DBIXの特徴や開発状況、今後の将来性まとめ

DBIXの特徴・開発状況・将来性まとめ

DBIX(ドバイコイン)の概要

通貨名称 DBIX(Dubaicoin)
最大発行数 不明
公開日 2017年3月
公式サイト http://www.arabianchain.org/
ホワイトペーパー

DBIXの特徴や目指しているもの

DBIX(ドバイコイン)は、ブロックチェーンによってあらゆる様々な分野に革新をもたらすドバイ発のプロジェクト「Arabianchain」で使用されるトークンです。

ArabianchainはイーサリアムのようなDApps開発プラットフォームでもあり、そこで提供されるアプリケーションは民主的な手法で改善されます。Arabianchainは多国籍かつ多才な専門家集団によって開発されており、地元政府とも良好な関係を築いています。

ドバイってどんなところ?

Arabianchainの開発チームが籍を置くドバイは、アラブ首長国連邦を構成する首長国(イスラム君主が君臨する国家)であり、同連邦第2の大都市です。金融、流通、観光が主な産業で、中東の金融センターとして有名です。高層建築が乱立するその様は香港やニューヨークなどと比べても遜色がなく、日欧米の企業も積極的に進出しています。

一方で中東としては珍しく、GDPに占める石油の割合は非常に少ない(2%程度)です。イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦の構成国ではありますが、イスラム色は薄く、欧米基準で見れば「先進的」といえます。街中にはイスラム教では禁忌とされている豚肉の料理を出すレストランがあり、女性が欧米と変わらない服装で歩くことも認められています。

DAppsは普通のアプリとどう違う?

DAppsは直訳すれば分散型アプリです。分散型アプリとは、中央管理者が存在せず、トークンによって報酬が支払われる、分散されたオープンソースのアプリです。Google PlayやApp Storeなどで配布される、「管理されているアプリ」とは似ているようで全く異なる存在です。

DAppsの最大のメリットは、管理者が存在しないことです。管理者が存在しないということは、管理する側の都合で勝手にアプリが削除されたり、配信停止となったりしない、ということです。現状、アプリストアの運営には不透明な部分が多く、よくわからない削除基準がアプリ開発者を悩ませていますが、DAppsが実現すればそのような問題はなくなります。

また、管理者が存在しないため、管理者に対して報酬を支払う必要もありません。マージンが抜かれない分、アプリ開発者はより多くの収益を得られます。また、浮いたマージン分を価格に転嫁し、より安い価格でアプリを販売することも可能です。

ArabianChainの概要と仕組み

ArabianChainは、DAppsの開発プラットフォーム、もしくはそれを構築するためのプロジェクトの名称です。このプラットフォーム上で使用されるのがDBIXです。DBIXはArabianChainを迅速かつ適切に動作させるための燃料のようなものであり、イーサリアムのEtherと似た役割を持ちます。

もともとはDBICという、通貨機能しか持たないシンプルな仮想通貨(ビットコインやライトコインのようなもの)が開発されていたのですが、2017年から目標が変更され、その役割がイーサリアムに近づいた、という経緯があります。

ArabianChainと他のDApps開発プラットフォームの違いは?

DApps開発プラットフォームとして最も有名なものが、イーサリアムです。イーサリアムは2013年に開発が開始され、2014年にトークンICOが始まったDApps開発プラットフォームです。

内部で使用されるトークンはイーサと呼ばれ、その時価総額は長年仮想通貨全体で2位を維持しています(1位はもちろんビットコインです)。イーサリアムの開発は「EHT DEV」などの開発者集団によって行われています。

その将来性は大企業からも高く評価されており、2017年にはイーサリアムをビジネスに活用することを目的とした「イーサリアム企業連合」が発足しました。日本からはトヨタ自動車は三菱UFJフィナンシャルグループ、世界からはJPモルガンやマイクロソフトが参加しており、大企業のDAppsに対する期待の高さが伺えます。

他にもLISKやNEOなど、多くのDApps開発プラットフォームが存在しています。

イーサリアムもLISKもNEOも、そしてArabianChainも、DAppsを開発するプラットフォームという点では代わりありませんが、一方で違う点もあります。

ArabianChainの最大のメリットは、開発元が帰属するドバイ政府が、技術革新に対して非常に友好的なことです。2017年10月には、公式サイトを通じて国が管理するデジタル通貨「emCash」の発行を宣言しています。

アラブ首長国連邦の住人は、これを使って公共料金の支払や日常的なショッピングができるようになります。パートナー企業にはイギリスのオブジェクトテック社を選んでいます。

ドバイ政府は中東ではおそらく最も技術革新に対して積極的で、ブロックチェーン技術を用いたデジタル通貨を軸にした金融システムの構築を進めています。そのため、規制などのリスクが小さく、ArabianChain側も政府の高品質なサービス提供のためのシステムを担うという目標を掲げています。

ArabianChainの開発チーム

ドバイで開発が進められているプロジェクトということもあり、主要なポジションは中東出身者が中心を占めていますが、欧米出身者も少なからず在籍しています(開発メンバーの顔写真と簡単な経歴はARABIANCHAINから確認できます)。多国籍かつ多様なメンバー、というのは嘘偽りではないようです。

ロードマップは2019年の分まで公開されており、今の所開発は順調に進んでいるようです。

筆者が考えるDBIXの今後の将来性

現時点では一定の将来性はあると言えそうです。現時点では機能的にはイーサリアムなどと似通っているという印象ですが、ドバイ政府自体が新しい金融システムの構築に積極的なのは非常に好印象です。emCashとDBIX自体が競合する可能性ももちろん考えられますが、個人的には両者が互いに高めあって行くことを期待しています。

DBIXが日本に上場する可能性

現状では時価総額も低く、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。現時点ですでに複数の海外の取引所に上場されていますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。

DBIXが購入できる海外の取引所一覧

  • Cryptopia
  • HitBTC
  • Livecoin
2 0

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