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CDT(CoinDash/コインダッシュ)の概要
通貨名称 | CDT(CoinDash/コインダッシュ) |
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最大発行数 | 10億枚 |
公開日 | 2017年3月 |
公式サイト | https://www.coindash.io/ |
ホワイトペーパー | — |
CDTの特徴や目指しているもの
CDTは、暗号通貨への投資を支援する投資家のためのプロジェクトです。Bloxというアプリをリリースしていることから、Bloxという名称で語られる事も多い暗号通貨で、2017年にイスラエルで誕生したERC20トークンです。
イーサリアムのウォレットを持っていれば、ERC20のトークンはすべて、同一のウォレットに入金することができるといったメリットがあります。
CDTの3つの特徴
イーサリアムベースのERC20トークンであるCDTには、ポートフォリオの自動管理とソーシャル・トレーディング、ICOダッシュボードの3つの特徴があります。それぞれのメリットは、どのようなものがあるのかを見てみましょう。
ポートフォリオの自動管理
CDTの特徴の一つに、ポートフォリオ管理があります。ポートフォリオ管理そのものは他のアプリでもできますが、CDTの特徴として保有する暗号資産を自動登録してくれる点があげられます。ウォレットアドレスの登録や、APIとの連動が必要になってきますが、その手間は最初だけ。一度登録すれば、登録したウォレットで購入したトークンは自動でポートフォリオに記録されます。
ソーシャル・トレーディング
ソーシャル・トレーディングとは、手数料を払うことで他の投資家のポートフォリオを閲覧できる機能です。さらに、参考にしたい投資家のポートフォリオをそのままコピーすることもできます。これは暗号通貨の知識に自信がない人、何に投資すればいいのか分からない人には、大変ありがたい機能です。ポートフォリオを提供する投資家からみても、自分の実績をマネタイズできるので、双方にとってメリットがあるサービスです。
ICOダッシュボード
ICOダッシュボードは気になるICOの情報をグラフィカルに、見やすい状態で確認することのできるダッシュボードです。有望なICOに参加したいと思っても、数が多いと情報を追うのが大変です。CDTでは、ICOの情報を視覚的に見やすいように表示することで、投資家はICOのタイミングを見逃さずに追うことができる、というわけです。
CDTの将来性
CDTの将来性は、それなりに期待できそうです。ICO開始直後の2017年7月17日にハッキング被害に遭いました。しかし、CDTは被害にあった投資家に速やかに補償をして、8月にはベータ版のリリースなども発表。アップデートの情報を速やかに周知するなど最善を尽くしたことで、最悪の事態からは立て直したといえそうです。
注目したいのは、スマート・トレーディングです。情報を追うのが面倒で投資自体を敬遠していたユーザーも取り込める可能性が高く、市場の拡大にも一役買いそうです。また、世界最大級のSNSトレード会社であるETOROがパートナー企業に入っているのはアドバンテージだと思います。ETOROの成長がそのままCDTの価格アップに繋がる可能性は大いにあるでしょう。
ロードマップによると、2019年には本格的にサービスを開始するようですので、まだしばらくは様子見でいいかと思います。
CDTが日本に上場する可能性
CDTが日本の取引所に上場するという情報はまだありません。暗号資産の順位も300位あたりですので、しばらくは日本の取引所に上場する可能性はないと思います。バイナンスなどの海外の取引所で購入しましょう。