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CAG(Change/チェンジ)の概要
通貨名称 | CAG(Change/チェンジ) |
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最大発行数 | 約7920万枚 |
公開日 | 2018年7月 |
公式サイト | https://www.getchange.com/ |
ホワイトペーパー | – |
CAGの特徴や目指しているもの
CAGは、複数の金融サービスを単一のプラットフォームに集約するプロジェクト「Change」で使われる暗号資産です。エストニアのe-Residencyとも連携して、デビットカードとマーケットプレイスをプロジェクトの日本柱としています。
ChangeとCAGの仕組み
Changeでは全ての金融商品を一括して提供することを目指す高機能な金融プラットフォームです。中心となる機能はデビットカードとマーケットプレイスです。
即時引き落としをするデビットカード
デビットカードは、VISAやMasterCardなどのクレジットカードブランドが発行する即時決済ができるカードであり、即時引き落としのため信用情報(クレジットヒストリー)が乏しくても発行・利用できるというメリットがあります。
従来のデビットカードは銀行口座からの引き落としが主流であり、口座開設をする必要がありましたが、Changeのデビットカードはウォレットで保管している各種暗号資産も支払いに使えるため、銀行口座がなくても使えます。また、ウォレット内の資産を法定通貨として各地のATMで引き出すことも可能です。
マーケットプレイスの機能
現状の金融システムでは、例えば株式や債券なら証券会社、ゴールドなら貴金属販売会社、保険なら保険会社、不動産なら不動産会社のように、購入商品ごとに異なる金融機関に個別に口座開設をに行かなければなりません。
しかし、Changeのマーケットプレイスならば、そのような面倒な使い分けは不要になります。株式も債券もゴールドも、全て1つのプラットフォーム上から注文できるようになるのです。これにより投資家が費やしていた時間は大幅に削減され、また銀行や証券会社で口座が作れない人でも投資ができるようになります。
CAGの用途
CAGは主に資金調達、パートナーとの提携のために使用される予定ですが、総発行量の20%は投資家およびトークン保有者に対する配当として利用されます。その割合は投資家1に対してトークン保有者5となっています。トークンを保有しているだけで増えるのも、大きな楽しみと言えます。
CAGの将来性
CAGの将来性は、現時点ではそれなりに期待しています。数が多いアンバンクドを主要対象にしつつ、それ以外の人にも有益であるサービスを提供しようとしていることは評価できます。
CAGが日本に上場する可能性
現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。