BURSTの今後の将来性とBURSTが購入できるおすすめの取引所

BURST

BURSTの概要

通貨名称 BURST
最大発行数 21億6000万枚
公開日 2019年1月
公式サイト https://www.burst-coin.org/
ホワイトペーパー https://eprint.iacr.org/2015/528.pdf

BURSTの特徴や目指しているもの

BURSTは、ビットコイン(BTC)をはじめとする多くの仮想通貨の問題点である、「マイニングによる大規模な電力消費」および「マイニングの寡占化」を解決するために作られた仮想通貨です。それと同時に、世界ではじめて契約を自動化する仕組み(スマートコントラクト)を導入した仮想通貨でもあります。

ビットコインのマイニングの仕組みと問題点

ビットコインに代表される仮想通貨には「マイニング」という仕組みがあります。直訳すれば「採掘」ですが、仮想通貨の世界においては、ブロックチェーンに接続されるブロックを新規に作成し、その見返りとして報酬を得る仕組みのことを言います。マイニングを行う人はマイナーと呼ばれ、世界中に点在しています。

マイニングのルールをコンセンサスアルゴリズムといいます。その中でも最もメジャーなのがProof of Work(PoW)です。PoWとは簡単に言えば、世界中のマイナーで同時に計算競争を行い、その中でも最も早く問題を解いたものにマイニングを行い、報酬を受け取る権利が与えられます。

PoWのメリット・デメリット

PoWのメリットは、ブロックチェーンの改ざんが難しいことです。もしPoWがなかった場合、誰もが自由にブロックを接続できてしまいます。それでは改ざんされたトランザクションが格納されたブロックが接続されることは想像に難くありません。

一方、PoWの世界でブロックチェーンの改ざんをするためには全計算能力の51%を保有する必要があります(こうして行う攻撃を51%攻撃といいます)。これは非常に難しい上、それほどの計算資源を持っているのならば改ざん等せず、正当なマイニングに協力して新規報酬を得たほうが効率的に利益を得られます。「改ざんをすると損」な仕組みになっているわけです。この抑止力がPoWの大きなメリットです。

一方でPoWにも欠点はあります。一番のデメリットは、電力を大量に消費することです。PoWではただ1人のマイナーを選ぶためだけに計算競争を行います。しかも、この計算自体にはなんの意味もありません(詳しい説明は避けますが、PoWでは「ナンス」という数値を計算しています。ナンスが直接人の役に立つことはありません)。

2018年の時点で、マイニングに費やされる電力は世界159カ国の消費電力を上回り、イギリスを追い抜くのも時間の問題と考えられています。仮想通貨の健全性確保のためだけに直接役に立つわけではない大量の電力を消費するというのは、決して褒められたことではありません。もちろん、仮想通貨が世界中で使われるインフラであるのならば、それだけの電力を掛ける価値はあるかと思いますが、現状仮想通貨はそこまでのものではありません。

また、PoWは計算競争であり、規制なども特にないため、寡占を生み出しがちです。ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は、特定用途向け集積回路(ASIC)でマイニングをしています。

ASICは仮想通貨のマイニングに特化したマシンであり、その計算能力はGPUやCPUの比ではありません。一方で価格は高額であり、1台ならまだしも多数用意するとなると数百万~数千万、場合によってはそれ以上の金額が必要になります。もちろん、それとは別に電気代や、マイニングセンターの家賃、それを維持するための人件費もかかります。

このような環境下では、必然的にお金のない個人や弱小マイニンググループは市場から撤退するか、もしくは大きなマイニンググループに所属することになります。この流れはマイニングの寡占化を生み出します。寡占化は多くの仮想通貨の理念である分散化に反していますし、前述の51%攻撃の可能性が生まれます(実際に行われるかどうかはまた別の話です)。

PoWのデメリット解消を目的とするPoS

こうした問題を解決するために作られたのがProof of Stake(PoS)です。PoSでは計算競争ではなく通貨の保有量によってマイニングの権利を割り振ることで、電力消費を抑えるだけではなく、弱小マイナーも生き残れるというメリットがあります。、一方でコインを保有するほうがオトクなため、流動性が下がりやすいというデメリットもあります。

PoCの仕組み

BURSTはPosをさらに発展させたProof of Capacity(PoC)という新たなコンセンサスアルゴリズムを採用しています。これにより消費電力はビットコインの500分の1以下になり、さらに流動性も確保できると考えられています。

PoCとは簡単に言えば、各マイナーがハードディスクドライブの空き容量を提供し、その見返りとして報酬を受け取る仕組みのことです。PoWではASIC(あるいはCPUやGPU)が必要になりますが、PoCでは誰もが当たり前に持っているであろうハードディスクドライブをそのかわりに使用できます。多くの人がハードディスクを提供するため、自然と分散度合いが上がっていきます。

ハードディスクドライブの空き容量が多いほど、多くの報酬を得られます。電力消費量も少なく、地球にもマイナーのお財布にも優しい仕組みであると言えます。

BURSTの通貨としての機能

ビットコインの送金速度は通常60分以上かかることが多いのに対して、BURSTの送金時間は4分です。BURSTよりも早い仮想通貨もたくさんありますが、そうした通貨の中にはセキュリティー面で問題を抱えているものが少なくありません。速さと安全性はトレードオフの関係にあるため、決済通貨として実用的な送金時間を実現しているBURSTは、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

イーサリアム(ETH)に先んじた?スマートコントラクト実装

また、BURSTは世界ではじめてスマートコントラクトを実装した(とする)仮想通貨でもあります。スマートコントラクトと聞いてイーサリアム(ETH)を思い浮かべる方は多いかと思いますが、実はこの機能をはじめて実装化したのは、BURSTであると言われています。

スマートコントラクトとは簡単に言えば、契約を第三者の介入なしに安全に実行できる仕組みのことです。あらかじめ契約の内容と、それが実行されるための条件を定義しておくと、その条件が満たされた時に自動で実行されるという仕組みになっています。

この仕組みはいわば自動販売機です。自動販売機も最初に「お金と商品を交換する」という契約の内容と、「お金を入れてボタンを押したら実行する」という条件が定義されており、その条件が満たされたら(お客がお金を入れてボタンを押したら)自動で商品が出てきます。スマートコントラクトは、この仕組みをデジタル化したものです。

正体不明の開発者という懸念

BURSTはもともとBurstcoin氏(と呼ばれている人)が開発していましたが、現在氏は失踪し、開発プロジェクトを抜けています。

開発は他のメンバーによって引き継がれたものの、開発内部で内紛が起き、チーム事態の運営は決して万全とは言えません。

筆者が考えるBURSTの今後の将来性

現時点では、あまり将来性はないと考えています。

PoCという仕組み事態は優れていると思いますが、最近はASICでマイニングできないようにする(ASIC耐性)ことで、分散度合いを高めようとするPoW通貨も増えてきています。

スマートコントラクトを世界ではじめて搭載したというのは、それ自体は素晴らしいことなのですが、現在はイーサリアムをはじめとする同様の通貨の遅れを取っているのが現状です。仮にスマートコントラクトに興味がある開発者であっても、BURSTを選ぶことはまずないでしょう。

BURSTが日本に上場する可能性

現時点では、日本の仮想通貨取引所に上場される見通しは立っていません。すでに複数の海外取引所に上場されていますので、気になる方はそちらで購入するといいでしょう。

BURSTが購入できる海外の取引所一覧

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