DGBの特徴や将来性、DGBが購入できるおすすめの取引所

DGBの特徴・将来性を解説

DGBの概要

通貨名称 DGB(DigiByte)
最大発行数 210億枚
公開日 2014年1月
公式サイト http://dgbjapan.com/
ホワイトペーパー

DGBの特徴や目指しているもの

DGBは、2014年に誕生した、比較的古株の仮想通貨です。概ねビットコインの性能を順当に進化させたものであり、ビットコインよりも速いブロック生成スピードと高い攻撃耐性、安定したマイニング難易度が大きな特徴です。

海外産のアルトコインとしては珍しく、日本語公式サイト・公式ツイッターアカウントが存在するなど、日本国内でのマーケティングにも力を入れています。

ビットコインはなぜ遅い?

ビットコインの送金時間は、他の多くの仮想通貨と比べると遅いです。送金時間が遅くなる原因の中でも無視できないのが、ブロック生成スピードの遅さです。

ビットコインは分散型デジタル台帳(ブロックチェーン)によって管理されています。ブロックチェーンに接続された各ブロックにはトランザクション(個別取引)に関するデータが格納されています。このブロックが生成されるスピードが遅いほど、送金にも時間がかかります(もちろん、他の要因にも左右されますが、ここでは省略します)。

ビットコインのブロック生成スピードは10分。ライトコインの2.5分やモナコインの1.5分、イーサリアムの15秒などと比べると明らかに遅くなっています。ブロック生成スピードは、早ければ早いほどセキュリティ上のリスクが高まるため、早ければ良いというわけでもないのですが、それにしてもやはり10分というのは長過ぎます。

ビットコインのブロックサイズは枯渇しつつある

ビットコインのブロックチェーンのブロック容量(入れられるデータの大きさ)は1MBで、1つのブロックにはおおむね4000件のトランザクションのデータを格納できます。

一方、ブロック生成スピードは前述の通り10分です。600秒で4000トランザクション、6.66件/秒のトランザクションを処理できるわけです。これはクレジットカードの4000~6000件/秒やリップル(XRP)の1500件/秒、イーサリアムの15件/秒と比べるとはるかに少なく、決済手段としては致命的な弱点と言えます。

このような問題点の解決を目指しているのがDGBの特徴です。

DGBのブロック生成スピードは15秒、容量はどんどん増えていく

DGBのブロック生成スピードはわずか15秒と、ビットコインと比べると約40倍も早く、他のアルトコインと比べてもかなり高速です。

また、ブロックサイズは2年毎に2倍に増加し、最終的には10MBになります。ブロック生成スピードは40倍、ブロックサイズは10倍なので、理論上はビットコインの400倍のトランザクションを処理できます。

現時点の処理能力は1秒あたり560件ですが、2035年には28万件にまで増加する予定です。

5つのハッシュ関数で51%攻撃のリスクを軽減

DGBはビットコインと同じくPoWを採用していますが、以下の5つのハッシュ関数を併用することによって、51%攻撃のリスクを軽減しています。

  • SHA-256
  • Scrypt
  • Groestl
  • Skein
  • Qubit

ハッシュ関数とは、1つの元データを与えると、別の1つの新データを返す特殊な関数です。新データから元データを逆算するのは極めて難しく、時間的な・経済的な成約を考えると実質的には不可能に近いです。

PoWの下でのマイニングは大雑把に言えば、適切な新データに変換される元データを探す作業です。採用しているハッシュ関数や、適切な新データの定義は仮想通貨によって異なります。例えば、ビットコインはSHA-256というハッシュ関数を採用しており、先頭の16桁が全て0になるものを適切な新データと定義しています。通常、1つの仮想通貨は1つのハッシュ関数のみを採用します。

しかし、DGBでは5つのハッシュ関数を採用しており、これに合わせるようにブロックチェーンも5つ存在しています。個々のブロック生成スピードは約75秒ですが、5つブロックチェーンがあるので、実質的なブロック生成スピードは15秒になるのです。

この仕組みのもとでブロックチェーンの悪意ある攻撃を成功させるためには、1つのハッシュ関数で93%の、その他の4つのハッシュ関数で51%の計算能力を得る必要があります。これは通常の51%攻撃よりも遥かに難しいです。

なお、5つのハッシュ関数のうち、SHA-256とScryptはASICという高額な専用機器で行うことを前提としていますが、残りの3つはGPUという安価な汎用性の高い機器で行うことを前提としています。ASICだけを大量に持ってもSHA-256とScrypt以外のハッシュ関数の計算能力は得られません。

難易度調整の仕組み

マイニングには難易度調整という仕組みがあります。難易度調整とは、ブロック生成スピードが常に一定になるように調整することです。ブロック生成スピードが早すぎる場合は、計算の難易度を上げてブロック生成によりかかる時間を長くします。逆にブロック生成スピードが遅すぎる場合は、計算の難易度を下げて、ブロック生成にかかる時間を短くします。

マイニングを行うための機材は年々進化するため、難易度調整を行わないとブロック生成スピードがどんどん早まってしまいます。一方で短期的にはスピードが遅くなることもあります。

ビットコインの難易度調整は約2週間毎に行われるため、難易度がばらつきがちです。一方、DGBの難易度調整は1ブロック(15秒)毎に行われます。そのため難易度は常に安定します。

スマートコントラクトに並ぶ「DIGUSIGN」とは

DIGSIGNとは、イーサリアムのスマートコントラクトのような機能です。公的機関や貿易、医療など、多くの文書が扱われる分野での活用が期待されます。

筆者が考えるDGBの今後の将来性

現時点ではなかなか将来有望であると考えています。ビットコインと比べて優秀な機能やDIGISIGNと、評価すべき点は多数あります。日本でのマーケティングに積極的なのも日本人にとってはありがたいことです。一方で開発はかなりの長期間に渡って行われるため、短期的な投資にはあまり向いていません。長期保有の銘柄と考えたほうがいいかもしれません。

DGBが日本に上場する可能性

日本向けの広報に積極的な一方で、現時点では日本の仮想通貨取引所に上場する見通しは立っていません。すでに海外の複数の取引所に上場していますので、そちらを利用するといいでしょう。

DGBが購入できる海外の取引所一覧

0 0

この記事の共有はここから