BURSTの特徴や将来性、BURSTが購入できるおすすめの取引所

BURST

BURSTの概要

通貨名称 BURST
最大発行数 21億6000万枚
公開日 2019年1月
公式サイト https://www.burst-coin.org/
ホワイトペーパー https://eprint.iacr.org/2015/528.pdf

BURSTの特徴や目指しているもの

BURSTは、ビットコイン(BTC)をはじめとする多くの暗号資産の問題点である、「マイニングによる大規模な電力消費」および「マイニングの寡占化」を解決するために作られた暗号資産です。それと同時に、世界ではじめて契約を自動化する仕組み(スマートコントラクト)を導入した暗号資産でもあります。

BURSTの仕組み

ビットコインの送金速度は通常60分以上かかることが多いのに対して、BURSTの送金時間は4分です。BURSTよりも早い暗号資産もたくさんありますが、そうした通貨の中にはセキュリティー面で問題を抱えているものが少なくありません。速さと安全性はトレードオフの関係にあるため、決済通貨として実用的な送金時間を実現しているBURSTは、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

イーサリアム(ETH)に先んじた?スマートコントラクト実装

また、BURSTは世界ではじめてスマートコントラクトを実装した(とする)暗号資産でもあります。スマートコントラクトと聞いてイーサリアム(ETH)を思い浮かべる方は多いかと思いますが、実はこの機能をはじめて実装化したのは、BURSTであると言われています。

スマートコントラクトとは簡単に言えば、契約を第三者の介入なしに安全に実行できる仕組みのことです。あらかじめ契約の内容と、それが実行されるための条件を定義しておくと、その条件が満たされた時に自動で実行されるという仕組みになっています。

この仕組みはいわば、自動販売機です。自動販売機も最初に「お金と商品を交換する」という契約の内容と、「お金を入れてボタンを押したら実行する」という条件が定義されており、その条件が満たされたら(お客がお金を入れてボタンを押したら)自動で商品が出てきます。スマートコントラクトは、この仕組みをデジタル化したものです。

BURSTの将来性

現時点では、あまり将来性はないと考えています。PoCという仕組み事態は優れていると思いますが、最近はASICでマイニングできないようにする(ASIC耐性)ことで、分散度合いを高めようとするPoW通貨も増えてきています。

スマートコントラクトを世界ではじめて搭載したというのは、それ自体は素晴らしいことなのですが、現在はイーサリアムをはじめとする同様の通貨の遅れを取っているのが現状です。仮にスマートコントラクトに興味がある開発者であっても、BURSTを選ぶことはまずないでしょう。

BURSTが日本に上場する可能性

現時点では、日本の暗号資産取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

BURSTが購入できる海外の取引所一覧

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