CPXの特徴や将来性、CPXが購入できるおすすめの取引所

CPX

CPX(Apex Network/アペックスネットワーク)の概要

通貨名称 CPX(Apex Network/アペックスネットワーク)
最大発行数 約6億7700万枚
公開日 2018年4月
公式サイト https://www.apexnetwork.io/
ホワイトペーパー

CPXの特徴や目指しているもの

CPXは、分散型アプリケーション(DApps)を開発・展開する企業向けプラットフォーム「Apex Network」で使われるトークンです。企業は「消費者のニーズ」といったアプリ開発に欠かせない情報をApex Networkから安全に取得できます。また、消費者はそうした情報を提供することによって、報酬を得られます。

Apex NetworkとCPXの仕組み

Apex Networkは、B2Cアプリケーションを開発するための分散型アプリケーションプラットフォームです。B2CとはBusiness to Customer,つまり企業から消費者に向けたサービスです。つまりApex Networkは「消費者向けのアプリを開発するための、企業向けのプラットフォーム」といえます。イーサリアムやNEO、EOSが広くさまざまな用途のアプリ開発を想定しているのに対して、Apexは最初から対象を絞ることで差別化を図っているのです。

既存の分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームとApex Networkの違い

分散型アプリケーション(DApps)を開発・展開するプラットフォームは、現時点でも多数存在しています。中でも有名なのが、暗号資産時価総額ランキングで長年2位を維持しているイーサリアムです。その他にもNEO,EOSなど、時価総額や知名度に優れるプラットフォームは数多く存在しています。

こうしたプラットフォームと比べて、Apex Networkは時価総額や知名度では大きく劣るものの、一方で差別化もきちんと図られています。Apex Networkは「B2C」にターゲットを絞っているのです。

個人と企業でデータを直接やり取りする

Apex Network上では、企業間はもちろん、企業と個人で直接データのやり取りができます。ユーザーはネットワーク上で自身の購入履歴やアクセスデータなどを管理します。このデータは第三者に公開されませんが、自分の意志で企業に対して提供することもできます。企業は受け取ったデータを活用して、新商品を開発したり、サービスを見直したりできます。

こうした消費者の情報はこれまで大企業が独占していましたが、Apex Networkではそのような上方の不均衡は解消されます。

スマートコントラクトで効率的な取引を実現

Apex Networkには、スマートコントラクトという機能が搭載されています。これは簡単に言えば、契約を自動で実行するための仕組みです。予め契約の内容と、それが実行される条件を定義しておくと、その条件が満たされたときに、その内容が自動で実行される仕組みです。

Apexには「データレイヤー」と「ロジックレイヤー」、「ミドルウェアレイヤー」という3つのレイヤー(層)によってスマートコントラクトをスムーズに実行する仕組みがあるため、すべての契約と取引が快適にできます。

コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用

ApexはコンセンサスアルゴリズムにDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用しています。コンセンサスアルゴリズムとは簡単に言えば、誰が取引の承認を行い、その見返りとして報酬を受け取るかについてまとめたものです。DPoSはトークンの保有量に応じた投票権が与えられ、多くの投票を集めたものが承認を行う仕組みです。多くの得票を集めたものに権限が与えられるという点では、選挙に似ています。

この仕組みは、先行するProof of Stake(PoS)を進化させたものです。PoSはトークンの保有量に応じて、承認の権利が割り当てられる仕組みです。「トークン保有量に応じて……」という点では一致していますが、PoSはトークン保有者がそのまま承認を行うのに対して、DPoSでは両者が分離されているという違いがあります。DPoSのほうが、より分散度合いは高いと言えます。

CPXの将来性

CPXの将来性は、現時点ではそれなりに期待しています。分散型アプリケーションのプラットフォーム自体はありふれていますが、予めB2Cに分野を絞っているのは珍しいからです。イーサリアムを始めとする先行サービスとの競合がある程度避けられるだけではなく、何かと便利です。もちろん万全とはいえませんが、少なくとも注目には値するかと思います。

CPXが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

CPXが購入できる海外の取引所一覧

  • Switcheo
  • Hotbit
  • Lbank
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