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DBIX(DubaiCoin/ドバイコイン)の概要
通貨名称 | DBIX(DubaiCoin/ドバイコイン) |
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最大発行数 | – |
公開日 | 2017年3月 |
公式サイト | http://www.arabianchain.org/ |
ホワイトペーパー | – |
DBIXの特徴や目指しているもの
DBIXは、ブロックチェーンによってあらゆる様々な分野に革新をもたらすことを目指すドバイ発のプロジェクト「Arabianchain」で使用されるトークンです。
Arabianchainは分散型アプリケーション(DApps)開発プラットフォームでもあり、提供されるアプリケーションは民主的な手法で改善されます。
ArabianChainとDBIXの仕組み
ArabianChainは、DAppsの開発プラットフォームもしくはそれを構築するプロジェクトであり、このプラットフォーム上で流通しているトークンがDBIXです。DBIXはArabianChainを迅速かつ適切に動作させるための燃料のようなものであり、イーサリアムのEtherと似た役割を持ちます。
もともとはDBICという通貨機能しか持たないシンプルな暗号資産として開発されていましたが、2017年に目標が変更されて、その役割がイーサリアムに近づいた、という経緯があります。
国が積極的に関与しているのがメリット
ArabianChainの最大のメリットは、開発元に影響力の大きいドバイ政府が技術革新に対して非常に好意的なことです。2017年10月には、公式サイトを通じて国が管理するデジタル通貨「emCash」の発行を宣言しています。アラブ首長国連邦の住人は、emCashで公共料金の支払いや日常的なショッピングができます。パートナー企業にはイギリスのオブジェクトテック社を選んでいます。
中東産由緒国の中ではドバイ政府は技術革新に対してもっとも積極的であり、デジタル通貨を軸にした金融システムの構築を進めています。ArabianChain側も政府の高品質なサービス提供のためのシステムを担うという目標を掲げています。
DBIXの将来性
DBIXの将来性は、現時点では一定程度は期待できそうです。現時点では機能的にはイーサリアムなどと似通っているという印象ですが、ドバイ政府自体が新しい金融システムの構築に積極的なのは非常に好印象です。emCashとDBIX自体が競合する可能性ももちろん考えられますが、個人的には両者が互いに高めあって行くことを期待しています。
DBIXが日本に上場する可能性
現状では時価総額も低く、日本の暗号資産取引所に上場する見通しは立っていません。現時点ですでに複数の海外の取引所に上場していますので、気になる方はそちらを利用するといいでしょう。