DLTの特徴と将来性、DLTが購入できるおすすめの取引所

DLT

DLTの概要

通貨名称 DLT
最大発行数 1億3000万枚
公開日 2017年5月
公式サイト https://www.agrello.org/
ホワイトペーパー https://docs.agrello.org/Agrello-Self-Aware_Whitepaper-English.pdf

DLTの特徴や目指しているもの

DLTとは、電子政府などの先進的な取り組みで知られるエストニアで開発されている、スマートコントラクトとAIを組み合わせた契約のプラットフォーム「Agrello」上で使われるイーサリアムトークンです。

現状、複雑な、あるいは重大な契約を結ぶ際には弁護士や司法書士などの専門家の仲介が事実上必須ですが、Agrelloを使えば、法知識のない専門家同士でも簡単にリスクの少ない契約を結べるようになります。

Agrelloはイーサリアムのブロックチェーンを用いています。このようなプラットフォーム自体は多いのですが、AgrelloはAIを組み込んでいるのが他のプラットフォームとの大きな差別化点です。AIは自然言語(英語、中国語、日本語など、人間が使う言語のこと)を理解し、それに基づいた文書を作成できるため、異なる言語を使用する人とも安全に契約できます。

そもそも「契約」ってなんだ?

Agrelloは契約のためのプラットフォームですが、そもそも契約とはどのような行為なのでしょうか。

契約とは、格式張った言い方をすれば、「お互いの権利や義務が明示されており、従わなかったときは法的拘束力によって強制される約束事」の事です。法的拘束力とは、簡単に言えば、契約の当事者が義務を果たさなかったときに、強制的に従わせる力のことです。

例えば、顧客が企業から商品を買ったら代金を払うという契約を結んだにもかかわらず、顧客が代金を払わなかった場合、企業は訴訟を起こし、判決を得て財産を差し押さえることが出来ます。

もちろん、実際に裁判まで発展することは非常に稀です。その前に連絡や交渉・説得を行い、そこで解決することのほうが遥かに多いでしょう。しかし、訴訟に行く前に解決するのは法的拘束力があるからです。法的拘束力は実際に行使されなくても、暗に当事者を契約に従わせる力があるのです。

現状の契約の問題点

契約は商品やサービスの売買、貸借はもちろん、従業員の雇用、自社ブランドの使用など、ありとあらゆる場面で結ばれるもので、双方の合意がなければ成り立ちません。

契約自体は口約束でも成立します(例えば日常の買い物では「これください」「はい」というやり取りだけでも契約は成立します)。しかし、それでは後で言った言わないで揉める可能性があるので、大きな契約を結ぶ際には、双方が契約に合意したという事実を明らかにするために、契約書を結ぶのが普通です。

契約を結ぶことがコスト要因になる

ただし、契約書があれば完璧かというと、必ずしもそうとは言えません。契約書自体に不備がある可能性は否定できないからです。そのため、通常は不備を無くすために弁護士などの法律家に契約書の作成を依頼します。場合によっては契約のアドバイス(どのような一言を盛り込んだらより有利になるかなど)も受けられます。しかし、弁護士に依頼すれば当然費用がかかりますし、双方が契約書の内容をチェックするために時間もかかります。スピードが重視されるビジネスの現場において、これは大きな足かせとなります。

このような契約の問題点を解決し、誰でも簡単に、安全に、法律家の手を借りることなく契約を結べるのがAgrelloのすごいところです。

Agrelloはセットアップが簡単で誰でも使える

Agrelloの最大の特徴は、グラフィカルなインターフェイスウィザードが導入されているため、誰でも簡単に使えることです。契約のテンプレートを使い、選択していくだけで、法律家が作成したかのような電子的な契約を作成できます。

まだこの仕組が公開されているわけではありませんが、ホワイトペーパーによれば、ドラッグ・アンド・ドロップと簡単なキーボード操作ができれば誰でも問題なく使えるものになるようです。サービスの利用の際にはDLTが必要になります。

Microsoft Wordにも契約書のテンプレートが搭載されていますが、Agrelloのテンプレートの豊富さはその比ではありません。おまけに、テンプレートは時間が経てば経つほど増えます(後述)。

テンプレートは時間が経てば経つほど増える

Agrelloには、SaaSという機能が搭載されています。これは簡単に言えば、Agrelloというテンプレートの上に、新たに外部のアプリケーションを搭載できる仕組みです。Agrelloにはあらかじめ複数のテンプレートが搭載されていますが、外部のユーザーがSaaSを利用して、より優れたテンプレートを登録することも可能なのです。優れた(多数のユーザーを獲得した)テンプレートを作成したユーザーには、報酬が与えられます。

テンプレートが増えれば「不動産売買の時にはこのテンプレート」「雇用契約の時にはこのテンプレート」と、状況に応じた使い分けがより容易になります。

AIがサポートしてくれるので安心

Agrelloでは、AIが契約の管理、支払期日、納期などを決定してくれます。これまでは人間が行っていた面倒な作業は、全てAIに任せられます。

契約はAIによってAgrelloの使っているプログラミング言語に翻訳され、ブロックチェーンに書き込まれます(誰でも簡単に使えるのは、この翻訳機能に依るところが大きいです)。ブロックチェーン上に記録されたデータの改竄は難しく、費用なども考えれば事実上不可能であるため、契約相手が勝手に書き換えるなどの心配は不要です。契約はイーサリアムのスマートコントラクトで自動的に実行されるため、契約の不履行に対する心配も無用です。

また、それと並行して、自然言語で書かれた、法的拘束力のある文書も作成されます。AIはすべての国の言葉を話せる人のようなものなので、違う国の企業や個人と契約する際にも、簡単に意思の疎通が出来ます。世界を股にかけるビジネスとの相性はバッチリです。

筆者が考えるDLTの今後の将来性

Agrelloは非常に将来有望なサービスですが、DLTの価格がどこまで上昇するかは不透明です。DLTがどのような場面でどのくらい必要となるのかが、まだそこまで明確になっていないからです。

Agrello自体はかなりよく出来ていることは確かです。高速かつ安全に契約が結べるというのは、ビジネスの規模が大きい大企業にとってはもちろん、なるべくコストを抑えたい中小企業、あるいはフリーランスにとっても有益です。今後DLTのより明確な使い道がわかれば、価格は上昇していくものと思われます。

DLTが日本に上場する可能性

現時点では、国内の取引所に上場される見通しはありません。海外の取引所には多数上場されていますが、取引高はほぼ100%バイナンスが占めています。他の取引所だと板が薄い可能性が高いので、利用するならばここ一択です。

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