペーパー

DOPEの特徴や目指しているもの

DOPE(Dopecoin)は、世界初の大麻愛好家のための仮想通貨です。2014年2月に誕生した比較的古い仮想通貨の一種であり、長期的には大麻購入にDOPEが使用できる環境の構築を目的としています。仮想通貨として特別際立った点があるわけではありませんが、擬似的な匿名システムや年利5%のPoSシステムなどを搭載しており、性能自体はそれなりです。

意外と大きな世界の大麻市場

日本で生活しているとなかなか実感がわきませんが、世界の合法大麻市場は意外と大きく、また高い潜在成長性を秘めています。大麻専門の市場調査会社、ブライトフィールド・グループの報告書によれば、2017年時点での市場規模はおよそ77億ドル(約8500億円)ですが、2021年には約314億ドル(約3兆5700億円)にまで達する見通しです。

現在は市場の売上高の90%を米国が占めていますが、2021年には57%まで低下する見通しです。今後はカナダやドイツなど、複数の国家で大麻の使用が一部合法化される見込みであるためです。

また、大麻ビジネス投資会社のアークビューグループは、嗜好用大麻の解禁により、大麻業界全体の現在の3分の1に相当する10万人の雇用が創出されると試算しています。いいか悪いかは別として、大麻市場が大きな成長可能性を秘めていることは間違いないでしょう。

大麻が合法な国は?

大麻の合法性は、国によって異なります。日本や中国、オーストラリア、フランスなどでは違法ですが、ロシアやブラジルでは非犯罪化、カナダやインドは違法だが寛容、アメリカは州によっては合法だったり違法だったりと、国・地域ごとに扱いはまちまちです。

傾向としては以下の通り。

違法 アジア、オセアニア、北アフリカ、東欧、米中東部、米西部
非犯罪化 南米、ロシア、西欧
違法だが寛容 南アフリカ、カナダ、インド

国レベルで合法化を果たしたのは、現時点ではウルグアイのみですが、医療大麻は合法だったり(イスラエルなど)、プライベートな場では合法だったり(スペインなど)、と言ったような、一部合法化を果たしている国は少なくありません。

また、最近は大麻を合法化する動きも盛んになっています。その動きが特に顕著なのはカナダで、2018年秋には娯楽目的での大麻が合法化される見通しです。それに伴い、カナダ最大の大麻製造業者のキャノピー・グロースは、チョコレート工場を買収し、大麻工場に改装して事業を開始しました。

一部の国が大麻合法化に動いた理由はいくつかありますが、主なものとしては

  • 禁止しても使用禁止にはつながらない
  • 公的に禁止すると政府が管理できなくなる
  • 公的に禁止すると、大麻の売上が裏社会の資金源になる

などが挙げられます。どうせ禁止してもやる人はやるのだから、いっその事合法化して国が管理することによって、裏社会への資金流出を防ぎ、適切な治療などを促したほうがマシ、と考えたわけですね。この動きを良くないものと捉える人もいるでしょうが、とにかく大麻市場が将来有望であることは間違いありません。

DOPEの基本的な機能

DOPEは大麻市場での使用を想定していることを除けば、ごく一般的な仮想通貨です。ブロック生成スピードは60秒、最大発行量は2億枚、承認システムはPoSとPoWのハイブリッドです。

疑似匿名取引システムとは

DOPEの特徴の1つに、疑似匿名取引システムというのがあります。これは読んで字のごとく、取引を擬似的に匿名化するシステムのことです。あくまでも擬似的なものであって、Zcashのような本格的な匿名通貨に比べるとその匿名性は劣ります。

しかし、ビットコインやライトコインなどのように原則として全取引が公開される仮想通貨と比べれば安心して使えます。

PoSシステムで年利5%を実現

DOPEはコンセンサスアルゴリズムにPoW(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)の2つを採用しています。この仕組のもとでDOPEを保有すると、年利5%の利息が受け取れます。

コンセンサスアルゴリズムとは誰に取引の承認を行わせ、報酬を与えるかというルールのことです。

PoWはビットコインを筆頭に多くの仮想通貨で採用されているコンセンサスアルゴリズムで、簡単に言えば計算能力の高いコンピュータに優先的に承認と報酬受取の権利を与えるルールです。世界中で計算競争(マイニング)を行い、最も早く解いたコンピュータが承認者(マイナー)になり、マイナーは承認作業を行った見返りに報酬を受け取ります。

PoWはハッキングや改ざんが極めて起こりづらいという点では非常に優れていますが、その反面計算競争を行うため電力消費量が多くなり、計算能力が低いコンピュータでは報酬が得られないため、マイニングが寡占化するといったデメリットもあります。

一方、PoSはコインの保有量が多く、保有期間が長いコンピュータに優先的に承認と報酬受取の権利を与えるルールです。この仕組のもとでは、計算競争が発生しないため、電力消費を抑えることができるというメリットがあります。

この仕組みは、コインの保有量に比例するように報酬が与えられるという点で、銀行預金の利息に似ています。DOPEの場合は、デスクトップウォレットに保管することにより、コインの保有量の5%を利息として受け取れます。

筆者が考えるDOPEの今後の将来性

現時点では、あまり将来性は感じられません。大麻市場自体は将来有望ではありますが、大麻用の仮想通貨やプロジェクトは複数存在しており、それらに打ち勝てるほどの魅力があるようには見えないからです。

大麻系の仮想通貨の中で最も時価総額が高いと思われるのはHempcoinです。HempcoinはDOPEよりも少しあと、2014年6月に誕生した仮想通貨で、大麻の流通を円滑かつ健全に発展させるためのプロジェクトです。

ブロックチェーンによって大麻の流通経路を明確にするためのものであり、時価総額はDOPEの5倍以上です(2018年8月6日時点)。他にもいくつか競合するプロジェクトがあり、DOPEは現状これを上回る魅力がない状態です。

疑似匿名取引システムは面白いものではありますが、大麻購入の決済時に匿名性を確保したいならばZcashやMoneroなどの匿名通貨を使えばいい話です。個人的には、買うほどのものではないと考えています。

DOPEが日本に上場する可能性

現時点では日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の仮想通貨取引所に上場されているので、気になる方はそちらを利用すると良いでしょう。なお、取引高の90%はUpbitが占めています。

DOPEが購入できる海外の取引所一覧

  • Upbit
  • Bittrex
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