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CRW(Crown/クラウン)の概要
通貨名称 | CRW(Crown/クラウン) |
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最大発行数 | 4200万枚 |
公開日 | 2014年10月 |
公式サイト | https://crown.tech |
ホワイトペーパー | – |
CRWの特徴や目指しているもの
CRWは、分散型アプリケーションプラットフォーム「Crown」で使われるトークンです。Crownでは暗号資産や暗号技術の学習や、アプリケーションを提供・利用ができます。CrownコミュニティはCrownを適切に管理するとともに、支援すべき開発に対して資金を供給します。
CrownとCRWの仕組み
Crownはブロックチェーンの技術をベースにした、分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームです。従来のアプリケーションと比べて取引の透明性を確保しやすく、柔軟なアップデートが期待できます。
アプリケーション開発者は、Crown上で各種アプリケーションを提供して、ユーザーはこれらのアプリケーションを利用することで、暗号資産や暗号技術、経済について学べます。
マスターノードの採用
Crownは一定以上のコイン保有で報酬を受け取れる「マスターノード」という仕組みを採用しています。Crownコミュニティの会員は、報酬を得るためにいつでもマスターノードを立てられます。
また、マスターノードとは別に、通常のノードも存在しています。通常のノードは現時点で約4200台が存在しています。
ICOの未実施
Crownは2014年にリリースされた比較的の歴史のある暗号資産ですが、ローンチでは開発資金を得る「ICO」を実施しませんでした。2017年から2018年初頭にかけて最盛期を迎えたICOですが、一方で詐欺的な案件の増加などが問題視されるケースも少なくありませんでした。その危険性を2014年時点で見通して避けていたというのは、特筆に値するでしょう。
ビットコインとのマイニング統合
ビットコインのマイナーは「ついで」にCrownをマイニングできます。ビットコインマイナーは多くの利益を上げることができ、Crownは自身の知名度をあげられるという、双方にとってメリットの有る仕組みになっています。
CRWの将来性
CRWの将来性は、現時点ではあまり期待していません。DAppsプラットフォームはイーサリアムやNEO、EOSなど有力なものが多く、Crownにそれを上回る点があるようには見えません。わざわざCRWを選ぶメリットがない……というのが現状です。
CRWが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。
CRWが購入できる海外の取引所一覧
- Bittrex
- Upbit
- LiteBit