DCTの特徴や将来性、DCTが購入できるおすすめの取引所

DCT

DCT(DECENT/ディーセント)の概要

通貨名称 DCT(DECENT/ディーセント)
最大発行数 7320万枚
公開日 2018年3月
公式サイト https://decent.ch/
ホワイトペーパー https://decent.ch/media/documents/decent-whitepaper.pdf

DCTの特徴や目指しているもの

DCTは、分散型コンテンツ配信プラットフォーム「DECENT」上で使われるトークンです。クリエイターはDECENTで自身の制作した各種コンテンツを消費者に対して直接販売して、その見返りとしてDCTで報酬を受取ります。

DECENTの主なライバルは既存のコンテンツプラットフォームですが、アプリ開発プラットフォームとしても使えるなど、明確な差別化ポイントも少なくありません。

DECENTとDCTの仕組み

配信者はDECENT上でのプロフィールの設定をしてアップロード手数料を支払い、コンテンツの利用料金を設定します。この手数料は既存のプラットフォームよりもずっと割安であるだけではなく、再生時間やチャンネル登録者数の縛りなどもありません。初公開のコンテンツでも、売り上げに応じて収益になるのです。

コンテンツプラットフォームとしてのDECENT

消費者はアップロードされたコンテンツを購入できるだけではなく、フィードバック(レビュー)をすることもできます。消費者が支払ったお金はすべて配信者のものとなりますが、このときのお金のやり取りは、DCTを介しています。

DECENTは政府、政治団体、メディアなどの支援を受けていない、分散型の配信プラットフォームであるため、管理者やそこに圧力をかけられる特定の団体・組織の都合によって動画削除されたり、収益化が無効になったりすることがありません。

アプリ開発プラットフォームとしてのDECENT

DECENTはコンテンツプラットフォームであり、DCTトークンを支払うと独自アプリを開発する権利が得られるアプリ開発プラットフォームでもあります。アプリ開発プラットフォームとしてのDETNETは、完全にオープンソースであり、プログラムの派生作品を作ってリリースできることから、これまでよりアプリ開発はずっと楽になります。

コンセンサスアルゴリズムにはDPoSを採用

DECENTはコンセンサスアルゴリズムとしてブロック生成者を選挙(投票)によって決める「DPoS」を採用しています。投票権はコイン保有量に比例するように割り当てられ、ブロック生成者とブロック生成者に投票した人には報酬が与えられます。

DpoSでは少額保有者は自分の持つ投票権を代理人に託すことで、実際にブロック生成をするのは少数の誰かという仕組みを実現していて、承認スピードが早くなるだけではなく、消費電力を抑えられるというメリットもあります。

一方で、その仕組みから複数の候補が結託したときに不正が起こる可能性は否定できません。こうしたリスクを差し引いても優秀であることは間違いなく、コンセンサスアルゴリズムとして採用している暗号資産は増加傾向です。

DCTの将来性

DCTの将来性は、現時点では一定の期待ができると考えています。コンテンツプラットフォームに需要があることは間違いありませんし、その中でも差別化が図られている印象を受けます。

ただ、コンテンツプラットフォームと暗号資産は、その相性の良好さから先行プロジェクトが多数存在しているのも事実です。こうした先行プロジェクトにどうに勝利するかが、今後の普及の鍵となりそうです。

DCTが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

DCTが購入できる海外の取引所一覧

0 0

この記事の共有はここから